夏目友人帳 陸 テレ東(6/06)#09

第九話　ながれゆくは

希望者を募って2泊3日で勉強合宿。
各自が校舎や周辺を掃除する。
夏目たちは川向うの小さな祠の担当。
四ツ面塚と呼ばれる祠で中には3つの面が祀られていた。
夏目には4つ見える。
山神様が山奥に引き込んだのでお付きの方が山と山神様を
　守っているらしいと言われている。

雨で川が増水するが翌日は晴れて川も元どうり。
ニャンコ先生がカバンに忍び込んで付いてきた。
川の中を探す女性が小舟に乗って川上から流されてきた。
妖かしなので見るなと注意するニャンコ先生。
西村や北本が探しに来たので、特別にうり坊に変身。

戻って自習を続けると野宮先生の顔に面が張り付いていた。
特に体調に異変はなく、田沼にも見えていない。
ニャンコ先生が暇で見てくれるらしい。
野宮先生を探すと川の音が聞こえる。
校舎内に浸水してくるのも妖かしの仕業。
田沼が駆けつけるが見えていない。

面は生徒、西村に取り付く。
友達に手出しするなと怒ると済まなかったと去っていく。
四ツ面塚を訪れると近所の神主が手入れしていた。
尋ねると詳しい謂れを話してくれる。
女の山神様は人間に恋をしたが亡くなってしまった。
それで山奥に引き篭もってしまった。
お付きの方たちは麓に残って守っていたが寿命が尽きて
　寂しがるといけないと面を残していった。

その夜、夏目に夢で話しかける。
山神様の大事なものが流されてしまった。
早朝にニャンコ先生と手分けして探す。
光る簪を発見、探しに来た山神様に従者に頼まれたと手渡す。
まだ居ってくれたのか、山に帰っていく。
祠を見るとお付きの方が頭を下げる。

多軌はうり坊バージョンのニャンコ先生と聞いて追いかけてスリスリ。
四ツ面塚は3つの面しか飾られていなかった。
お元気で。

---次回　「閉ざされた部屋」---

どこでも妖かしに遭遇する夏目。
今回も不気味な小舟に乗った妖かしに遭遇。
それどころか先生や生徒にも面が張り付く。
かなり恐ろしい状況。
でも面は操るまでの力を持っていなかった。
夢に現れてお願いをする程度。
そして事態を察した夏目が山神様が人の恋人から
　貰った簪を発見して返したのでした。

今回はうり坊バージョンのにゃんこ先生が可愛かった。
普段の白い姿よりも良いですね。
咄嗟にうり坊に化けても、普通はそんなに見ないので
　逆に驚かれそう。
それ以上にカバンに忍び込んだニャンコ先生に気づかないのは
　どうかなと思う。
ニャンコ先生だと１Kgは越えていると思われるし大きいので
絶対に分かるよね。
ここは分かっていたと言って欲しかった。

四ツ面塚の伝承、正確だったのは妖かしと話せる人が
　昔に存在したということでしょうか。
昔は妖かしと仲良かったので話せる人も多かったとか？