2019年秋アニメ個人評価
2019年秋アニメ(12月終了アニメ)をピッコロさんのフォーマットを借りて個人的に評価する。
90%以上視聴したアニメは下記。
- Dr. STONE
- 厨病激発ボーイ
- 旗揚げ!けものみち
- 超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!
- 放課後さいころ倶楽部
- ハイスコアガールII
- 戦X恋
- Fairly Gone
- 私、能力は平均値でって言ったよね!
- Z/X Code reunion
- BEASTARS
- 俺を好きなのはお前だけかよ!
- アサシンズプライド
- ノー・ガンズ・ライフ
- GRANBLUE FANTASY The Animation 2
- 食戟のソーマ 神の皿
- この音とまれ!
- ソードアート・オンライン アリシゼーション The war of UnderWorld
- ぼくたちは勉強ができない
- 慎重勇者 -この勇者が俺TUEEE過ぎる-
- 警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課
- 本好きの下剋上
- 神田川ジェットガールズ
- スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH
- ライフル・イズ・ビューティフル
評価項目の内訳は下記となる。
ストーリー
キャラクター性
画
演出
音楽
総合的な評価
<評価項目は各5点満点>30点満点。 一応評価の指標として、
5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点) 2:惜しい、何かが足りない 1:悪い 0:かなり悪い
==========================================================
Dr. STONE
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
ある種の異世界転生作品。
科学に注目した点がラノベとは異なるしっかりと作られた原作だと思う。
それだけに興味深いし内容も飽きが来ない。
流石に天下のジャンプとも言える内容。
厨病激発ボーイ
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
厨二病を扱った作品だが、彼らに接しながらも中立を保とうとする少女が主役
なので、見やすくて痛くもなかった。
ストーリーも至極まっとうで王道な展開で誰もが見られる良い内容だった。
当初の予想よりも良い佳作アニメだった。
旗揚!けものみち
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
最初は面白かったが、途中から失速した感じ。
ネタが足りていなかったと思う。
設定や世界観は面白かったがパターン化したと思う。
もう一つ何かネタがあれば良かったと思う。
超人高校生は異世界でも余裕で生き抜くそうです!
ストーリー 2
キャラクター性 2
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
こちらはDr. STONEとは対象的な発明の天才が何でも開発してしまう。
それも適当に苦労なく工業製品を作ってしまう。
それだけでもありえない世界で笑える内容。
ただ総集編もなく作画崩れもなかったことは素晴らしいと言える。
商人エピソードは楽しめたが医者や、武士のエピソードは酷かった。
発明家と忍者が便利過ぎて作者の適当さが表された残念なストーリーだった。
今期は総集編が多すぎるほどに多い。
放課後さいころ倶楽部
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
ボードゲームを扱った作品でドイツでは盛んに作られている。
見たことも聞いたこともない作品が紹介されるのは興味深い。
ボードゲームに魅了された少女たちのアニメ。
真面目に丁寧に作られており爆発的な面白さには欠けるがそれ以外の欠点もない。
安定して楽しめる作品だった。
ハイスコアガールII
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
ボーイミーツガールを描ききった作品。
ある意味では今どき珍しいかもしれない。
ゲームと織り交ぜた少年少女の恋愛。
フルCGでも違和感なく、逆に作品の作風と合っていた気がする。
戦x恋(ヴァルラブ)
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
世界観や設定を描けば良いのに徹頭徹尾エロを追求したアニメ。
なので大人の都合でストーリーなどは不明。
取り敢えず、ここまで描きたい部分が多すぎて、ストーリーを淡々と追うだけになった感じ。
もっと描き方次第では、面白くなったのではと思うと残念な作品。
ストーリーを淡々と描くだけな作品は結構多いが成功だとは思わない。
長大なPV作品でしかないことを発注主も好い加減気づくべきだと思う。
Fairly Gone
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
後半は面白くなってきたが最初はテーマが不明だった。
妖精を兵器に扱うのが問題だが妖精が住む森は自然に溢れている。
そんな矛盾を描きたかったのだろうが、無理があった。
テーマ自体の描き方をもう少し考えるべきだと思う。
そしてエピソードの描き方も見せ方も上手くはないと思う。
もっと別の描き方を選べば伝わりやすかったと思う。
全般的に作画は良かったが、後半は顔のバランスが崩れていたのが勿体ない。
私、能力は平均値でって言ったよね!
