夏目友人帳 陸 テレ東(6/13)#10

第10話　閉ざされた部屋

森で妖かしを祓う名取、小物が恐れていたので
　友人帳を知っているかと訪ねると逃げられる。
塔子さんお手製のジャムを名取に届ける夏目。
男の一人暮らしは部屋には何もなく殺風景だったと聞いたから。

迎えに来た名取は煌めいていた。
見つけた女子は立ち止まって話し始める。
それ程に有名人な名取が町を歩いてはいけない。
マンションに戻ると同業人の会宮が訪れていた。
箱崎の遺産が手に入るかもと話す。
祓い屋で妖かしの研究も行った有名人が最近亡くなった。
彼が残した膨大な資料が手に入るかもしれない。
夏目のことも名取から聞いていたので誘う。
レイコや友人帳のことも分かるかもしれないと考えて同行を求める夏目。

箱崎の孫、紅子は妖かしが見えない。
書斎に資料は残されていると聞いたが見つからない。
祓い屋を集めて見つけた人に全て差し上げます。
資料を残したままで他人に売るのは気持ち悪い。
早速、書斎探しを始める祓い屋立ち。

3人は別々の場所を探す、夏目には柊を同行させる名取。
的場も来ているだろうからと面を被せてくれる。
広い屋敷で探す場所も沢山ある。
ここは心地いいと話すニャンコ先生、柊も同じ感覚だった。
妖かしが夏目を知っていると話しかけるので祖母のレイコだと伝える。
柊は名取に隠していることは話せないのかと訪ねる。
逆に名取さんが心配するからと伝える。
物音が聞こえて駆けつけると家具を手荒く扱った者がいたようだった。

紅子は構わないと気にしない。
見えない彼女には祖父が良い人だとは分かっていたが
　妖かしの話ばかりするので気持ち悪くなって遠ざかってしまった。
売り払って後から恨まれたり祟られるのが怖い。
見えない紅子には、思い出の品も屋敷も関係なかった。
そう聞かされて少し悲しくなる夏目。
祓い屋だった箱崎さんなら式を操っていたはず。
柊も知らないが、見つけて書斎を教えてもらおう。

的場一門の七瀬も訪れていた。
的場一門なら全てを買い取ってゆっくり探す。
まさか、そのために邪魔をしに来たのではありませんよね？
暫く見かけないが、夏目の坊やは元気かい？
夏目に的場が居ることを知らせないと拙い。

ある部屋でレイコと友人帳を知る妖かしに捕まってしまう。
名取が駆けつけて払おうとするが、ニャンコ先生が追い払ってくれる。
全てを聞かれてしまった。
大丈夫だから、何も聞かなかったことにするから。
この件が終わったら聞いて欲しいことがあります。

---次回　「大切なモノ」---

今回は夏目がピンチに陥ることもなく面白いエピソード。
祓い屋は、それ程妖かしには詳しいわけではない。
ただ能力で妖かしを封じたり追い払う事ができるだけ。
なので系統立てて説明された研究資料は貴重で手に入れたい。
そんな祓い屋が集まった屋敷でのエピソード。
名取は夏目を知り仲良い柊を付けてくれました。
夏目と柊のペアは安心感がある。
名取以上に夏目を気遣う柊ですからね。

一般的に見えない人は妖かしを恐れてしまう。
それは紅子のように仕方のないこと。
誰か頼れる人が側に居ないと当たり前の反応。
でも見える夏目には悲しい対応でもある。

次回は書斎が見つかるのでしょうが、資料をどうするのかでしょうね。
的場ならこんなことになる前に購入するのが筋ですよね。
きっと交渉がまとまらなかったのか、知ったのが遅かったのでしょう。
楓の木はヒントだったのだろうか？
それにしても、こんな場所でもレイコを知る妖かしが居るとは、
　流石ですね。
そして遠征範囲が広すぎる。