ゴールデンタイム TokyoMX(3/29)#24終
最終回 第24話 ゴールデンタイム
公式サイトから
学祭が終わり、過去の自分に完全に戻ってしまった万里は
大学を休学し田舎に帰っていた。
自分が東京で大学生活を過ごした事実があることを知りつつも、
はっきり思い出せることは何もなかった。
その年の大晦日、帰省したリンダと実家で過ごしていた
万里のもとへ突然の来客が。
玄関を開けると、そこには見知らぬ女性の姿があって…。
福来大学の学祭にやって来た母、ただいま万里だよ。
地元の病院に入院すると帰った万里。
過去を思い出して、東京での大学時代を忘れてしまった。
万里の忘れ物、手鏡を香子に手渡す柳澤。
休学中の大学、いずれ辞めることになるだろう。
大学時代のメモの内容は何も覚えていない。
メモに記載されているメールアドレスを調べる。
昨日の12月20日に加賀香子宛てに歯の浮くような
メールが送られていた。
誰かが名前を語ってメールを送っている。
問い詰めると、お前が先に誓いを破ったと言われる。
香子からは返信は無かった。
クリスマスにリンダは帰省してきた。
大晦日も万里の家に一緒に居るリンダ。
リンダは何も変わらない。
万里を訪れる女性。
DVDを届けに来たと言う、岡千波さんでしょう。
リンダを呼ぶ万里、私はこれだけで良いと帰る香子。
中に手鏡が入っていたので香子に返す。
手鏡の記憶がフラッシュバックする。
落ちた橋に行きたいと場所を尋ねる香子。
荷物から手鏡を探す万里、それは綺麗な手鏡だった。
これは俺のじゃない。
香子を追いかける万里、俺は俺でいいんだ。
転ぶ万里にスニーカーを投げるリンダ。
このために、あげたんだよ。
走れ、多田万里。
過去の万里が登場して向き合う。
ようやく会話が出来る二人。
諦めて沈んでいくつもりだったのだ。
リンダが登場して、過去の万里に飛びつく。
イエスだよ、私はあんたが大好きだよ。
万里の全てにイエスだから香子ちゃんもイエスだよ。
私は待てせている奴が居るからと走り去るリンダ。
落し物だと指輪を手渡す。
香子と叫ぶ万里。
私を呼んだでしょう?
約束は覚えている?
一生一緒に居る、二度と解約はされない。
もう手加減しないわよ。
万里と居る私が大好き、私は万里が好き。
私は一度間違った、私が耐えれば良いと思った。
私が居ないと万里は苦しまずにいられると思った。
万里の側で生きていたい、それで良い?
指輪を手渡す万里。
側に居てくれてありがとう。
メールは二次元君が送っていた。
香子が立ち上がるように仕向けていたのだった。
暴走お嬢様だろう、僕は宗教セミナーで万里を
一度見捨てたから。
それに応じて岡千波がDVDを編集したのだった。
---最終回---
良い最終回でしたね。
でも香子の手鏡がいつ、荷物に入ったのでしょうね。
自分の手鏡は入れ忘れたのに。
2クールかけて8巻を描いたので、1巻当たり3話で
短縮した作品でした。
大学生の今の万里と過去の万里が精神的に
別々に存在する描写が少ないので分かり辛かったですね。
特に最後の記憶をなくす描写が圧倒的に下手でした。
台詞で説明するならアニメ化する必要はありません。
ドラマCDで十分です。
もっとアニメ的に絵で見せて欲しかったですね。
記憶を失う描写なんて他作品でもたくさんあるのに、
その肝の部分が下手なので、分かり難い作品でした。
もっと過去万里を描いて、視聴者に理解させる描写が
必要だったと思います。
それが少なすぎて、万里は何を怯えているの?
カン違いじゃないのと思える困った作品でした。
原作を再構成して1クールで見せた方が良かったのではと思う。