サクラクエスト TokyoMX(7/26)#17
第17話 スフィンクスの戯れ
みづち祭りの復活に必要な三種の祭具集め。
剣鉾、吊り太鼓、黄金の龍
文化人類学を教えていた鈴原教授なら知っているかも。
かなりの山奥の蕨矢集落に暮らす変人らしいが訪ねてみる。
移住したのは20年前で50年前に途絶えた祭りなど知らない。
途絶えたということは必要がなくなったということでは?
1つは民家の蔵で眠っているらしいと聞いた。
教授の家にも蔵があることに気づく早苗。
実は教授が黄金の龍を秘蔵していた。
狸と少し戯れてみるか。
帰りにバス路線の廃止に抗議する住民と遭遇する。
運転手の高見沢も会社には掛け合っているらしい。
住民の蔵を一軒一軒訪ねて調べる国王達。
そこで役所が配ったタブレット端末が利用されていないことに気づく。
教授の家で住民が集まって路線バス廃止に対する対策会を行っていた。
由乃達も王国民をもっと知りたいと参加する。
鈴原教授は5人に問題の解決策を尋ねる。
真希のバスを小さくするだけがギリギリ合格点。
早苗のコンパクトシティ構想は土地を離れることは文化を
切り離すこととして不合格を言い渡す。
しかし早苗の大臣としての役割についてヒントを与える。
集落にはタブレット端末が配布されているのでSNSを利用して
コミュニケーションをとれば祭具探しも可能かもしれない。
早苗が中心になって老人たちにタブレット端末の使用方法を教える。
チャットが出来ると顔も見たいと言われてヒントになる。
早苗は、ローカルネット配信で、まのやまチャンネルを開設する。
老人たちも接続して双方向で会話を可能とする。
他にも質問コーナーや掲示板、コミュニティを開設する。
思わぬ趣味の一致する老人とも知り合いになれる。
しかし匿名制の掲示板は荒れ始め、リアルで喧嘩が始まってしまう。
ネットの使用で引き篭もり老人が増えたこともマイナスだった。
凛々子は今もルシアとネット経由で連絡を取り合っていた。
老人たちのネット利用を聞いて鈴原教授は歴史は繰り返す。
黎明期のインターネットは会員制でもあって紳士の集まりだった。
それが匿名制になって荒れ始め、定額制になって引き篭もりが増えた。
そろそろ頃合いだなと由乃を人質に取る。
バス路線の廃止に反対する蕨矢集落の老人たちが
チュパカブラ王国からの離脱を宣言する。
---次回 「ミネルヴァの杯」---
今回は過疎集落で現実に発生する路線バスの廃止を
巡って老人たちにインターネットの普及に勤めた由乃達でした。
コンパクトシティ構想、タブレット端末の配布は現実に行われた政策。
小学校でタブレット端末の導入で予算的に中国製の安いタブレットを
配布したら大量の不良品が納品されたニュースを思い出す。
現実に配布されたタブレット端末は今はどうなっているのでしょうね。
早苗のコンパクトシティ構想は富山で積極的だったらしい。
由乃達も教育とコミュニケーション手段としてのSNS開設まで
準備しましたが、これを維持できるのかが気になるところ。
路線バス廃止の問題に名案があるのかは気になるところ。
予約制で誰かの車に相乗りするしか無い気がするが・・・。
丑松が前面に立たないと現実的なエピソードになって
5人の活躍が描かれて面白い。
鈴原教授が祭具を持っている種明かしは描かなくても良かった感じ。
教授は早苗を生徒だったと覚えているような言動に思える。
元気な老人パワーの利用が地元の活性化には効果的な描き方ですね。
町興しは観光客の誘致だとのテーマから方向転換する描き方で
より現実的ですね。
でも由乃達にそれを語らせて明確化して欲しい気がする。
インターネットの歴史も正しい、黎明期はネチケットを教える大人が沢山居たのですよね。
匿名制を正そうとした大手のG社でしたが利用者の減少で諦めました。
あの時に賛同して本名を名乗った人たちはどうなったのでしょうね。
« 徒然チルドレン BS11(7/25)#04 | トップページ | 異世界はスマートフォンと共に。 BS11(7/26)#03 »
「サクラクエスト」カテゴリの記事
- サクラクエスト TokyoMX(9/20)#25終(2017.09.21)
- サクラクエスト TokyoMX(9/13)#24(2017.09.14)
- サクラクエスト TokyoMX(9/06)#23(2017.09.07)
- サクラクエスト TokyoMX(8/30)#22(2017.08.31)
- サクラクエスト TokyoMX(8/23)#21(2017.08.24)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: サクラクエスト TokyoMX(7/26)#17:
» サクラクエスト 第17話「スフィンクスの戯れ」感想 由乃国王、頑張っていたら人質にされていた。 [二次元美少女の笑顔を守りたい duple]
