十二大戦 BS11(11/02)#05

第5話　羊の皮を被った狼

十二大戦は代理戦争。

戦士が半分になればベット開始。

申、卯、丑が強いと分かっている。

未は第9回の優勝者で、唯一の大会経験者。

申と子は卯と辰と対峙、辰を追う子。

申は卯を説得しようと試みるが通じない。

逆に死体の鳥を呼び寄せて襲わせる。

未の必爺は優勝で孫と暮らす平穏な日々を得ていた。

必爺は武器商人で数々の修羅場をくぐり抜けてきた。

そしていつしか戦士となっていた。

そんな彼を見込んで辻家家の婿養子に迎え入れられた。

孫に十二大戦の招待状が届き、代理で参戦した。

彼が若者に勝っているのは経験と騙しのテクニック。

毒入り宝石を怪しんで飲み込んでいなかった。

能力で物体移動が可能と偽って誰かと手を組みたい。

彼も申、卯、丑が強敵なのは理解している。

亥、戌や午の中級クラスと組みたい。

奥の手は投擲手榴弾。

午は丑と共闘を持ちかけるが断られた。

強固な守備で持ちこたえたが、勝てる見込みがなく逃走した。

子は辰の火炎放射器に苦しんでいた。

辰は相手が見えなくても、音を感じて敵を感知出来るようだった。

共闘を求めて走る未、弱者と考える寅と遭遇する。

密かに接近するが感知されていた。

---次回　「千里の馬も蹴躓く」---

今回は未の過去回想。

彼の各戦士の評価や戦略を最初に描けば良かったのにと思う。

申、卯、丑が強い認識だけが正解だった。

この時点で数名がリタイヤしていることを知らないのは致命的かも。

それに寅、子、酉を弱者と見誤っていた。

彼の武器が爆薬、手榴弾なら最弱だと思う。

せめて爆薬でトラップくらいは設営して欲しかった。

丑に対しては効果があったけれど、トラップに追い込む戦略は

　見せて欲しかった。

寅と遭遇して、次回は瞬殺必死です。

実は未に一番、必要だったのは酉の鵜の目鷹の目だったと思う。

参謀的に動ければ面白い存在だった。
そして孫が参戦していれば近代戦術を知るだけに
　もっと善戦していてトップレベルだったのかも。

子がやはり強く、眠っている間に最後まで残りそう。

正直バトルロワイヤル物は面白くなりにくい。

圧倒的にバトルだけを描くか、策略、陰謀を描くくらいしか

　面白くなりにくい。

今回の代理戦争なんて必要かと思う。

描くなら最初に描かないと間延び感を感じる。

この作品は西尾維新の名前だけで期待されているだけに思える。

彼の名前がないと、単にバトルしているだけで単調で退屈。

アニメの制作はグラフィニカ。

GONZOが9分割した際にサンジゲンに誘われなかった新人たちを

　板野サーカスで有名な板野一郎さんが集めて教えた。

新卒のCGアニメータも加えて1から教えたらしい。

将にSHIROBAKOの説明通りで、SHIROBAKOのコメンタリーでも

　登場してデジタル化を力説して自慢していた。

でもタブレットやFTPを使ってるとか力説されても既に古すぎる。

確かに作画は良いが、メリハリがなく演出が感じられない。

作画技術だけを習得した感じで、基本の物語を教わっていない。

と言うか彼も物語、演出は教えられないのでしょう。