顧問 蝶野正洋
・ミゼットプロレスに挑戦したい 探偵 真栄田賢
30歳の依頼者は軟骨異栄養症で身長が伸びなかった。
3度も手術を受けたが、140cm代の身長。
母親が気にしているのが分かったので恨み言は言わなかった。
最近、ネットで同じ境遇の身長の選手のミゼットプロレスなる試合を観賞した。
身体的なハンデを逆に利用したプロレスに感動した。
生で観戦して可能なら試合に参加したい。
日本ではプリティ太田さんとブッダマンの2名しか現役で
活動していない。
連絡して、お二人に会って観戦する。
そして太田さんとコンビでブッダマンさんと対戦する。
探偵もピンチを助けてなんとか試合を続行させて勝利する。
二人の優しさに思わず涙が溢れてきた。
・亡き夫に捧ぐたった一粒のコーヒー豆 探偵 竹山隆範
17年前に夫と購入したコーヒーの木に初めて実がついた。
この豆でコーヒーを煎れて飲みたい44才の依頼者。
夫は9年前に44才でガンで他界した。
近所のカフェを巡ってコーヒー豆の焙煎する会社を紹介してもらう。
プロ用の器具では1粒を焙煎するのは空焚きになって危険。
実際に自宅を訪れて全ての工程を依頼者が行う。
実を採取して半分に割ると種があったので豆として使用可能。
先ずは赤い外皮を向いて白い甘皮を乾かして剥く。
天日干しが普通だが、ドライヤーで乾かす。
続いて種を割ると、中から青い種を取り出す。
水分を除くために乾煎りすると黒くなる。
それをミルで粉にする。
スプーン2杯程度のお湯でドリップする。
先ずは夫に供えてから試飲すると美味しい。
新鮮なので飲んだ後に味が残る。
3人共に美味しいと納得する。
・バッティングセンターのレジェンドと 探偵 たむらけんじ
ホームラン対決
70才で年間2,100本を越えるホームランを撃つレジェンド武藤。
依頼者は44才で年間700本で3位だった。
レジェンドは2011年からホームラン数トップで多い年は2,300本を越えた。
最近は減少気味で引退も噂されていた。
鹿児島のイチローこと、78歳のコーチを招聘した。
正しいバッティングフォームに改修してもらう。
アッパースイングをレベルスイングに矯正して直ぐに開く
左肩を残すように変わった。
レジェンドが訪れたので話を聞くと25球の1ゲームを
多い時は30ゲームを打つらしい。
1ゲームでのホームラン数勝負を挑む。
レジェンドは1本で勝てるかと思われたが、惜しい当たりを
連発するが看板には当たらず0本で敗退した。
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ミゼットプロレスはかつて大人気だったがハンディも持つ人を
笑いものにしていると言われて放送しなくなったらしい。
でも当人たちは長所だと考えて仕事をしているのだった。
同じ病気でコンプレックスを持つ人に勇気を与えられれば良いと
考えた依頼者の思いは伝わったのではないだろうか。
顧問の蝶野選手も海外で修行中にミゼットのリトルトーキョーさんに
お世話になったことを思い出したらしい。
コーヒー豆を焙煎して飲むまでの時間が膨大らしい。
7粒程度あればカップ1杯のコーヒーが入れられそう。
豆自体は気候の問題か、実が成らないらしい。
確かに日本で栽培していると聞いたことはない。
バッティングセンターのホームランは、看板を狙う
テクニックも必要に思えた。
最高の当たりがホームランになるわけでもないおが難しいところ。
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