ボールルームへようこそ TokyoMX(7/30)#04

Heat.4 　ダンサーズ・ハイ

多々良のダンスに返せ！と熱く叫ぶ兵藤清春。
替え玉は違反、罰則があるはず。
次のタンゴ演技者に兵藤達の番号が表示される。
兵藤は出場する、出るなと止める千石。

引けるかよ、あんなの見せられて。
多々良のダンスが兵藤に火を付けてしまった。
ド素人にダンスを盗まれて、パートナーを好き放題踊らされた。
足の負傷など誰も気づかない。
それどころか叫ぶ程の熱いダンスに観客が飲み込まれる。
2次予選なのに渾身のダンス、情熱のタンゴに誰もが目を離せなくなる。
遂にはジャンプまで披露して終了。
観客がスタンディング・オベイション。
しか倒れる兵藤清春、笑みを浮かべながら。

兵藤清春と花岡雫は6ヶ月の大会出場停止処分がくだされる。
思いの外厳しい処分だった。
多々良は病室の清春を見舞うが不在。
そこで岩熊と遭遇する。
階段でも痛そうで転んでしまった。
救護室に運んだ岩熊だったが、集中できずに決勝戦では2位だった。
初めてのダンスは怖かったと岩熊、多々良に良く踊れたねと感心する。
怖かったが、拍手が嬉しかった。
兵藤くんに申し訳なくて。

自宅に兵藤が訪れていた。
出場停止6ヶ月にごめんと謝る。
僕も大会に出たいと思った、広い会場は楽しかった。
清春もタンゴは楽しかった、でもよく覚えていない。
所謂ダンサーズ・ハイの状態だったらしい。
お前も早く舞台に上がれ。
僕もやるよ。
帰り際に雫を頼むと言い残した。

雫にも謝らないといけない。
小笠原ダンススクールに駆け込んできた少女、赤城真子。
雫さん、逃げて、早く。
兵藤は死んだ、雫、俺と踊ろうぜ。
真子の兄、赤城賀寿だった。

---次回　「パートナー」---

多々良のダンスに燃える清春。
対抗するかのように踊る清春はダンサーズ・ハイ状態。
極限まで神経が集中して最高のダンスを踊る。
アドレナリンが出まくり状態。
タンゴでありながらも吠えてジャンプする。
その凄まじいまでの集中力と気迫に観客も魅了されたのでした。
でも結果は倒れて、予選で終了。
入院して、大会出場6ヶ月禁止。

良く分からないのが、今回の清春のダンスはアドリブ分があるように見える。
それでもパートナーは合わせて踊れるのだろうか。
ジャンプなどは予想外で無理じゃないのだろうか。
それでも以心伝心で考えていることが分かるものだろうか。
二人の最後のシーンは、完全な鯖折り状態でしたが、
　プリキュアの合体攻撃を思い出させた。