2018年秋アニメ個人評価
2018年秋アニメ(12月終了アニメ)を個人的に評価する。
ピッコロさんのフォーマットを借用する
90%以上視聴した作品は下記となる。
- あかねさす少女
- 異世界居酒屋 ~古都アイテーリアの居酒屋のぶ
- ソラとウミのアイダ
- RErideD -刻越えのデリダ-
- 俺が好きなのは妹だけど妹じゃない
- ゾンビランドサガ
- バナナフィッシュ
- うちのメイドがウザすぎる
- となりの吸血鬼さん
- SSSS.GRIDMAN
- 人外さんの嫁
- アニマエール
- RELEASE THE SPYCE
- ゴールデンカムイ
- CONCEPTION
- 東京喰種:re
- INGRESS THE ANIMATION
- メルクストーリア
- やがて君になる
- 閃乱カグラ
- 色づく世界の明日から
- 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
- ベルゼブブ嬢のお気に召すまま
- ゴブリンスレイヤー
- ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士
- DOUBLE DECKER ダグ&キリル
- 寄宿学校のジュリエット
- 叛逆性ミリオンアーサー
評価項目の内訳は下記となる。
ストーリー
キャラクター性
画
演出
音楽
総合的な評価
<評価項目は各5点満点>30点満点。
一応評価の指標として、
5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点) 2:惜しい、何かが足りない 1:悪い 0:かなり悪い
==========================================================
あかねさす少女
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
結局、全てが明らかになったわけでもなく、少女が逃げずに自分と向き合って
成長する物語だった。
作画はCGIでバトルを描いて頑張っていたと思うが、中途半端に終わった感じで
納得出来るわけでも、爽快だったわけでもない。
終わってみると何だったの的な結論なく終わった感じ。
異世界居酒屋 ~古都アイテーリアの居酒屋のぶ
ストーリー 2
キャラクター性 2
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
異世界居酒屋なのだが、中世ドイツ風の異世界で、ある意味で普通。
それだけに、突飛なエピソードもなく、異世界感も感じない。
タイムスリップしたイメージが強い。
異世界食堂のシンプルだけど、個性の強い住人が訪れるわけでもなく
異世界感が薄い。
別に、この世界でないといけない理由もなく、強烈な個性を感じなかった。
アイデアは面白いが、エピソードがどれも弱い。
居酒屋だけに逆に花が無く、むさ苦しい男たちの巣窟になったのが残念。
ソラとウミのアイダ
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
もっと明るく楽しめる作品だと思ったが、設定が甘くて適当すぎた。
世界初の宇宙漁師なのに、現実の漁師が頑張っている。
でも船の操船など関係なく、釣り要素もない。
それなら機体の捜査に長けたパイロットや飛行士が向いていると思う。
そんなふうに細かな設定が甘くて、それを利用したエピソードは
残念な結果しか生まなかった。
ゾンビランドサガ
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 4
演出 5
音楽 5
総合的な評価 5
スタッフが本気で遊んでいる面白さが伝わってきた。
突飛な設定を王道の脚本で描くとミスマッチが面白さとなった。
CGでアイドルを歌って踊らせて、声優ユニットでありながらハモっている
音楽性の高さは高評価したい。
視聴前の予想を大きく裏切ったアニメだった。
バナナフィッシュ
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
正直2クールは長すぎた。
同じことの繰り返しばかりに思え、ラスボスが直前に登場したのは
好い加減すぎて面白くなかった。
もっと早くから登場させるか、他のメンバーで争うべきだった。
うちのメイドがウザすぎる
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
単なるドタバタギャグだけではなく小学生ミーシャの成長を丁寧に
大人が教育するエピソードを描いたのが素晴らしい。
ともすればギャグで逃げる作品が多いが真摯に真面目に対応している。
それでギャグパートが引き立っている。
となりの吸血鬼さん
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
きんモザに近い萌アニメなのだろうが百合成分が多目。
吸血鬼だが、真面目に人間社会に馴染んで暮らすソフィー。
実は人間の灯のほうが危ない感じ。
そんなあべこべな関係だが友達が出来て嬉しいソフィー。
