それでも町は廻っている TBS(12/24)
第12話 最終話 それ町
町、そこは人が集い、生まれ、育ち、そして天寿を全うするところ。
しかし神の不注意か、時としてその営みの乱れる物も居る。
紺先輩がシーサイドに来たが不機嫌そう。
カツ無しカツカレーと氷抜きアイスコーヒーをホットで。
カレーとコーヒーねと辰野と仲が悪い
タッツンが卓球部に入らなかったからだと言う。
もう入れてやらない。
そうだ、皆に良い物見せてあげますよ。
万年虫。
万年筆に虫眼鏡を付けたと自慢そうに見せる歩鳥。
これモンブランだぞ。
モンブランは置いてないですよ。
モンブランの万年筆はん万円はするぞ。
それ既にあるよ、ボールペンにルーペ付きがとウキ。
ほらこれやるよと笛を上げる紺先輩。
一人しょげて帰る歩鳥。
偶然にも万年筆をプレゼントしてくれた叔父さんから
連絡が入る。十万円はするようだ・・・
推理小説を書いて大賞の賞金でモンブランを買うことを
思いつく歩鳥。
ゼリー島殺人事件を書き上げて送付する。
もう既に大賞を受賞したつもりの歩鳥。
有名になっても遊んであげますからねと紺先輩に言う歩鳥。
出版社からの手紙、第一次選考を通らなかったと通知。
2週間もかかって書いたのにと、ショックで倒れる歩鳥。
トラックが通りかかる。
ショックで幽体離脱する歩鳥。
その、おざなりの紙芝居は走馬灯じゃないだろうね。
天に召される歩鳥。
それでも町は廻っている 後編。
エジプトに来た歩鳥。
日本人の列は向こうと、役所で手続きを勧める案内人。
手続きをすます歩鳥。
死因は事故で前科は無し、2,3週間で天国の住民票を
発行されるらしい。
くちなしの花をもらって、死人に口なしとギャグを言う案内人。
心霊フォトショップで下界の写真に写り込めるらしい。
紺先輩の写真に悪戯する歩鳥。
それから下界の様子を望遠鏡で見る。
皆が歩鳥のことを思って悲しんでいる様子を見る。
今までで一番心配かけてるね。
これからはおっちょこちょいを直すよ。
そうか、これからなんて無いんだ。
もっと生きて居たかったよと泣く歩鳥。
天使の仕事を案内人から紹介される歩鳥。
入国管理局から呼び出される歩鳥。
遺体も無傷で脳も大丈夫だったので生き返られるらしい。
案内人と言っても死を実感させる仕事だから。
紺先輩が歩鳥を見舞いに来る。
お父さんが3400円のお賽銭で生き返った。
お前の値段は3400円だと言う。
妥当な値段だよ。
万年筆はトラックに曳かれたことにしました。
そんなところだけは頭がまわるな。
お前には何か憑いているせいかもしれないぞ。
と写真を見せると歩鳥の肩に手が写っていた。
ヒィー。
天国で自分がイタズラしたことは覚えていなかった。
それでも町は廻っている。
SFのような不思議な作品でした。
タッツンより紺先輩と仲の良い歩鳥なんですね。
そう言えば前回の予告に有った皆がシーサイドで
歩鳥を呼ぶシーンって無かったな・・・
今回はジョセフィーヌもびんぼうくんも無かったですね。
それ町はSFあり、ドタバタギャグありと多岐にわたる
作品でした。
そして常にボケに的確に突っ込む紺先輩です。
日常の隙間にある不思議な世界。
偶に見せる歩鳥の冴えた言動。
やはり天才タイプの歩鳥ですね。
でも探偵には数学が必要じゃないかな??