キノの旅 -The beautiful World- BS11(10/27)#04

第4話　船の国

シズと陸は船の国に入る。

国の長からは仕事をすれば良い部屋が与えられると告げられる。

民衆の監視の仕事、民衆と同じレベルの労働の2種類がある。

シズは共に働く仕事を選んだ唯一の存在だった。

塔からの案内役としてティファ、ティーが紹介される。

労働はなく、無口なティーに艦内を案内してもらう。

浸水や破損箇所を見つける。

ティーに艦内の見取り図がある部屋に連れて行ってもらい、

　彼女の知る浸水、破損、立入禁止箇所を教えてもらう。

全部で143箇所、いずれ崩壊すると予測できる。

この国の人々は乗船して住み着いたが修理は出来ないのだった。

ティーが綺麗な夕日を見せてくれる。

覚悟は決まり、司令部のある塔に向かう。

そこで用心棒的な人物と戦うがキノだった。

船は大陸には入港せずに外洋に向かう。

それは困るとキノも一緒に司令部に向かう。

国を地上に接岸して修理を提案する。

お前は王にでもなったつもりか？

必要なら、そのつもりだ。

良いだろう、一緒に生きろ、長は人ではなく消失する。

船を接岸して、いずれ崩壊すると説明するが民衆たちは信じない。

今まで大丈夫だったから、今後も大丈夫と船を出発させる。

ティーにも戻れと伝えるとシズを刺す。

エルメスが船で情報を集めていた。

この船は疫病で大人が亡くなり、子供たちが残った。

その船をAIが制御、支配した。

この船の名前がティファナ。

ティーは旅人が船で産んで捨てられたのだった。

余所者なので民衆は彼女とは関わらない。

見捨てない、一緒に助け合って生きようとシズは抱きしめる。

ありがとうと初めて感謝を口にする。

しかしシズの症状が悪化する。

嫌だ、嫌だ、置いてかないで。

手榴弾を取り出して心中を試みるのでキノが手榴弾を撃って、阻止する。

シズの傷も回復して、キノは旅立つ。

---次回　「嘘つきたちの国」---

この作品は圧縮展開故か、最後に全ての種明かしが台詞だけで

　説明される。

そのせわしなさと、一気の説明が不愉快に感じる。

正直、もっと途中で説明しろよと思う。

なので面白いとも思える前に次々と事件が起きて終わってしまう。

もう少しゆっくり描けばいいのにと思う。

ティーは両親に何歳の時に捨てられたのだろう？

物心付くまで育てられないと、置き去りにされた記憶は残らない。

そこで置き去りにした理由とは何でしょう。

正直、シズが引き取って良い話にも思えるが、考えてみると不思議。

色々と説明が足りない。

これで本当にリメイクした意味はあったのだろうか？
原作も前作も知らないので面白いとは思えない。