ようこそ実力至上主義の教室へ TokyoMX(7/26)#03

第3話　人間は取引をする唯一の動物だ。　骨を交換する犬はいない

テスト3日前、堀北に命じられて須藤、池、山内を
　勉強会に誘っていた綾小路。
須藤がC組の龍園翔の挑発に乗って喧嘩しそうだった。
通りかかったB組一之瀬帆波が仲裁する。
堀北が須藤に要点をまとめたノートを貸す。

テスト2日前、ポイントが少なく山菜定食を一人で食べるDクラスの3年生に頼み事。
1学期の中間テストを1万ポイントで売って下さい。
3万ポイントならOKだ。
櫛田もお願いと頼み込む、2万Pと交渉して、1万5千Pで合意する。
小テストの過去問も付けて下さい。
送られてきた小テストは一言一句違わず同じだった。
これを櫛田の手柄にして、前日に配布する。
2日前だと安心してサボってしまうから。

しかし須藤の英語が39点で赤点だったので退学が決まる。
綾小路は茶柱先生にポイントで1点を買いたいと告げる。
10万ポイントなら承ろう、堀北も支払いに参加する。
退学者を出すとペナルティが怖いから。

この結果でDクラスは87ポイント、Cクラスは492ポイントで
　Aクラスは1004ポイント。
Aクラスになろうとする堀北だが道は険しい。
堀北が英語だけ51点で須藤の低成績を見越していた。
そこまで知られると流石に恥ずかしくてコンパスの針を刺す堀北だった。

綾小路の部屋で祝勝会。
須藤のポイントは堀北が教師に掛け合って説得したことにする。
彼女の人気が上がることは不愉快な櫛田だった。
帰り際に堀北さんが好きなのと尋ねる櫛田、噂になってるよ。
ただの隣人だ。

置き忘れた櫛田のスマホを届けようと後を追う綾小路。
女子の部屋は上階だが、エレベーターは1階に向かった。
実は海に向かって毒づいていた櫛田だった。
スマホの着信音で隠れているのが知られてしまう。
聞いていたの？誰かに話すとレイプされそうになったと言うから。
右手で胸を掴ませて、また秘密が増えたね。

---次回　「他人が真実を隠蔽することに対して、我々は怒るべきでない。
                    なぜなら、我々も自身から真実を隠蔽するのであるから。」---

中間テストの高得点の種明かしでした。
過去問を買い取った綾小路でした。
それでポイントも激減していたのでした。
それでもクラスポイントが低いDクラス組。
これは普段の生活態度のせい？

この作品は事前にペナルティがあることを描かないのが
　面白さ優先なのだろうが卑怯にも思える。
最低限の説明は欲しい。
恐らくは退学者ペナルティもあるのでしょう、
生活態度だけでなく協調性も評価しているのでしょう。
その辺りの描写を想像できるように描くべきだと思う。

何というか、ある種のトリッキーな作品ではある。
一之瀬帆波のポイントもSecretで、どんな特殊設定だろうか。
3人のSecretが存在するが、無制限で一切減少しない
　生徒も存在するのだろうか。