信長協奏曲 フジ(9/19)#10終

最終回　第10話　二人の信長

公式サイトから
鬼が出るとの噂に調査に乗り出す森ブラザーズ。
そこには新たな出会いが待っていた。
織田家勢力はさらに拡大を続け、時代は群雄割拠へ。
ミッチーは、ある出来事をきっかけに大きな決心をする。

森ブラザーズを小姓として面倒を診るサブロー。
弟の三人は小姓として遣えるが長可は元服して家督を継ぎたい。
鬼が出ると前田犬千代が報告する。
長可が鬼退治すると、まるで桃太郎。
捕まえたのは埼玉のプロ野球チームで5年連続ホームラン王の
　ヤングだった。
彼を知っているサブローは弥助と命名してボディガードとする。

光秀と雑煮を食べるサブロー。
新年の挨拶などで疲れているサブローと入れ替わって
　信長として振る舞う光秀。
顔色が悪いと帰蝶が心配する。
昔は寂しかっただけ、でも殿が健やかになってから
　幸せの時間が長い。

松永久秀が訪れる。
いつも乍ら、口の悪さに辟易する光秀。
彼から数百年後の日本から来たことを知る。

浅井、石山本願寺、武田、比叡山延暦寺と問題は多い。
沢彦に比叡山を尋ねる。
僧よりも兵の色合いが濃く、腐敗している。
滅ぼしても良いか？
仏敵の誹りは免れませぬ。
敵を減らしたいだけじゃ。

サブローに密かに相談する光秀。
延暦寺を攻めます。
父の仇の森長可は賛成する。
治外法権の比叡山を攻めることは庶民も大名も敵に回します。
もう大名は殆ど敵だらけ、今更でしょう。
石山本願寺の一向一揆勢への牽制になります。
殿はもう決めておられる、我らが何を言っても変える気はないのでしょう。
光秀が総指揮を任される。

延暦寺焼き討ち、御仏に弓を引くとは、そなたは第六天魔王じゃ。
仏罰が降るぞ。
その名は儂が貰い受ける。

サブロー、そなたは遠い国から来たのじゃな。
そなたが居なければ、今の織田家は無かった。
儂はそなたのためだけに生きるぞ。
その言葉、甘ーい。

---最終回---

10話では、かなり厳しかったのか、駆け足でした。
もっと色々エピソードがあるのだと信じたい。
8，9話が酷かった。
ようやく協奏曲になったのかな。
帰蝶が登場するとお市の出番が無い。
今回は、お市の脱出を描くのかなと思ってました。

弥助は史実でイエズス会から貰いうけた様ですね。

面白いエピソードもあって、期待していたのですが、
　短すぎるので尺合わせのためか駆け足になりました。
もう少し尺があれば、面白くなったのかなと思います。
まあ、月9、劇場版のための露払いだったのでしょうか。

信長協奏曲 フジ(9/12)#09

第9話　イバラの道

公式サイトから
ついに織田軍と、お市のいる浅井・朝倉の連合軍が対決。
古くからの家臣である森蘭丸の父・可成は、宇佐山の城守備に
奮闘するが、敵に比叡山延暦寺も加わり、絶体絶命の危機を迎える。

小姓の堀秀政がサブローに伝える、竹中半兵衛殿が
　近江鎌刃城主、堀秀村を凋落しました。
出撃します。
小谷城を攻めるサブロー、市の叫ぶ声が聞こえる。
城内に火を放つ織田軍、しかし城からは出ない長政。

横山城へ行こう。
浅井長政に朝倉景健が到着する。
朝倉義景でないことが不満だった。
徳川家康の援軍も到着する。
浅井朝倉連合軍は大依山に布陣、織田軍は姉川を挟んで対峙する。
夜の奇襲で逃走するサブロー。
今の俺は、今川義元状態だと理解する。

家康が朝倉軍を蹴散らす、丹羽、柴田軍も横山城責めから集結する。
サブローの首を狙って単身乗り込んだ遠藤直経。
長政の重臣だった彼は味方の三田村左衛門の
　首を持参して首を見せて謀ろうとしたが失敗した。
信長の首は遠いな、直経。

