終物語 TokyoMX(8/13)#02終
阿良々木暦ノ物語
扇ダーク 其の壱 其の貳 其の參
臥煙伊豆湖の下に集められた、阿良々木暦、八九寺真宵、
斧乃木余接、キスショット。
今後の方針を説明する。
阿良々木暦にとっての最重要課題は八九寺真宵と忍野忍の処遇。
このままではまた暗闇に飲み込まれる八九寺真宵。
臥煙伊豆湖は阿良々木暦が自分よりも他人を一番に考えるのなら
協力し合えると告げる。
八九寺真宵は北白蛇神社の神にする。
それならばこの世に存在し続けられる。
彼女も阿良々木暦に会えるなら問題ないと同意する。
しかし、あの神社は蛇を祀った神社。
八九寺真宵はカタツムリ、三竦みの原理でナメクジは蛇を抑えられる。
カタツムリはナメクジの親戚だから。
そもそも、この地に歪が生じたのは400年前のこと。
この地に降り立った吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードは
衝撃で湖を破壊してしまった。
そこには蛇を祀った神社が存在していた。
それも破壊されて代わりに神社を再建した。
それが北白蛇神社で元の神社が存在した場所は白浪公園。
しかし湖の蛇は水蛇で、北白蛇神社は山蛇で微妙にずれていた。
それで歪が生じてしまった。
そしてもう一つの問題は忍野扇を退治すること。
彼女は怪異だよ。
彼女の正体は阿良々木暦の自己嫌悪、で生まれた怪異。
臥煙伊豆湖の姉、臥煙遠絵が生み出した怪異、Rainy Devilを
キスショットの最初の眷属、死屍累生死郎が取り込み忍経由で暦に伝搬した。
その所為だと考えられている。
忍野メメが住んでいた学習塾跡で扇を待っていた暦。
彼女に正体を明かして怪異として消滅する筈だったが、暦の気が変わり
暗闇に飲み込まれるのを阻止する。
しかし右腕を消失してしまう。
忍野メメを南極から羽川翼が連れ帰る。
阿良々木くん、僕の姪っ子を押し倒して何をしているんだい。
扇は怪異ではなく人として認識されて生存を続ける。
卒業式、羽川翼は暦に別れを告げる。
南極から忍野メメを連れ帰るのに戦闘機を借りた。
その代償は頭脳を売ることだった。
ひたぎ呼びに二人の関係を想像する翼。
ひたぎは翼と名前呼びをする。
神原駿河が二人に花束を贈呈する。
キスショットは元の姿の忍になり影に隠れて生きることを望む。
暦の右腕を再生して共に生きるため臥煙伊豆湖に元の姿に戻してもらった。
---最終回---
前半のダイジェストが長かった。
1時間以上にも思える過去の振り返り。
昨日にも放送したのだから必要無い気がする。
八九寺真宵が神になるとは思わなかった。
そしてキスショットが湖に飛来してきた話が繋がるとも思わなかった。
その所為で白沱神社が消失して北白蛇神社に移築したと見事に
繋がったのは感心した。
最終回なのに神原駿河の出番がなかったのは残念でした。
花束を渡すシーンでも台詞は準備できた気がする。
最後のカットでは登場してましたから。
長かったシリーズもこれでひとまずは終了ですね。