正解するカド TokyoMX(6/23)#11

第11話　ワノラル

ザシュニナも夢を見る。
ナノミスハインを世界各国、アルジェ、北京、モスクワ、新宿で人類に触れてもらう。
異方の感覚を身につければ、異方変換の成功率が増える。
基本的にザシュニナを力づくで止められるのか？
隔絶体に封じ込めれば可能だがフレゴニクスが邪魔をする。
異方の戦いとは力のぶつけ合いでしかない。
フレゴニクスを持たない真道では一瞬で心臓を握りつぶされる。
但し、一人だけ可能性があるかも。

政府の異方対策室でナノミスハインに触れる品輪博士。
何かを理解した様子で意外に簡単だと発言する。
部屋を出た品輪博士を拉致した徭。
その瞬間を知るザシュニナ。
花森は徭が異方存在で、人類への技術供与に反対していたと
　知らされて落ち込んでいる。
そんなコンビニ帰りの花森も拉致して力を貸して欲しい。
刑部鍍金を訪れて品輪博士が設計するフレゴニクス発生、停止装置の
　製作を依頼する。
スーパーメタルを持つ我が社にしか可能性はない。
事実を公表しても、この真道が消滅させられるだけ。
ザシュニナと交渉する材料として製作する。
徭は真道が交渉する内容を尋ねる。
ザシュニナ、異方存在は情報を欲しがっている。
でも時間を掛ければ情報は摂取できる。
予想できない自体が生じればいい。
つまりザシュニナは驚きたがっている。
そのための装置だった。
人類を滅ぼそうとしている相手に望みを叶えるなんて大馬鹿よ。
泣いてしまう徭にキスをする。

品輪博士が人工フレゴニクス発生、停止装置を完成させる。
反物質のような物で対消滅させられます。
これをアンタゴニクスと命名します。
どうしてザシュニナを止めようとするのですか？
ザシュニナは異方に人を連れ出そうとしているから。
花森は全てを聞いて納得できなかった。
浅野や夏目に頼もうとしたが、最も近くで見てきたのは君だ、花森。
だから君に頼みたい、後を任す。

ワムは異方の窓、サンサは異方の目、ナノミスハイムは異方の手。
人類に異方を供与してきたザシュニナ。
無数の真道をコピーしていた。
浅野、夏目の前で真道を吸収するザシュニナ。
異方の境界体カドが突然巨大化する。
関東近郊を全て飲み込む。

ザシュニナの前に出現する真道と徭。
ザシュニナ、話しをしよう。
会いたかったよ、真道。

---最終回　「⊿ΓΞ」---

ザシュニナの行動を止めて交渉する真道。
ただし命がけの行動で、絶命する可能性も高い。
先ずはフレゴニクスを何とかしないといけない。
ここで頼れるのは品輪博士、なにせ子供のような頭脳の持ち主ですからね。
つまりは何者にも捕らわれない自由な発想が可能。
ナノミスハインに触れて意外と簡単だと操作するような
　仕草を見せていました。
彼女にフレゴニクス発生と停止の装置を設計してもらう。
でも力づくで戦うわけではなく、あくまでもサプライズな交渉材料の一つ。
交渉するのでなければ真道が主人公では有り得ない。

今の状況では人類は一方的に搾取される存在。
少しでも未来に期待させる材料として利用できるかもしれないのがアンタゴニクス。
それを使って隔絶領域に封印するのは力技なので辞めて欲しい。

最後でどんな結末になるのか期待ですね。