最高顧問 キダタロー
・3つ子の子守 探偵 石田靖
30歳の母親からの依頼。
長女、長男が生まれて、その後に3つ子が生まれた。
3つ子の世話が忙しくて長男と長女の面倒が疎かになっている。
5才、4才の二人を思う存分遊ばせてあげたい。
2才半の3つ子の世話をお願いしたい。
3人の子持ちの探偵が頑張って半日世話をする。
・くっついてしまったパンフレット 探偵 橋本直
45才の依頼者は大事に保管していたつもりのパンフレット。
劇団☆新感線のSUSANOWOのパンフレットが隣に置いていた
湿気取りが倒れてびしょ濡れになって張り付いてしまった。
剥がすことは難しくプロの文化財修復士を呼ぶ。
パンフレットの表面に発色を良くするために塗布している
炭酸カルシウムが水に溶け出してくっついている。
これを元通りに修復するのは無理だった。
それなら無理を承知で湿らせて包丁でひっついた部分を切り離す。
完璧は無理だが被害を少なくするように頑張る。
3時間で全てのページが開くようになった。
そこで修復士の方からの電話、古書店で350円で販売されている。
依頼者は魚を捌くのが好きで同じ要領で行ったらしい。
・水族館が怖い 探偵 竹山隆範
27才の依頼者は魚が怖いらしい。
結婚も近いのでなんとか、克服したい。
祭りの金魚すくいでもらった金魚が翌日に死んでいた。
それが原因でトラウマとなったらしい。
須磨海浜水族館を訪れる、水槽がまともに見られない。
実は、同じような依頼が3通届いていた。
3人共に魚が怖くて水族館には入れない。
幼い頃のトラウマが影響しているらしい。
各自の怖さや想いに共感する。
それなら、開き直って怖さを楽しもう。
逆転の発送で水族館に挑戦する。
ハイテンションで怖いのは当たり前と思うと改善されてきた。
少しは水槽を眺められるようになった。
3つ子の世話は大変なのに、長男と長女も居る5人家族は凄まじそう。
もう少し、間隔を空けて出産すれば良かったのにね。
なまじ良い紙のパンフレットだけに水分に弱く、溶剤が溶け出すと
元には戻せなかった。
劇団の在庫は確認したが古書店を探さなかったのが残念だった。
魚恐怖症を克服するのは魚の人形の海に浸からせる
荒療治をするのかと思ったが魚人形は無いのかな?
コメント