91Days TBS(9/30)#12終
最終回 Day 12 汚れた空をかいくぐり
ドン・ガラッシアを撃ったアヴィリオ。
路地でストレーガに拾われ匿われる。
ドンになる日が早まったと喜んでいた。
ヴァネッティ・ファミリーは追い詰められてアイランドに逃走。
もうすぐ禁酒法も終わる。
ネロにタレコミの電話が掛かる。
アヴィリオを連れだして逃走する。
ガンゾの手紙をみて生き残ったのはオレ一人だ。
街を出なかったのは、最後を見届けたかったから。
ヴィンセントとネロには俺の苦しみを味あわせたかった。
ヴィンセントは直ぐに病で亡くなった。
復讐すれば生きる糧が見つかると思ったが何も残らない。
全ては無駄事。
そんな言葉で片付けるな、俺はお前を信じていたんだぞ。
7年前の夜に撃てば良かった。
海に向かう二人、ドライブ。
俺がお前を殺さなかったのは、殺したくなかったから。
砂浜を歩くアヴィリオを背後から撃つネロ。
---最終回---
禁酒法時代のマフィアの暗躍に巻き込まれて
家族を失った少年の復讐譚でした。
復讐は何も産まない。
抜け殻だった少年に生きる糧を生み出したと思わせたが
結局は友人も失って何も残らなかった。
ただ虚しさだけが残ったのでした。
今時では珍しい作品でした。
女性も萌えもない、男だけの世界でした。
ただ珍しさの域を出なかった感じがあります。
もう一捻り脚本で何かが欲しかった気がする。