Re:CREATORS BS11(9/09)#21

第21話　世界は二人のために

真鑒の能力で被造物として顕現したシマザキセツナ。

こんにちは、やっと会えたね、アルタイル。

汚いぞ、卑怯だぞ。

あなたは違う、セツナではない、既に死んでしまったのだから。

私には、ここに居ることが良く分からないの。

もし私が偽物だと思うなら切り捨ててもらっても構わないわ。

例え偽物だとしても、私には切り捨てることなど無理だ。

アルタイルには酷いことをした、謝るためにここに来た。

あなたを作る時に呪いも込めてしまった。

あなたは、この世界を憎むのではなく、私を憎むべきだった。
私はあなたのために出来ることをした。

私はあなたの痛みと引き換えに生まれたのだから。

でも、あなたは亡くなり話せなかった、だから世界とあなたを調べた。

そして、負の感情に満ちたこの世界を壊そうとした。

私よりも、あなたは私を知っている。

あなたと共に暮らしたかった。

でもあなたと共に歩めるほどには強くなかった。

あなたは弱くない、描くことを辞めなかったのだから。

皆に愛されたから無敵の力を得た。

アルタイルは正でも悪でもない、弱き者の騎士。

世界を抱きしめて、世界を作ること。

電車が接近する、シマザキセツナの顕現は特別だった。

だから瞬時しか存在できない。

アルタイルに会えて良かったと身を投げる、現実の再生が始まる。

ホロプシコンは無限の能力を持ち、世界を作り変えることも可能。

セツナを助けて、別の世界で、別の物語を作れば共に歩める。

颯太のメガネを見て顕現できた理由を理解するセツナ。
このメガネの持ち主に見てもらいたくてあなたを描いた。

誹謗中傷で苦しむセツナを助けずに見捨てた颯太。

それは嫉妬ゆえの行為、彼女と共に歩むことを辞めて立ち止まったのだ。

セツナの視る世界を共に見たくて彼女を顕現させた。

君に少しは追いつけたのかな。

チャンバーフェスが終了する。

---最終回　「」---

シマザキセツナの心情吐露、そして創造主を貶めた者への復讐から

　始まったアルタイルの行動。

なので共に歩める世界が存在する、作り出せるならアルタイルは何も望まない。

と言う結末でした。

そして颯太は嫉妬故にセツナの力に成らず見捨てた。

彼女を顕現させるためにシナリオ作りに参加したので、

　少しはクリエイターに近づけたのかな？で終わりました。
　

どこまで観客がシマザキセツナがアルタイルの生みの親だと

　理解しているかは不明。

ただアルタイルを応援するなら、彼女が望むセツナと共に歩める

　世界の構築を応援したということでしょう。

1話の始まりは、颯太が事件を忘れないようにと、記録を書くところから
　始まった気がするので、そこに戻るのかな？
今回始めてシマザキセツナが喋ったのですよね。

サブタイは大昔のレコード大賞受賞曲。