異世界はスマートフォンとともに。 BS11(9/27)#12終

最終回　第12章　決断、そしてスマートフォンとともに。

フランシェスカを連れ帰ってライムに扱いを任せる。

冬夜は自室で考えていた。

ユミナが部屋を訪れる。

冬夜がこの先、何人妾を持とうが気にしない、男の甲斐性ですから。

でも正妻より先に二人とキスするのは許せません。

冬夜からのキスは初めてだと喜んでリンゼへの対応を怒る。

何も言わなかったので嫌われたと思って自室で泣いています。

リンセは好き、嫌いになるはずがない。

リーンの魔法で透明化して訪れていた。

二人をお嫁さんにして下さい。

二人がそれで良いなら構わない。

翌朝はエルゼに叩き起こされる。

八重と二人で決闘を求められる、私達が勝てば願いを叶えて下さい。

本気で戦うが銃弾を落とされて次弾の装填が出来ず負ける。

私達もリンゼと同じ立場に置きなさい。

お嫁さんにしなさい、こんな形でしか言えない不器用な二人だった。

4人をお嫁さんにする事になって悩む冬夜。

空中庭園で考えているとフランシェスカがレジーナ・バビロン博士から

　メッセージを扱っていると告げる。

彼女は未来視が可能な道具を持っていたので望月冬夜が

　遺産を受け継ぐことも分かっていた。

それどころか、冬夜の日常も覗いて知っていた、当然彼の未来も。

フレイズの出現で未来が見えなくなって調査したがパルティノ文明は

　滅んでしまった。

しかし、ある時からフレイズが消失して再び未来が見えるようになった。

4人の妻を持つことに、君は夫の役割など気にかける男ではないだろう。

神様を訪れて4人の夫になることを相談すると専門家を紹介される。

恋愛神がやって来た。

恋愛に関する、お約束を実行しているらしい。

未だ冬夜には4人を幸せにできる自信がない。

常識を捨てて自分の気持ちに素直に従えばいいのでは？

風呂場で4人の着替えを覗いたのは彼女のお約束らしい。

決断した冬夜は4人を呼んで伝える。

結婚は今直ぐ出来ないが将来のある時点で必ずする。

それなら4人は婚約者ということですね。

それならキスをしてもらったら。

エルゼは恥ずかしくパンチしてしまう。

シェスカ、リーン、シャルロッテが顛末を覗いていた。

バビロン博士曰く嫁は9人まで増えるらしい。

その中にリーンも含まれているのでは？

他国のコインしか持たないエンデを助ける冬夜。

彼には冬夜の懐の武器が見えていた。

---最終回---

4人に求婚されて悩む冬夜。

バビロン博士、恋愛神などに相談して覚悟を決めた。

それでも先送りで婚約者の結論でした。

まあ、この作品らしい落とし所でしょうか。

案外と厨二病だが恋愛には奥手な冬夜でした。

最後には9人が全員揃った絵が描かれてましたね。

OPなどではリーンとスゥシィも入っているので、彼女たちも

　嫁認定されるのかと思ったら4人で終わりでしたね。

他にもエンデやフレイズなどの気になるワードや人物も

　登場させて次が気になる終わり方でした。

2期があれば良いのだけれど・・・。

この作品を表す言葉は、ストレスフリー。

俺TUEEEE作品の典型でチート能力に溢れた主人公ですが、派手な

　バトルや能力を誇示するのではなく、日常で生じるトラブルを

　身の丈に合った解決策で解消して結果として評価される。

結構地味なトラブルや評価なのですよね。

バトルではスリップで戦わずして勝つなどの地味さが面白い。

色んな意味で気のいい兄ちゃん的な存在の冬夜の特徴を

　上手く描いていると思う。

それだけに、単体で評価するとご都合主義のオンパレードな

　メリハリのない異世界冒険譚。

でも、そんな派手さの無い地味さが心地よくなってくる。

他作品で感じたストレスを解消して癒やしてくれる、

　そんな不思議な魅力に満ちた作品だった。