サクラダリセット TokyoMX(8/09)#19

第19話　BOY,GIRL and -- 4/4

相麻菫が約束どうり浅井ケイの部屋を訪れる。
まずはチキンカレーを作りましょう、そのためにエプロンを買ってきた。

ある能力者と子供話をしましょう。
浦地清次郎は弱い人も救われる世界を構築したい。
そのためなら能力は価値があると息子に話す。
誰かの犠牲の上に構築された世界は間違っていると息子の正宗は語る。
正宗と清次郎の議論はどこまでも平行線だった。
弱さを知ると優しくなれて自分を許せる。
この咲良田を維持するために加賀谷が清次郎を石化させた。
泣いて正宗に謝る。
弱い人を守るためにも能力は失くすべきだ。
これが浦地正宗が咲良田から能力を失くすことに決めた過去の話。
ケイはこの世界と能力が好き。
さて本題に入りましょう。

浦地正宗はカレーを作るための他愛もない話題で、何も興味のない相麻菫。
シャワーを貸して、扉の前に来て。
私に聞きたいことがあるようね、何でも聞いて。
どうして死んだの？
咲良田に留まる必要があったから。
咲良田を出て2年後に戻ってくれば良いだけじゃないの？
索引さんが隣りに居る浦地の前では嘘はつけない。
今の私は相麻菫のスワンプマン。
今の私は浦地さんに逆らわない、2年前の相麻菫が阻止するために行動した。
それなら2年前に全てを僕に話して行動すればよかった。

ケイにチャンスを与えるために亡くなった相麻菫。
春埼に告白して嬉しかった。
他愛もないことがデートにも思えて楽しかった。
自分が好きな相手が幸福になるために面倒なことを選んだのだった。
泣いてしまうので、シャワーを浴びる必要があった相麻菫。
私に全てを押し付けて、彼女だけが楽をしている。
相麻菫を許してやってほしい。
ケイは相麻菫を理解していた、だから計画して行動した。

チキンカレーは懐かしい味で美味しい。
能力を使ってレシピを研究した相麻菫だった。
でも同じ味の再現は出来なかった。
僕はこの街の能力を守る。そのために能力を支配する。

春埼を訪れる浦地と岡絵里。
浦地は2年7ヶ月前に春埼の時間を巻き戻した。
目を覚ましたら能力を失くして欲しい。
ケイから春埼の能力を奪わないで欲しいと智樹のメッセージで
　　頼まれていた岡絵里。

浦地正宗が20歳の時に母親が石化された、父親の石化の8年後だった。
加賀谷が母の石化を解いて人間に戻る。

---次回　「BOY, GIRL and the STORY of SAGRADA　1/5」---

ようやく真実が明らかになった相麻菫の行動。
2年前に亡くなったのは浦地正宗に嘘を言わないため。
つまり生き還らせた相麻菫は偽物。
同じ記憶を持ってはいるが、意思や行動理由が異なるので
　嘘ではなく別の行動ができる。
分かったようで、分かりにくい設定。
これって索引さんの能力は思い込みで見抜けないことになる。
色々と釈然としない。
加賀谷が人を石化してロックをかけると能力が維持できる。
これも言葉遊びすぎて引いてしまう。
生命活動を行っていないのに能力は維持できるのは納得できない。
それなら能力の思念？に鍵をかけるでも良かったと思う。

相麻菫が2年前に行動しなかったのは春埼に告白して
　両思いになるため。
完璧な自己犠牲でしたね。
母親のカレーの味を知るための未来視の利用ってどうするのだろう。
母親がカレーを作る日を探してレシピを見るのだろうか？
ここまで視聴して、色々と根幹が残念に思える。

そう言えば厨二病が大好きなコピー能力と無効化能力がない。
村瀬が制限付きで持ってますが、完全ではない。
ここは抵抗したのかなと思う。