Fate/Apocrypha BS11（11/04）#18

第18話　フロム・ヘル

ジャックの固有結界が発動、取り込まれるジーク、ジャンヌ、アタランテ。

どうしてお母さんを殺したの？

かつてのロンドンでは弱者の子供達が切り捨てられていた。

生まれた子供も生まれなかった子供も。

そんな子供たちの憎悪の集合体がジャックを形成していた。

その現状を知って苦悩するジーク。

六導玲霞はジャックに救われた。

子供たちはジークと同じ使い捨ての道具。

アタランテは女だっただけで父親に捨てられた。

そんな彼女を拾って育ててくれたのは女神アルテミス。

彼女の願いは子供たちが安全に暮らせる世界。

子供たちが虐げられる世界は許せなかった。

ケイローンにも探知できない世界、アストルフォがマスターを探す。

ルーラー、ジャンヌはジャックの精神攻撃にも屈しない。

あなた達は膨らんだ憎悪と殺戮した人の絶望で変質してしまった。

私にはあなた達を救えない、倒すだけ。

そんなルーラーに真っ向から対立するアタランテ。

子供たちを倒すなんて許せない。

私は自身を聖女だとは思っていない。

私の手も血で汚れている。

子供たちを諭して浄化する。

アタランテにはジャンヌの行為は許せなかった。

聖杯の力を使えば子供たちの望みは叶えられたはず。

ジャンヌと戦うアタランテ、ケイローンとアストルフォも参戦。

形勢不利なので聖杯を奪いに来いと空中庭園に戻るアタランテ。

状況が理解できないジークはジャンヌに質問する。

人は容易に地獄を作り出せる生き物。

アタランテがジャンヌを許さないのは正悪の基準が異なるから。

彼女にとってジャンヌは悪。

それでも人を嫌いにならないで下さい。

私は人間を嫌いになれない。

考えるジークに頬を染めるジャンヌ。

アタランテを追いかけたアストルフォが戻って抱きつく。

そんなストルフォに嫉妬するジャンヌ。

---次回　「」---

ジャック・ザ・リッパーの悲しみを癒やし救済することは叶わない。

悪霊と化してしまったジャックはもはや手遅れ。

ただ倒すことしか出来ない。

ジャックの悪霊に影響されて病んでしまうアタランテでした。

ジャックは子供たちの憎悪の集合体、だから私たちと

　複数形で語ったのでした。

ジャンヌがジャックに告げた言葉は無音処理で明かされなかった。
それ程重要な言葉なのだろうか？

ジャックと六導玲霞が聖杯を求めた理由も不明でした。

でもアタランテや天草四郎に近い望みだった気がする。

先に彼に出会えていれば仲間になれたかも。

今回はジャックの悲しみを描くと見せておいて最後はジャンヌのエピソード。

何というかジャンヌに魅力を感じないのが一番の問題だと思う。

ジークも含めて主役に魅力がないので面白くない。

ルーラー、裁定者、審判はどちらにも肩入れしない中立な立場じゃないの？

聖杯大戦と言いながらも個別戦闘ばかりに思える。

これでは登場人物を増やした意味がない。

天草四郎はカルナ、アキレウス、アタランテで決戦を挑めば良いのに。

ルーラーを先に倒すことに今も拘りがあるのだろうか。

次次回は19.5話で総集編らしい、尺が余っている様子。

今回は、キャスターが2名、メディア、ジルが密かに登場していたらしい。