アリスと蔵六 TokyoMX(6/11)#10

第10話　小さい女王

美浦歩をワンダーランドに引きずり込んだ紗名。
歩は紗名に会いたかったので相談したい。
先日は悪かった謝るよ。
簡単に謝るな、紗名は怒っているが何をどうしたいかが分からない。
自分の怒りを解消する術を知らなかったのだった。
だからもしゃもしゃする。

自宅のトイレをワンダーランドに繋いだので
　トイレがないと蔵六が怒る。
元の世界に戻るとクレープ屋の前だった。
紗名は眠って意識をうさぎに移して歩と会話する。
羽鳥を助けたい、良い子なのに学校に来なくなった。
助けたいと言われてしまう。

押し入れにゲートを作って羽鳥の家にワンダーランドの入口を作る。
ワンダーランドに恐る恐る入って楽しむ羽鳥。
紗名が登場して悪いヤツだと言われても平気な羽鳥。
私は悪い魔女だからと平然としているので対処に困る紗名。
歩には助けてと言われるし判断に困る。
羽鳥は自分の家を知っているのは歩が教えたと考える。
能力で真実を告げさせようとすると、お互いのアリスの夢が干渉する。
ワンダーランドの制御が不能になって膨張を始める。
日本国内でアリスの夢を使用できる能力が多数発生する。
京都には観覧車がいきなり出現した異常事態が発生する。

羽鳥が行方不明と母親が歩の母親に連絡した。
父親も戻って捜索に参加する。
歩は深夜なので外出禁止。
蔵六も近所で紗名を探す、一条から電話。
ワンダーランドに異変が生じて紗名が居ない。
恐らく紗名ともう一人が取り残されている可能性が高い。
蔵六も一条と一緒に行動すると伝える。
子供を迎えに行くのが大人の役割だ。

紗名は能力も使えず困っていた。
羽鳥が助けてくれる、謝るから家に帰して。
多分、帰れないかもしれない・・・。

---次回　「女王と魔女」---

ワンダーランドは以前に研究所の地下に紗名が作った場所で
　今も内閣情報室が管理しているのでしょう。
ただ外部から科学的に各数値を観測しているだけで
　具体的に何かを行っているのではない様子。
重力場等の物理的な数値で判断する組織のようで、ワンダーランドが
　膨張していると良く分かったものですね。

紗名はワンダーランドへの空間通路を繋ぐことが出来るようで
　それが自宅のトイレ、押入れ、羽鳥の居間だったようですね。
歩と現実世界でうさぎを通して会話するのは眠って意識だけを
　移している感じですね。

羽鳥の人間の心を操作するアリスの夢が紗名のアリスの夢と
　直接干渉したというよりも相性的な影響があるように感じる。
よなが、あさひ、ミニーCの場合はこんなことはなかったから。
そして干渉して打ち消しあうと暫くはアリスの夢が使えないようですね。

閉じ込められて二人がお互いに話し合うエピソードになるのかな。
それにしても内閣情報室は役立たず。
税金の無駄使いな組織ですね、というか描き方を知らないのでしょうね。
アリスの夢に翻弄され続ける人間の代表的な描かれ方ですね。

今回のエピソードで紗名は羽鳥たちの行動を何も誰にも
　話していないようですね。
大人も訪ねなかったようですね。
内藤と山田は事情聴取に向かったのに、その後は放置だったようです。