ガリレオ フジ(6/24)#11終
第11話 聖女の救済 後編
公式サイトから
通じて、義之の妻で、中学時代の同級生でもある綾音(天海祐希)と再会する。
綾音は妊娠をきっかけに義之と結婚した。
が、何者かに自転車で衝突され流産していた。
湯川は、綾音が営んでいる幼児教室で、子どもたちにある実験を見せた。
それは、電気ポットを使って、次々とお湯の色を変えてみせるというものだった。
その話を知った貝塚北署の岸谷美砂(吉高由里子)は、
その実験が事件に関係あるものだと考え、湯川を訪ねる。
そこで湯川は、犯人は義之が自宅にいる時間に侵入してヤカンの
水にヒ素を仕込んだのではなく、あら かじめ何らかの方法で
仕込んだのではないか、と美砂に告げる。
もしそうならば事件当日北海道にいた綾音にも犯行は可能だ、と続ける湯川。
美砂は、その可能性を否定し、勝手に綾音に接触しないよう、釘をさす。
そんな折、美砂は、事件当日義之の家を訪ねている紫の傘の女性を見つけるが…。
---感想---
神は全ての人間を救済する。
君の救済は自ら警察に出頭することだ。
一年間の死刑執行猶予期間として浄水器の使用を控えてきた
犯人の綾音。
この状況を可能にすることが凄いですね。
良く思いついたのと、良く実行できたなと思います。
今回も、刑事コロンボ宜しく犯人に推理を話すガリレオ。
古畑任三郎は刑事コロンボのオマージュになります。
科捜研でも分からない現象を解読するだけには飽きたらず
事件も犯人も推理するのでした。
恐らくネタが尽きているのも事実でしょうね。
それ程、不思議な現象、科学の組み合わせなどは少ないのでしょうね。
なのでガリレオの役割も変わらざるを得ないのでしょう。
でもそうなると警察の無能ぶりが目に付いたりします。
綾音はヒ素を何処から手に入れたのでしょうね。
バラが枯れても太田川が植え替えて気づかないのは
面白かったと思います。
でも証拠隠滅を許してましたが・・・。
岸谷が証拠が見つからないからと泣いて敬語を使うシーンは
必要だったのだろうか?
前回は2008年にローマ法王がガリレオの地動説を認めた
ことを話していました。
今回は恐竜の化石の周囲の土をCTスキャンして心臓が判明した
ことが興味深かった。
こんな小ネタが面白い。
今回のシリーズは科学で解明する捜査協力から探偵に
代わらざるを得なかったガリレオなのかもしれない。
でも最後の誘雷の事件を解明して欲しかった。