宇佐山城を森可成に任せる。
横山城は羽柴秀吉と竹中半兵衛に任せて摂津の
　三好三人衆征伐に向かう。
そこでは松永久秀に遅すぎる、早く成敗しろと詰め寄られる。

秀吉は浅井、朝倉軍の策略で京に向かうと想像する。
三好三人衆では小さい、織田軍を相手に出来ないと話す。

秀吉の想像どおり浅井朝倉軍が動く。
宇佐山城は1500の兵、3万を相手にするのは無理がある。
石山本願寺が挙兵した。
森可成は500で出撃、野戦を試みる。
千で城を守ることを命じる。

明智光成に京の守りに向かわせ、サブローは宇佐山城に向かう。
500で出陣した森可成は死ぬ気で城を守った。
比叡山延暦寺も挙兵、宇佐山に出撃する。
殿に使えたことが我が生涯最大の手柄にござる。
息絶え、討ち死にする森可成。
サブローが駆け付けた時、500の森可成の兵は全滅していた。
しかし宇佐山城は無事だった。

浅井―朝倉軍は延暦寺に入山していた。
石山本願寺に続いて、比叡山延暦寺も織田軍に挙兵した。
森ブラザーズはサブローが面倒を診ることを伝える。
孤立無援状態の織田軍だった。

---次回　「」---

浅井朝倉と交戦している間に反織田軍が結成されつつありますね。
この時代の寺社仏閣は人が集まるので、秩序を守る
　意味でも僧兵が出現するのですよね。
この後の延暦寺焼き討ちなどが行われると鬼神とか言われますが
　兵力を持ってますからね。

遠藤直経の行動は史実のようですね。
実は織田と組むことを進言したらしいですね。

サブローの決断などが描かれないので、何だか歴史の
　教科書的ですね。
協奏曲でもないような・・・。
最近は大河ドラマであまり描かれないので、丁度良いのかも。

実写版が月9枠で放送、流石にサブローは感情豊かに描かれるようですね。
月9ならゲッサン編集部も改変を反対できなかったのでしょう。
この深夜アニメとは扱いが違うのも仕方なしだろうか。

信長協奏曲 フジ(8/29)#08

第8話　まさかの裏切り

公式サイトから
朝倉領に侵攻したサブロー織田家と徳川連合軍。
しかし、金ヶ崎の陣営にてお市から不思議な包みを
　受取ったことで、事態は思わぬ方向に。

天筒山城で朝倉を攻める織田軍。

茶々を探して偶然にも浅井勢の立ち話を聞くお市。
織田軍を挟み撃ちじゃと聞いて何を考えているのやら。
長政は織田軍の援軍に出陣じゃとお市に嘘をつく。
金ヶ崎城に進軍してきた織田勢、朝倉が降伏した。

小谷城のお市から布に包まれた小豆が届く。
真偽の程を計りかねるサブロー、アンコを作って食べる。
その香に何事だと尋ねる光秀、竹中が包の
　両端が縛られていた。
それが袋のネズミを意味するのなら一大事。
前田利家が浅井の裏切りを報告する。
誰も俄かには信じがたい。

この戦は負けと甲冑を脱ぎ捨てて身軽になって
　わずか10騎の共を従えて撤退するサブロー。
秀吉が殿を申し出る、生きて帰ってね。
殿の自分が裏切れば織田軍は壊滅する。
今川の仇を討てるとほくそ笑む秀吉だった。
しかし光秀と竹中が相談を申し出る。
光秀軍は秀吉の背後の2番手で浅井軍を迎撃する。
竹中の美濃兵は秀吉軍と一緒に戦うと告げる。

実は秀吉を信じられず疑う竹中と光秀だった。
しかし両軍のお陰で裏切れず、必死に時間稼ぎの
　采配を振るうことになった秀吉だった。
思わぬ誤算となってしまった。
最低限の共と急ぎ京に退却したサブロー。
それを聞いて臍を噛む将軍義昭だった。

裏切りを許すと後に続く者がでます。
先ずは浅井を討たないといけません。
天下に近づくと邪魔者が減ると思ってたよ。
これは感想で弱音じゃない。
もう立ち止まれない、走り続けるよ。
俺は天下を取るのだから。

