とある科学の超電磁砲S TokyoMX(5/17)#06
第6話 あたし・・・みんなのこと見えてるから
妹の死を知って一方通行に突っかかっていく美琴。
大量の砂鉄を巻き上げて一方通行にぶつかる。
しかし傷一つ負わない。
足を見て、感情のほとばしりを抑えきれない美琴。
列車のレールを持ち上げて一方通行に飛翔させる。
しかし逆に反転させられて美琴をめがけてレールが飛んでくる。
このパワー、お前、オリジナルか?
お前とやれば、この面倒な実験も短縮できるかもな。
何でこんな計画に加担するわけ?
理由は絶対的な力を手に入れるためさ。
無敵が欲しいんだよ。
そんなもののために、あの子たちを殺したの。
超電磁砲を発射するが、瞬時に反転される。
茫然自失状態の美琴。
あれ、もしかして、これが最終奥義ってやつ?
人聞き悪いな、ボタン一つで作れる模造品だぜ。
さて次はこっちの番だな、ちっとは楽しませてくれよ三下。
お待ちください、計画が狂いますと妹達が止める。
そこには無数の妹達が立っていた。
そう言えば、自己紹介がまだだったな。
あらゆるベクトルを操る学園都市の第1位。
一方通行だ、よろしく。
あんたたち、何なの?
おかしいよ、何でこんな計画に付き合っているの?
殺されちゃうんだよ。
こんなの訳分からない。
生きてるのでしょう、命があるのでしょう、あんたたちにも。
ミサカは計画の為に作られた模造品です。
造り物の体に造り物の心、単価にして18万円の実験動物ですから。
お姉さまが原因だったのですね、DNAマップを提供したから、
私達が作られたのも、殺されるのも・・・
夢を見ていた美琴、ベンチで目覚める。
久し振りねと布束と遭遇する。
全てを知ったのね、あなたが知っても何も出来ないと言ったのに。
何であんなことが出来るの?
あの実験に関わっている科学者たちはいかれてるわ。
ガンの特効薬が開発されて治験に2万体のモルモットが必要なのと
同じことよ。
彼らに殺人を犯していると言う認識は無い。
マネーカードをばら撒いていた布束に尋ねる、
なんで人間じゃない造り物の為に。
レベル6シフト計画で再び研究に呼び戻された布束。
ミサカの様子にミルクティーを与える。
布束の好きな紅茶の情報もテスタメントから与えられていた。
屋内実験で8911体が消費された、記憶と経験値を情報として
記録共有するミサカネットワーク。
感情は概念化して情報として記録している。
初めて外に出るミサカ、風と光を全身で感じるミサカ。
世界とはこんなにも眩しい物でしたのね。
それを聞いて、彼女たちを造り物として感じられなくなった。
クローンを人間としてはみたくない、殺されることを
受け入れた奴も認めない。
素直じゃないわね。
計画の関連施設は20を越えるわよ、一人でどうするの?
私を誰だと思ってるの?
私が撒いた種は、自分の手で片を付けるわ。
早朝、部屋に戻った美琴。
初春と佐天には昨夜遅く帰ったと連絡する黒子。
皆に心配を掛けたと分かって、パフェを奢る美琴。
星を見たくなったと昨夜の件を誤魔化すが誤魔化し切れない。
見えてるから、私皆の事、ちゃんと見えてるから。
ゲーセンへ行きましょう。
それで、スッキリしましょう。
御坂さんには私達が付いています。
抱えきれなくなったら、いつでも言って下さいね。
---次回 「お姉さまの力になりたいですの」---
一方通行の説明が簡単でしたね。
まあ、初見の人は少ないでしょうから、それでも良いのかもですね。
でも公式サイトには掲載するべきですよね、未登場の
あの人は掲載されているのに。
学園1位のレベル5には歯が立たない美琴。
ベクトルを操れる、方向を変化させられるので、物理攻撃者には
勝てないですよね。
木原神拳とかありましたね、直前で方向を変えるとか・・・
物理的に無理がありますが・・・
そして前回の悪趣味で不愉快な左足が描かれてましたが
遺品としてゲコタバッジとか、靴とかでも良かったと思いますね。
退屈で死んだような毎日を送っていた布束よりもよっぽど
人間らしかったミサカ妹。
初めて外に出たミサカが世界を感じるシーンが
今回のベストシーンでした。
彼女達を守るために戦う美琴ですね。
それにしても1万回近くも戦ってきてベクトル操作の能力には
まだ到達していなかったのが意外でした。
禁書目録では、ベクトル反転と答えているシーンが有ったので
早々に知っていたのかと思ってました。
類推する時間も無く片っ端から殺害されていたので、
有効なデータも蓄積しなかったのでしょうね。
こんな能力差のある戦闘でレベル6に成れるのかと思っていたら、
フェイクで実は・・・なのでした。
それは納得でした、でもそれ以上にレベル6計画がおかし過ぎる。