ヨルムンガンド Perfect order TokyoMX(12/25)#24終
第24話 最終回 恥の世紀
2年後、空は制圧されなかった。
ココはヨルムンガンドを発動していない様に思えた。
その間、陸と海は燃え上がった。
キャスパー曰く、第3次世界大戦前夜だそうだ。
色んな理由で各地が戦っている。
ココと話すキャスパー、儲かっているかい?
もう中東はキツイ、第6次中東戦争。
北アフリカも同じ、なんとかの春は失敗だった。
お得意様のインドネシアはホット過ぎる。
ロンドンのビッグベンが折れた。
ユーロ圏も内戦がくすぶっている。
南米も通常運転中。
東西アフリカも戦っている。
米国と新ソ連だけが均衡を保っている。
極東も大変、元が紙くずになった中国、香港も大統領を
決められない。
ココ、いつになったら僕は新しい世界を見られるのかな?
ヨナは辞めた理由を話さなかった。
彼は今日にもここを辞める、フラストレーションが溜まっている。
2年前からスケアクロウがしつこく絡んでくる。
上から情報が降りて来なくなったかららしい。
それで考えた。
ココからキャスパーへの警護の依頼を引き受ける。
タイでのロケット打ち上げ、2つ目の量子コンピューターだ。
これで完全無欠になる。
ラビットフットは自分が小さくした量子コンピューターに
感慨無量で泣いていた。
概要を説明しようキャスパー兄さん。
ココのヨルムンガンドでHCLIは大打撃を受ける。
しかしHCLIは元々海運商だから大丈夫。
この世から武器は本当に無くなると思うかい、ココ?
キャスパーさん、ここで僕を降ろして下さい。
お別れです、今まで色々とお世話になりました。
会社の仕事は、本来直ぐには辞められないよ。
でも良いよ、君と僕は対等だ。
何でと不満なチェキータ。
3人の子供はヨナと俺で大学まで支える。
スイスの銀行の口座とパスポートを手渡す。
気に入っていたペットが居なくなった感じのチェキータ。
銃を持ってきてしまったヨナ、自動小銃を投げ捨てる。
しかしハンドガンは捨てられない。
何とかしてよ、ココ。
良いよ、ヨナ。
New World Orderの書類に目を通すブックマン。
Carrysを経営するカレー社長たち。
ヨナが助けて学校に通う3人の子供達。
手術する国境無き医師団。
島に居るスパイマスター日野木。
家族団欒のプレイム。
ユーロ圏の武器商人。
スケアクロウはショコラーデに盗聴器を仕掛けろ。
キャスパーは怖いよ。
カレンに丁を取ろうと誘う南。
じゃあ麻雀しよう。
一人歩くヨナ、もう二日間何も食べていなかった。
ルツが現われる、一人でお店にも入れないのか?
店にはココ部隊が揃っていた。
ウゴ、ワイリ、トージョ、マオ、レーム、バルメ、皆が
ヨナを歓迎する。
ここはアゼルバイジャン、油田を新ソ連が狙っている。
2年考えて私と世界、狂ってるのはどちらだ?
私はやると言ったことはやる女だ。
人間恥には弱い。
僕はココも世界も狂ってると思う。
でもココに付いて行くよ。
特等席で見せてやろう。
僕は武器商人と旅をした。
そしてココ・ヘクマティアルと新しい世界を旅する。
行くぞ、ヨルムンガンド発動。
---最終回---
ココの下を離れて2年間、世界の紛争は減るどころか
増えているのが実情だった。
キャスパーの下を辞めて一人のヨナ。
一度武器を手にして武器を学んだヨナは武器を捨てられません。
最初にココが言った言葉、私がそれとの付き合い方を教えてやる。
そのとおりになりました。
再びココの部隊に参入するヨナ。
全員がヨナを迎えます。
2年間で量子コンピューターを10フィートコンテナに入るくらいに
小さくしたラビットフット。
打ち上げられて感涙する子供の様な人ですね。
そして全員の状態を紹介して、ヨルムンガンド発動です。
地球上のコンピューターを全て無効にできるような
量子コンピューターの稼働。
今は全てをコンピューターに頼っていると言っても過言では
ない世界です。
ある意味、全てのサービスが停止すると言っても
過言ではないでしょう。
世界を牛耳ったココが描く新世界とは?
そしてキャスパーの言葉、武器は無くならない。
どんな世界になっているのでしょうね。
作画も安定していて、各キャラの過去を描きながらココの
目指す世界平和を実現するためのストーリー。
ピカレスク・ストーリーの様でもあり、アクションストーリーでもある
作品でした。
戦争は無くならない、人類は戦いが好き、人類駄目ストーリー
でもあったのでしょうか。