十二大戦 BS11(10/05)#01新

第01話　猪も七代目には豚になる

人口50万人の大都市から一夜にして住民を消し去った

　運営の力を感じる異能肉。

猪は最後に登場するものと十二大戦会場に向かう。

彼女の父親は十二大戦優勝者。

彼から戦場での対応を手ほどきされて育った。

しかし相手の生命を奪わない甘さを持っていた。

妹の清子は生物の命を奪うのが好き。

父はそんな妹を12年後の十二大戦出場者に指名した。

悔しくて眠れない彼女は、妹を鍛えて精神的に追い詰めた。

そして壊れた妹は自ら命を絶った。

会場では見知った顔、未、丑、申、酉も多い。子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥

第12回十二大戦の審判を務めるドゥデキャプルから説明が始まる。

宝石を飲み込むと、胃酸で融解されて毒が溢れて回る。

およそ12時間で絶命する。

優勝者には解毒剤と願いが1つ何でも叶えられる。

卯が巳を既に殺害していた。

申が誰も死ななくて済む方法を提案する。

その提案に乗る者が増えるが卯も手を上げると一様に取り下げる。

突然の爆発で床が壊れる。

これで申チームが結成されなくて良かったと安堵する。

卯が彼女を狙って現れる。

彼女には湯水の如くノンリロードというスキルがあった。

これで銃の弾が尽きることはない。

しかし卯の刃に貫かれてしまう。

背後から殺害された巳に羽交い締めにされたからだった。

卯はネクロマンサーだったのだ。

異能肉も彼の友達になる。

---次回　「鶏鳴狗盗」---

　
十二大戦は干支に準えて命を懸けた戦い。

亥の異能肉の語りと視点で描かれた1話、呆気なく亡くなりました。

てっきり説明役で狂言回しかと思ったら過去エピソードを交えての

　死亡フラグでした。

もっと各自がバトルを始めるのかと思ったら申の妙案からの

　チーム分けかと思わせての爆破。

意表を突く結果は面白いが、ネクロマンサーが存在するとか、

　異能力バトルは興味を失う。

何某かの制限はあると思うが、最後には時を止める異能者でも現れるのだろうか。

毎回、亡くなる人物のエピソードを描いて終わりそう。

作画は良いだけに、見せ方が問題となりそう。

もしかしたら、駄作にもなる危険性を感じる。
　
頭脳戦で申が勝ちそうな流れ。