色々と吸血鬼ネタを挟んで2人の関係が構築されるのが面白い。
大ヒット作とは言えなくてもスマッシュヒット作、佳作だと言える。
SSS.GRIDMAN
ストーリー 4
キャラクター性 3
画 5
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
特撮ファンの心をくすぐる作画で面白い試みだと思う。
特撮が詳しくなくても楽しめる内容だった。
ただ世界観の説明が少し足りない。
特撮ファンと合体ロボファンには満足できる内容だろうと思う。
最後の終わり方もおしゃれだった。
人外さんの嫁
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
「ミイラの飼い方」と似た人と人外の物語。
しかし、こちらのほうが面白かった。
細かく描かないほうが不条理設定には向いていると思う。
アニマエール
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
後半の5人になってからは面白かったが、前半は辛かった。
ギャグが空回りしている感じで残念だった。
この先は楽しめそうなだけに、ここで終わるのは残念。
RELEASE THE SPYCE
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
スパイアニメらしいがゆるふわな設定で少し残念だった。
ゆるふわで描くなら、初めからそれなりの描き方が有ったと思う。
シリアスでもなく中途半端感が強く感じてしまった。
ヤッターマン的な演出が向いていたと思う。
CONCEPTION
ストーリー 1
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
ゲーム原作のおバカアニメ、パロディは頑張っていたが内容が単調で
楽しめる部分は少なかった。
これでゲームの宣伝になっているのだろうか?
正直滑り過ぎなギャグと単純エピソードばかりだった。
東京喰種:re
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
圧縮展開でストーリーは良く分からなかった。
なんだかバトルばかりしていて、そのバトルが有効だったとも思えない。
もっとキャラの心情や設定などを描くべきだと思う。
主役が最後に勝つのが見えているだけに、尺の関係だろうが
描き方、説明不足がちょっと残念だった。
INGRESS THE ANIMATION
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
ハッピーエンドで終わったが、色々と分かったようで、分からない。
多分にご都合主義を感じた内容だった。
3DCGで頑張って動かしていたのは評価できる。
メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女-
ストーリー 4
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
若干は駆け足だったが内容は、よく考えられており楽しめた。
作画も安定して様々な国を綺麗に描いていた。
詰め込みすぎて主役の存在感が薄いエピソードも感じたが
どのエピソードも魅力的で面白かった。
やがて君になる
ストーリー 4
キャラクター性 3
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
実に丁寧なストーリー展開で不思議な設定を納得させてくれた。
そんな上手さが光る好作品だった。
色づく世界の明日から
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 4
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
作画は凄いのだが、結局魔法よりも恋愛重視が勿体無い。
テーマを上手く昇華させて描いて見せたとは言い難い。
この主人公は魔法がなければ幸せになれたのだろうかと考えてしまう。
ゴブリンスレイヤー
ストーリー 4
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
主人公が強くないが知恵で対抗するのが新しい。
こんな作品もいいと思う。
作画は終始安定しており問題ない。
ただ内容的に小鬼は凄いと逆に考えると弱いからと
作中での認識がずれている気がする。
その部分を納得できる説明が欲しかった。
閃乱カグラ 東京妖魔編
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
地上波では苦しい光映像だらけ。
エロだけの作品でしかなかった。
一応はストーリーもあるのだが、何も解決せず残念だった。
4話程度で十分な内容だった・
青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
主人公の男子が高校生とは思えない大人の発言が気になった。
あんな洒落たセリフが日常的に言える高校生など居ない。