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
結局はシリアスとギャグのどちらを描きたかったのだろうか?
全体の世界は結構ハードだったと思うがギャグで凌いだ?
単純に笑えるだけでもなくて、損をした気がする。
徹底的にギャグに振ったほうが良かったのではと思う。
Z/X Code reunion
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
少女たちのキャッキャウフフを描いたゲーム原作アニメ。
まあハードなこともなく少女の日常もバトルも安心して見たい人向けアニメ。
若干作画は厳しいときもあったが何とか完走した感じ。
特に何かを求めてはいけない。
BEASTARS
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
なんというか、野生動物が一緒に学校に通ったりすれば的な想像心を掻き立てられた。
ある種の動物の擬人化作品?
世界設定を思いついてルール化した時点で勝ちなのかとも思う。
3DCGなので綺麗な映像で楽しい作品だった。
俺を好きなのはお前だけかよ
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
最初のエピソードは面白かったが、その後は失速した感じ。
ラブコメだとは思うが萌えなかった。
男同士の友情のほうが目立っていた。
最後はOVAで見せるのは久しぶりな商魂逞しい。
なので最後のエピソードの結論がないのは頂けない。
アサシンズプライド
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
独特な世界観だが良く分からないままに終わった。
主役の少女は頑張っていたが、彼女をサポートするアサシンの考えが分からない。
彼女の頑張りを認めて忠義を尽くすエピソードが弱すぎる。
弱すぎて理解できなかったので、それ以降の行動も納得しづらかった。
全体的にストーリー展開を急ぎ過ぎで、面白くなる前に解決した感じ。
所謂、あらすじ展開ばかりで楽しめなかった。
ノー・ガンズ・ライフ
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
独特な世界観をハードボイルドで描いた作品。
ただ、ようやく序章が終わった感じで登場人物の背景や秘密が明らかになったところで終了。
続編があれば、ようやく楽しめそう。
GRANBLUE FANTASY The Animation Season 2
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
少し丁寧過ぎる描き方にも思えたが傷には感じない。
ただストーリーの途中で終わった感じで早く続編が見たい。
そんな作りだったのが残念。
制作費用は十分なので作画は相変わらずの綺麗さ。
食戟のソーマ 神の皿
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
安心の食戟バトルアニメ。
今回は長く続いたセントラルとの決着。
そしてソーマが遂に遠月十傑の第1席に就任。
えりなも遠月学園総帥となったので終われば良いのに。
この音とまれ!
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 4
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
2クール目で見事に最後をまとめて納得の終わり方だった。
音楽アニメはプロの演奏が聞けるので楽しい。
そして、ここまで描かれた人間関係も修復できてハッピーエンド。
とても楽しめた好作品だった。
もっと注目されて評価される作品だと思う。
作画も上手くリソースを分配していた感じで上手く手抜きしていた。
ソードアート・オンライン -アリシゼーション- War of UnderWorld
ストーリー 3
キャラクター性 3
画 4
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
作画は素晴らしかったが、内容は途中で終わったので、早く続きが見たい。
丁寧な作りだったがそれだけに、ストーリー展開の遅さに対する不満も感じた。
バトルを手抜きせずに頑張って描いた作品の印象しか残っていない。
ぼくたちは勉強ができない
ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
良くアニメオリジナルで最後まで描いたと思う。
決して途中で終わって次回作への期待で引っ張ってもおかしくないのに。
それを描ききったスタッフに驚きの感が拭えない。
作画は崩れることもなく楽しめたラブコメ作品。
それだけに少女キャラが魅力的で可愛かった。
慎重勇者 ー転生勇者が俺TUEEEー
