眠りの森 TBS(1/02)
新参者 加賀恭一郎シリーズ
公式サイトから
警視庁捜査一課の刑事・加賀恭一郎(阿部寛)は、ひょんなことから
バレエ「白鳥の湖」を観にいく羽目になるが、興味の無い上に
徹夜明けということも重なり、公演中に居眠りをしてしまう。
しかし、途中で目を覚ました加賀は、浅岡未緒(石原さとみ)が演じる
黒鳥に目を奪われ、その才能にすっかり魅了される…。
そんなある日、その公演を主催する名門・高柳バレエ団の事務所で、
ある男が殺された。居合わせたバレリーナ・斎藤葉瑠子(木南晴夏)が
被疑者とされ事情聴取を受けるが、不審者から身を守る上での正当防衛だと主張。
被害者の男・風間利之(内田朝陽)と葉瑠子は面識がなく、
プリマである高柳亜希子(音月桂)を中心に、バレエ団側も
葉瑠子の証言を疑わなかった。
石神井北署の太田刑事(柄本明)は、当初この案件にやたらと
首をつっこんでくる加賀に対して冷たい態度をとっていたが、
次第にその捜査姿勢や観察眼に一目置くように。
徐々に捜査に熱を帯びていく加賀に対し、嫌味を言いながらも
冷静になるよう諭しつつ、2人はパートナーとして捜査を進める。
捜査が進む中で幾つかの不審な点が浮かび上がり、事件が
混迷を極める中、今度は「眠りの森の美女」のゲネプロ中に、
バレエ団の敏腕演出家・梶田康成(平岳大)が毒殺された。
果たして、最初の事件と関係があるのか…!?
今回はお見合いでバレエ観賞。
相手がTrickの相棒、仲間由紀恵さん。
居眠りしていて断られる加賀。
その偶然にも観賞した高柳バレエ団での殺人。
侵入してきた見知らぬ男を殴って殺してしまった。
正当防衛が適応されると思われていた。
所轄の定年間近の太田刑事とコンビを組むことになる加賀。
そして第2の殺人、演出家の梶田が殺害される。
最初の殺害された男は画家志望、NYの先輩の下を
頼って渡米する直前だったことが分かる。
その先輩も3日前に病死。
高柳バレエ団でもNYでのレッスン制度があった。
そして渡米経験のある森井靖子も自宅で死亡。
NYに加賀が渡って調査をすることになる。
ここで靖子と病死した画家の卵の青木の恋人関係、
傷害事件を知る。
帰国した加賀が青木の遺品の絵画、バレエダンサーを
靖子ではなく亜希子だと判明する。
NYでの一件でもう余命少ない青木に会って欲しいと
頼んだ男を誤って殺害してしまったのだった。
それは事故で聴力を失うかもしれないダンサー未緒の
仕業だった。
残り少ない公演を力いっぱい努めたいがためだった。
演出家を殺害したのは亜希子の身代わりに利用された
ことを知った靖子の犯罪だった。
演出家の梶田は亜希子の将来を守るために靖子を
身代わりに利用したのだった。
身代わりになってもバレエの主役には成れない
悔しさゆえからだった。
最後の公演で見事に踊り切った未緒、しかし加賀が
抱きしめた時に聴力を失ったのだった。
父親を許せない加賀、しかし未緒の聴力の事は彼からの
ヒントだった。
太田刑事を鍛えた先輩刑事は加賀の父親だった。
---感想---
加賀は人形町の所轄の刑事じゃないのかと思ったら、
それ以前の物語でした。
まあ人形町でいつもそんなに複雑な事件が発生する
わけでもないですからね。
そしてゲストの仲間由紀恵さん、TRICKも最後の作品が
公開されるからでしょうか。
正当防衛が適応されそうな事件に本庁からの応援って
何か不思議な気がします。
加賀は自由に事件を調べられる特権でもあるのでしょうか。
それとも何の経緯がカットされているのでしょうか。
共に捜査を行ううちにお互いの家庭の問題が似ているかもと
思う太田刑事。
そしてNYまで調査に行く事になります。
その甲斐もあって無事に事件も解決。
雨が降ると倒れるダンサーの未緒。
実は聴力を失うかもしれない症状でした。
それに気づくのは凄いですね。
どうしてバレエ団の建物に画家の卵が勝手に侵入出来たのか
気になりますね。
でも決して、スッキリした最後ではないこのシリーズ。
今回もちょっと辛くて切ない最後でした。