キノの旅 -The beautiful World- BS11(10/13)#02

第2話　コロシアム　-Avengers-

次の国は入国すると決闘する資格を与えられる。

森のめぐみが豊かで謙虚で素晴らしい国だと聞いた。

3ヶ月に1度、市民権を賭けて戦う。

入国審査官は敢えて何も告げずに入国させた。

若い夫婦が入国したときは傑作だった。

残酷にも夫と妻が対戦して妻は降伏したが夫は2回戦で亡くなった。

その後は妻だけが出国した。

敵前逃亡は死刑。

7年前に国王が変わって、決闘が始まった。

キノは決闘に参加する。

たまには自分の本当の実力を出さないと腕が鈍ってしまう、

鉄球の大男、ナイフ投げ男、銃女を次々に破って降参させる。

トロンボーンの様な機器は火炎放射器だった。

首筋のオイルチューブを狙い撃って火炎放射器を使用不能にして決勝進出。

エルメスは看守から色々と聞き出していた。

前王は息子に厳しく教育してきた。

7年前に息子が父親を暗殺して国王になった。

新王に従わない側近も全て殺害した。

それで妻は子供を連れて去っていった。

一人となった国王は自分勝手な政治を行ってきた。

明日の決勝はエルメスに側で観戦して欲しい。

終わったらシャワーの無い国を直ぐに出たいから。

決勝戦の相手は強い、降伏勧告されるが応じないキノ。

銃弾を日本刀で弾く、追い詰められて再び降伏勧告。

僕はここまで一人も殺していませんが、最後くらいは派手に殺害するつもりです。

懐に飛び込んで銃を払い飛ばすシズ。

しかしもう一丁の銃が振りかぶったシズの胴体を狙っていた。

降伏するシズ、頭を下げてと叫ぶキノ。

キノの銃弾は特別に威力を強めて弾頭に傷を入れた破壊力を

　高めた銃弾だった。

シズの背後の国王を狙った銃弾が頭を破壊する。

国王は不幸にも流れ弾に当たって亡くなりました。

新しいルールを追加します、戦って勝った者が新しい国王です。

コロシアムの国民たちが戦い始める。

キノは出国する、実は馬車に乗った若い夫婦に会っていた。

その後に妻だけにも会った、是非ともあの素晴らしい国を訪れるべきだと告げられた。

シズが帰りにキノと会う。

国王を殺害してくれて心から感謝するよ。

シズは現国王の息子で7年間も密かに殺害するつもりで準備してきた。

復讐なんて馬鹿馬鹿しい。

祖父の形見の王冠は貰ってきた。

父親を殺害しようと考えるものは国王にはなれないんだ。

犬の陸が話すので触れて可愛がる。

一緒に次の国に行かないかとの申し出を断るキノ。

シズは陸にどうしたら良いのだろうかと相談するが、導くことは出来ないと告げられる。

---次回　「迷惑な国」---

旧作は前後半の2話構成だったらしいが、今作はあっさりと1話で終了。

シズの王子設定は納得できるが、馬車の若い夫婦の残された妻は

　色んな意味にも取れて理解に苦しむ。
最後にAvengersと複数形が記されたので、妻は復讐を求めたのだろうか。
シズ以外の復讐者とは妻？
　

旧作も原作も知らないが、何というか不思議系なファンタジーだが

　黒さやほろ苦さがある感じで人気作らしいが今ひとつピンとこない。

西尾維新的な言葉遊びが面白いのだろうか。

ちょっと事前予測とは大きく異なる感じ。

旅で訪れる国々でトラブルに巻き込まれて、特徴を眺めて理解する。

水戸黄門の勧善懲悪、世直し部分を削った感じだろうか。

此のエピソードは人気らしいが、設定自体が異常で、

　何だかなが最初の感想ですね。

国民自身にも問題があるが、現国王を殺害しても

　バトルロワイヤルさせると、最後は強い者が残らない。

国力を削って崩壊させたことになるのかな。