セントールの悩み BS11(9/03)#09

第9話　世間で偉人って言われてる人の苦悩って。

最近、ネットでよく見かけるカエルの人。

それは差別用語、正しくは両生類の人かな。

フランス人が適当です。

行き倒れていたが、フランス人が助けて教育を与えたらドンドン出世した。

今では社長になって、別の会社も買収した。

今度学校に公演に来るので手伝って欲しい。

会社を訪れて公演するルソー氏。

手袋で握手するのは失礼じゃないかねと社長が素手を求める。

ウエットティッシュを準備する秘書。

私の手は汚れてなどいない、君はもっと学ばねばいけないな。

公演後に真奈美がお茶を差し出すが、猫舌だったルソー。

世間で偉人って言われる人の人生って。
　

国連事務総長との会合。

カエルの人で、哺乳類の人から防具を与えられていた。

戦闘用の防具は神から与えられたのだ。

哺乳里の人とは共存しなければ両生類は滅ばされる。

過去の栄光にこだわる哺乳類、君は彼らに毒されている。

戦争で捕虜が処刑されるが、本日のノルマ達成。

少年は直前で助かり、収容所送りになる。

そこでは強制労働が課される。

人馬の監視兵士と仲良しに見える人馬の捕虜。

食料が多い等の理由でいがみ合う。

これだから劣等民族は妬み僻みばかり。

夜に戻っても牢内でも喧嘩が始まる。

今までは形体差別が平然と行われてきた。

差別しない人は国家間で争う。

結局、人間はちょっとした違いで争う性を持っている。

人馬の捕虜が班長となって監視する側になった。

それが更に面白くない他の捕虜たち。

空腹で倒れる少年。

人馬の班長が小屋の裏で食料を与えてくれる。

お前は良い奴だからな、俺は残っても解放されても殺害される。

お前のような優しい人間が残って良い世界を作って欲しい。

解放軍が訪れ収容所を開放する。

人馬の班長は捕虜たちに吊るされていた。

少年がその現場を見てしまうが逃走する。

開放兵に助けられチョコを貰う。

行き場のない少年を兵士が故郷に連れ帰ってくれた。

そして成長して会社の社長となった。

ジャン・ルソー氏と再び会う、ルソーも手袋を抜いで握手する。

---次回　「」---

今までとは一変して社会派エピソード。

フランスの哲学者はジャン=ジャック・ルソーで別人ですね。

Bパートの最後が繋がっていて、ウェットティッシュで手を拭くことを

　拒否した社長の過去が描かれたのでした。

もっとも感心した台詞は、劣等民族は妬み僻みばかり。

これを言い換えると、ネット民は妬みと僻みばかり。

ネットで誹謗中傷、炎上する者に聞こえた。

このエピソードを姫乃や羌子、サスサススールを交えて

　面白く描ければベストだったと思う。

そういう意味では残念な反面、このエピソードを放送した意義は大きいと思う。