ボールルームへようこそ TokyoMX(7/16)#02

Heat. 2　兵藤清春

千石が新しい先生を連れて来た。
番場と仁保は見習いなので無料のコーチ。
専門用語や擬音で教えるので多々良には理解できなかった。
来週は花岡雫も出場する試合を見学に行く。

準決勝は終わって、決勝戦12組から6組が選ばれて同時に踊る。
雫のパートナーは兵藤清春、ラテンとスタンダードの2冠チャンピオン。
昨年ジュニアから転向して全てで優勝した天才ダンサー兵藤。
優勝は兵藤・花岡ペア。
2位は昨年の優勝者。

翌日、小笠原ダンススタジオに兵藤清春が訪れた。
お古で着られなくなったパンツを持ってきてくれた。
普段は眠そうでやる気のない清春だった。
千石が2週間の成果を見せろと多々良の練習を眺める。
しかし下手になっているような結果だった。
清春と雫のダンスは競技会用のカスタマイズされたダンス。
多々良には参考にならない。

何かを閃いた千石は清春に多々良の手本を踊らせる。
見て覚えてついて行け。
踊りを見ながらコピーする多々良。
目は格段に良いようだったが、肉体が清春の踊りを再現できない。
素人にレッグ・アクション盗まれて格好悪いなと煽る千石。
雫を多々良に奪われるぞ。
いいよ、別に、興味なさげな反応。
良いよと言われて怒る雫。

清春のお古パンツの裾詰めが出来たので自宅に取りに行く雫。
多々良も誘って一緒に向かう。
祖父同志が知り合いの清春と雫、5歳からパートナーで9年目。
試合当日は39度の発熱状態だった清春。
国内では敵なしの清春、留学する二人。
実家は兵藤ソシアルダンスアカデミー。
兵藤の練習に圧倒されて何も言えず思わず見入ってしまう。
シャドーで雫が一緒に踊っている姿が見えてしまう。
清春はパートナー思いで雫は恵まれていると千石が言った。

興奮した状態で清春の次の試合を応援に行くと告げて去っていく多々良。
ワルツのベーシックを黙々と一人で練習する多々良。
千石にパートナーが見える。
パトナーを想定して踊る多々良だった。

---次回　「ワルツを踊れ」---

2冠プロの千石さんに教えてもらうだけでも凄いのに。
同じ中3の雲の上の存在の天才出現。
ライバルと呼ぶには遠くかけ離れた存在ですね。
未だ基礎さえままならない多々良ですからね。
雫も上手で凄いのに、その上を行く天才、兵藤清春。
彼を知って多々良も今まで以上にやる気になる？