君と僕。2 テレ東(6/25)#13終
第13話 最終回 へそと凛
公式サイトから
受験に向けての模試を控えているが、まだまだ実感がない千鶴たち。
そんな中、祐希と千鶴が春たちの所属する茶道部に体験入部することになった。
悠太のクラスに報告に行った春は、そこで大学図鑑を見ている要たちの姿を目にする。
その姿に、春は自分の進路や将来について焦りを感じてしまって…。
今度の休日に学校で模試がある3年生。
放課後はラーメン店に行こうと話す千鶴と祐希。
春は部活で一緒に帰れない。
茶道部は週一で和菓子が食べられて良いと話すと
体験入部で来ますか?
悠太に報告する春、要と大学図鑑を見ていた。
進路を決めないといけないと考える春。
でも春には実感が無い。
うつむいて歩く春を見かけて声を掛ける茉咲。
男性で茶道部って珍しい。
どうして入ったの?
歩いているとお茶の良い香りがして悠太が入ると
言ったので一緒に入ったらしい。
要も一緒に千鶴、祐希が体験入部に来た。
春がまず姿勢を説明する。
おへそを前に突き出す感じで背筋を伸ばします。
格好なんてどうでも良いと話す千鶴。
横で悠太が凛とした姿で座っている。
格好良いと思って急に居住まいを正す千鶴。
綱志先生はスキンヘッド、たまらず笑いを必死に
押さえる3人。
和菓子が美味しいし綺麗と話す千鶴は進路が決まった。
お茶の水大学に行く。
お茶は関係ないよ、それに女子大だよ。
千鶴には無理と悠太。
興味を持ってくれたのなら、もう少し作法を学んで
行きますか?
千鶴は足が痺れていた。
どうぞ濃茶です。
皆で回し飲みをするらしい。
苦くて吹き出す千鶴。
道具を見てもらったらどうですか?
歪んでいて、小学生の工作みたい。
3万円と高価な茶碗。
茶道の教習者にはいつでもなれます。
家が家元だったので小さい頃から学んでいた。
学校の勉強より少し得意だっただけ。
いつ教習者に決めたかは不明。
高3の時は何も決めていなかった。
高3で進路が決まっている人なんて一握りです。
大人になって変わったことは、あの頃に比べて
足が痺れなくなったくらいですよ。
悠太が春にお茶をたててあげる。
今日は一服も飲んでいないから。
悠太君は進路を決めましたか?
僕は学校を調べたりしたこと無かった。
要君は既に調べていた。
二人を見てびっくりした。
春おへそ。
お服加減はいかがですか?
大変結構です。
先に帰ったと思っていた3人は待っていてくれた。
今はまだ、この先が何も思い描けない僕達だけど
きっと緩やかに変わっていく。
こうして、ちょっとだけ大人になったように。
---最終回---
高3になって進路を考えないといけなくなります。
でもお茶の先生が話すように、進路が決まっている
人なんて一握り。
それでも決めないといけないのですよね。
これからちょっとずつ考えて行けばいいのです。
何気に格好良かった、お茶の綱志先生でした。
まったりとした男子高校生の日々を描いた作品。
恋愛やお金に悩んだり、ゆっくりと進む日常。
頑張る熱い展開は無いストーリー。
球技大会は有ったけれど、頑張る部分は見せない。
会話も疲れた、とネガティブ発言が多い。
でも、その中にちょっと真実や本音が見え隠れする
良い話な作品です。