ゼーガペインADP TokyoMX(10/08)
ゼーガペイン10週年で新たに新作が制作される。
そのため?のTVシリーズ26話の総集編。
そして新作ADPの冒頭5分。
この作品はロボットアニメとして視聴すると数話で切られると思う。
前半はロボットバトルがメインではない。
それ程に世界観が謎で小出しにされている。
ようやく明らかにされて全てが納得できる。
そして現実を知って前半の山場とも言うべきクリスとアーク。
後半はメインヒロインがシズノから守凪了子に代わる。
それらを総集編的にまとめた映像。
しかし、いきなりシズノによって世界の謎が語られるのは
尺の都合で仕方ないとは言え少し興ざめ。
それを頑張って小出しにして描いてきた本編だけに呆気なさ過ぎる。
まあそれを先に提示しないと終わらない総集編かもしれない。
そしてメインヒロインが交代してのリョーコが消失。
キョウちゃん、私こんなになっちゃったよ。
この台詞がとても切ない。
彼女のデータが消失、唯一発見されたのが搭乗していた
アルティールのメモリ内。
なのでアルティールに搭乗すれば存在して会話も可能な存在と化する。
ここが今回の見せ場かもしれない。
この後もストーリーは続くのだが、新作には関係ないのでカットらしい。
確かに、この作品の見せ場はここまでかも知れない。
ゼーガペインで戦うのはある意味予定調和であり、おまけかもしれない。
そして10年目の新作。
名前が登場したが姿を見なかった存在。
河能亨、リョーコが発見した英研部の先輩で舞浜の
風景を残した。
10年目にして初めて、ビジュアルが描かれた。
もう一度、学園での世界が描かれるようだ。
同じスタッフでアフレコした新作、中の人の成長が目覚ましい。
特に初のメインだった花澤香菜さんのリョーコはお世辞にも
上手いとはいえない。
新作では、流石の力量で演じてます。
10年目で新作が描かれ、BD-BOXが販売される作品も珍しいと思う。
それ程にメジャーではないがスタッフもファンも思い入れが強い作品。
個人的には隠れた名作だと思う。