三種の祭具を見つける手がかりを求めてある元大学教授の鈴原さんの家へと訪ねて行った由乃たち。
地域のお年寄りたちにタブレットの使い方を教えたまでは良かったが…。
実は祭具のうちの一つを持っていた鈴原の言葉に刺激され、早苗はかつて役所から配られたタブレットを持つお年寄りたちにその使い方を教えてSNSのコミュニティを作り上げますが、元々の狙いだった祭具を見つける手がかりになる書き込...... [続きを読む]
» サクラクエスト第17話 [うたかたの日々 でぼちん珠洲城遥万歳]
なるほど社会派アニメITは間野山をイノベーションできるのか? 祭具クエストは、文 [続きを読む]
» サクラクエスト 第17話「スフィンクスの戯れ」 [Happy☆Lucky]
第17話「スフィンクスの戯れ」
JUGEMテーマ:漫画/アニメ
[続きを読む]
» 途絶えているということは/サクラクエスト 17話感想 [Wisp-Blog]
教授の家で凛々子達が罠を起動させてしまうの、内容からすると示唆的。
[続きを読む]
» サクラクエスト #17 「スフィンクスの戯れ」 [ゆる本 blog]
田舎のIT化あるある。 「サクラクエスト」の第17話。
50年前に失われた祭を復活させるために三種の祭具を探す由乃達。
老人達に聞いてもあまり記憶に無いようで途方に暮れるが本屋の主人から
「教授」を紹介されてさっそく会いに行く。
さらに山奥の集落へ入り玄関で待っていると教授が現れる。
無愛想に受け答えをする教授だが最後に何処かの蔵で見かけたとアドバイスをする。
(その蔵とは教...... [続きを読む]
» アニメ感想 17/07/26(水) #サクラクエスト 第17話 [ニコパクブログ8号館]
サクラクエスト 第17話『スフィンクスの戯れ』今回は・・・3つのアイテム集めですね。てか、早速1つ目発見です。まぁ、まだ気付いてないですけど。この様子だと、多分バスの問題が解決したら報酬にくれたりするんでしょうね。老人が元気です。一部エロいだけですけど(笑)てか、タブレットを使いこなすとはすごいですね。この世代って、だいたいこういうものはいくら説明しても理解してもらえなかったりするのですが。...... [続きを読む]
» サクラクエスト 第17話 スフィンクスの戯れ 模索感想 [アニメガネ]
だんないちゃんの詳細キボンヌ。 [続きを読む]
» アニメまとめてプチ感想(サクラクエスト・ナイツ&マジック・プリンシパル) [のらりんすけっち]
サクラクエスト 第17話
三種の祭具を探せミッション本格スタート。
タブレット端末お年寄りに配ってたお役所。
使い方教えてなくて、まさに猫に小判^^;
カプメンのフタにするのはやめましょう^^;^^;
今の御時世、情報収集にSNS使わぬ手はない。
国王チームが使い方教えて、食いつき良好。
ネットの活用はとりあえず成功かな。
ちょいといざこざもおきましたが。
教授さん...... [続きを読む]
» サクラクエスト 17話 「スフィンクスの戯れ」 [なになに関連記]
50年前に存在した間野山の祭を復活させるべく、三種の神器ならぬ三種の祭具を探し始めた由乃たち。さっそく、情報を知っているかもしれないという元大学教授の家を訪問したようです。
実は、この人が祭具を持っているのですが、いまは由乃たちには秘密にしている様子。でも、いま間野山で問題となっていることを解決することができれば、祭具の情報を明かしてれるのかもしれませんね。
そんななか、IT大臣...... [続きを読む]
» サクラクエスト #17 [日々の記録]
祭りに必要な3つの祭具を探す由乃たちが、山奥に暮らす老人たちの生活を知るお話でした。
みずち祭りを復活させようと考えた由乃ですが、それに必要な祭具はなかなか見つかりません。そんな中、由乃は山奥の集落に元大学教授が住んでいることを知りました。その人なら何か知っているかもしれないと言われた由乃は、教授の下を訪れるのでした。
鈴原教授は、早苗が学生時代に学んだ著書を書いた文化人類学者で...... [続きを読む]
» サクラクエスト【第17話 スフィンクスの戯れ】感想 [だいたいこんな感じで -アニメ感想日記-]
☆第17話 スフィンクスの戯れ 50年前に途絶えた「みずち祭り」を復活させるために、失われたという「三種の祭器」を探すことになった由乃たち。誰に聞いても昔のことだから…という返事でしたが、本屋さんから山奥の集落に有名な文化人類学の大学教授が住んでいることを…... [続きを読む]
» サクラクエスト 第17話 「スフィンクスの戯れ」 [バカとヲタクと妄想獣]
大門ダヨ
三種の祭具 [続きを読む]
« 徒然チルドレン BS11(7/25)#04 | トップページ | 異世界はスマートフォンと共に。 BS11(7/26)#03 »
コメント