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 4
最後の2話で評価がアップした。
それまでは変顔アニメで退屈で飽きてしまった。
未来日記にも通じる、2回目の展開で変わった主人公。
それを先に見せて実はと種明かしするのが面白かった。
最後も綺麗にまとめて珍しく1クールで完結した見事な作品だった。
警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 3
異種族が共に暮す世界だが、上手く機能していたとは思えない。
ただそれだけで、その特徴がトクナナ以外には存在しないかの様な扱いが勿体ない。
結局、何が描きたかったのだろうかと思ってしまった。
超人高校生の大人版でしかなかった。
本好きの下剋上
ストーリー 4
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 3
総合的な評価 3
14話を使って描いたが2期を最初から想定していた作り。
毎回、楽しんで視聴できた。
良くある異世界転生作品とは異なる視点が良かった。
もっとラノベアニメはバトル以外の異世界転生を描くべきだと思う。
ただ、色んな製造方法良く知っているなと思うが傷ではない。
神田川ジェットガールズ
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 3
音楽 3
総合的な評価 2
ジェットレースがメインなのに作画が大変で描くことを極力押さえたアニメ。
それなら企画を諦めれば良かったのにと思う残念なアニメ。
結局はエロしか売りに出来なかった、残念なレースCGと勝敗内容。
予算があれば、もっとレースシーンを描けたと思うと残念。
どう見てもCGレースが足を引っ張ったと思う、最終回が1/8と年またぎ。
スタンドマイヒーロー Piece of truth
ストーリー 2
キャラクター性 2
画 4
演出 1
音楽 3
総合的な評価 2
乙女ゲームなだけに作画は良い。
でも男性キャラが多すぎて良く分からない。
しかも男性の年齢が分からないので全員が大人過ぎる。
登場キャラ全員の演技が大人を意識しすぎて視聴していて疲れた。
あまりにワンパターンの演技でメリハリがない。
ストーリー自体の面白さんを演技が殺していた。
それ程に視聴していて苦痛だった、残念過ぎる演技だった。
20代でももっと明るく子供っぽい人物も現実には多い。
なのに全員をしっとりとした口調の演技は理解できない。
ストーリーは悪くないだけに演出が最悪だった。
続編は見たくない。
ライフル・イズ・ビューティフル
ストーリー 2
キャラクター性 3
画 3
演出 2
音楽 3
総合的な評価 3
日常が残念で10分アニメで描けば良かった。
それ程にギャグが寒かった。
大会などの部活シーンだけは良かった。
それ以上に作画リソースが足りていない?最終話が1/18日放送。
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ベスト・キャラクター賞 すいか(Dr. STONE)
次点 花子(旗揚!けものみち)
OP賞 ぼくたちは勉強ができない(スタッフ表記がおしゃれ)
ED賞 この音とまれ!
女性声優 和氣いずみ (主役級が増えたと思う)
男性声優 下野紘 (出演多数だった)
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今回はゲーム原作アニメが多かった。
結構残念なアニメが多いゲーム原作。
そして続編に続くアニメも多かったと感じた。
残念なことは総集編が多かった。
1クール13話ではなく、12話で描くアニメも増えたので、尺を埋めるために総集編を
放送するアニメもあるが、今期は、そう感じないアニメもあったと感じた。
最悪はアズールレーンだろう、総集編を破産での10話放送で残りの2話は3ヶ月後。
これらはNetflixの影響かなと邪推してしまう。
中堅会社のBONES、Production IGがNetflix用オリジナルを制作しているので人手不足に拍車がかかった?
京都アニメーションの事件の影響とは考えたくない。
高校生の音楽スポ根アニメ、この音とまれ、が最高だった。
特に2期で一応の問題解決、県予選選出で綺麗に終わった。
ダークホースは、慎重勇者でしょう。
未来日記と同じく輪廻転生?タイムループを上手く扱って最後で感心してしまった。
放課後さいころ倶楽部、本好きの下剋上も楽しめた。
旗揚!けものみち、は後半から失速感があった。
花子がいいキャラでした。
BEASTARS、は2期に期待、ここから面白くなりそう。
Dr. STONE、も2期に期待ですね。
食戟のソーマ、これで終われば良かったのに。
ぼくたちは勉強ができない、ここで終わらせなくても良いのに。
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