作品は昔の眉村卓?筒井康隆?な世界を思わせる。
思春期症候群は面白い発想だが科学的な説明は要らなかった。
各少女キャラが魅力的で楽しめた。
ベルゼブブ嬢のお気に召すまま
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
パステルカラーの淡い色彩で描かれるゆるふわな恋愛アニメ。
色彩と雰囲気がぴったりな癒やし作品。
恋愛幼稚園児の主人公が気持ちに名前を付けるまでの物語。
確かに納得できるキャッチフレーズだった。
3組の恋愛模様が楽しめた佳作だった。
ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
最初はまずまず楽しめたが、後半の賢者の石の表現から
厨二病ダメアニメと化してしまい残念だった。
正直、もっと別のシーンを映像化出来なかったのかと思うほどに
視聴していて残念でならなかった。
各女性キャラの心情などを丁寧に描けば良かったと思う。
それ程に端折り気味の展開で宇宙から来た神々との
バトルばかり見せられてタイトルが何であったか忘れそうになった。
DOUBLE DECKER ダグ&キリル
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
2クールを無理やり1クールに圧縮したような内容だが上手く描いて
見せていたと思う。
でも説明ばかりとなり、楽しめるとも言いがたかった。
主人公のダグのキャラが完全にも思えて詰まらなかった。
もう少し弱点などを設定すれば楽しめたのだが、圧縮した
展開のせいだとしたら勿体無い。
分割2クールで描いても良かった気がする。
ゴールデンカムイ
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
続編だが、物語の熱さや面白さは失われず楽しめた。
ただ変態性で楽しますのはどうかと思う。
作品的には失われつつある、アイヌの生活を描いている点では
歴史的な価値があるかもしれない。
良いところで終わっているので是非とも続きが見たい。
俺が好きなのは妹だけど妹じゃない
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 1
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
近年稀に見る作画崩壊アニメ。
10話中2話だけが正常で、それ以外は崩壊だらけで逆に特徴になった。
それで話題を攫ったのも演出なら凄い。
寄宿学校のジュリエット
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
言葉で上手く表現が出来ないが少年マガジンらしい何かを感じる。
山田くんと7人の魔女でも感じた、同じ雰囲気がする。
学園ラブコメをロミオとジュリエットを手本に巻き起こるドタバタ。
それを上手く演出して見せていたと思う。
作画も安定しており、安心して楽しめた作品。
叛逆性ミリオンアーサー
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
ゲームらしいお馬鹿な設定、聖剣エクスカリバーが100万本ある。
その無駄な聖剣を破壊するという面白みにかける雑設定。
最後は時期シリーズへの引きでとてつもなく強い存在が出現。
それまでは、色んなタイプの聖剣が登場、刀語を思わせる。
ギャグ多めだが、別に面白くもない。
正直、最初の設定が馬鹿馬鹿らしくてどんなに頑張っても
緊張感は存在しない。
それ故に苦しいエピソードが続く。
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ベスト・キャラクター賞 鴨居つばめ(うちのメイドがウザすぎる)
OP賞 ゾンビランドサガ
ED賞 うちのメイドがウザすぎる
今期アニメではないが、転生したらスライムだった件、動きが素晴らしい。
女性声優 沼倉愛美
男性声優 該当なし
=======================================================
今季はゾンビランドサガ、うちのメイドがウザすぎる、
となりの吸血鬼さん、やがて君になる、が楽しめた。
意外と楽しめた、ベルゼブブ嬢のお気に召すまま、
メルクストーリア、も捨てがたい。
2クール作品だが転生すればスライムだった件、も
ラノベ1巻を8話で描く丁寧さで楽しめている。
特撮ファンなら理解できるGRIDMANも映像的には素晴らしかった。
終わりが結構良かったが説明不足も感じた。
青春ブタ野郎は、ねらわれた学園、時をかける少女、などを思わせる
日常に突然現れる不思議を描いた作風で懐かしさもあった。
ただ量子力学的な説明は萎える。
逆に少女バトル作品がどれも今一歩だった。
RELEASE THE SPYCE、あかねさす少女、ソラとウミのアイダ。
もう少しギャグ寄りに描いたり、説明を増やすなどで世界観を
補強すれば良かったのかもしれない。
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