先ずは完勝だと気勢を上げる浅井勢。
怒って長政を睨みつけるお市。
お市は兄上の方が面白いと常々言っていた。
戦ってみてそれが良く分かった。
兄上には勝てませぬ。
信長からお市に戻る様に文が届いた。
市は戻りませぬ、長政殿を説得します。

---次回　「」---

有名な金ヶ崎の退き口です。
サブローは小豆でアンコが作れることを良く知っていましたね。
実家が和菓子屋だったりするのでしょうか。
そうでなければ製法を知っているわけがないですよね。
側近の誰かが教えたのでしょうね。

お市が嫁ぐ前にサブローともっと楽しく遊ぶ、気が合う
　エピソードがあれば兄上には勝てぬ、の言葉も
　重みを感じられたのですが。

長政は父親と賛同する家臣を説得できなかったのが
　大きな過ちでしたね。
自身は信長とは戦いたくなかったのですから。

信長協奏曲 フジ(8/22)#07

第7話　信長を討て！

公式サイトから
大和の大名・松永久秀登場。
その背中には意外なものが…？
竹中半兵衛も合流し、活気づくサブロー織田軍。
一方、信長の妹・お市の嫁ぎ先である浅井家ではにわかに不穏な動きが。。

市は浅井長政に嫁いで娘、茶々を設けていた。
兄にそっくりでお転婆、直ぐに行方不明。

茶々誕生と収穫を祝って相撲大会を開くサブロー。
勝者は森蘭丸の父親、森可成。

松永久秀が御目通りにやって来た。
背中には刺青の入った久秀は将軍が各地の有力武将に
　送った密書を携えてきた。
内容は信長を討て、将軍に据えてやって豪華な屋敷も
　建ててやったのに酷い仕打ちだ。
今のところは従う者はいないらしい。

稲葉山城周辺を岐阜と改名することをサブローに
　指示する和尚。
そして天下布武の花押を与える。
柴田勝家、丹羽長政、明智光秀、木下藤吉郎を
　軍団長とすることを伝える。
藤吉郎は3名の字を貰って羽柴秀吉と改名すると伝える。
秀吉は有名人だとは知っているサブロー。
秀吉には朝倉征伐を頼みます。
光秀が推挙した稲葉山城陥落を16名で成し遂げた天才軍師、
　竹中半兵衛もようやく織田軍に参加する。

松永久秀は現代人の極道だった。
上洛の際には真っ先に降伏したが、戦国の世は
　力こそ正義、彼にはピッタリの世界だった。
家臣団との会議で将軍からの密書に従うべきと
　父親、久政は当主長政に決断を迫る。
各地の武将が信長を討つだろうと聞いて、家臣も賛成する。
苦悩の長政、市は二人目を懐妊していた。

すまない、お市。

---次回　「」---

苦悩する浅井長政でしたね。
本人は織田家の同盟を反故にしたくない、守りたい。
しかし父親の久政が家臣を扇動して同盟破棄となりました。
浅井長政の八の字眉毛が印象的でした。

サブローは色々と天下布武のために決定しますが、
　どうして？何故が描かれないので、歴史の教科書的で
　興味が急に薄れました。

監督はサブローの内面、感情を描きたかったのだが
　ゲッサン編集者が拒否したそうですね。
あくまでも原作に準拠して欲しいと。
それ故に淡々と描かれてます。
せめて現代的な解釈で決定したエピソードでも
　有れば信長は実は合理的な人だと感心できるのですが
　それも無いので戦国自衛隊を描いただけになってます。

少し、魅力が失せてきました。

信長協奏曲 フジ(8/15)#06

第6話　明智光秀

公式サイトから
美濃を奪還したサブローの前に、意外な人物が現れる。
その人物の手引きでサブロー一派は次期将軍に足利義昭を
擁立し２度目の上洛を果たす。
帰途につくサブロー一行は、信長暗殺の地、「本能寺」に立ち寄るが。。

サブローのおにぎりを盗んだ男を追いかける。
しかし捕まってしまう。
絶体絶命のピンチ、大将が簡単に捕まるなどもってのほかじゃ。
僧侶に縄を解かれて説教される。
お主に会わせたい御仁が居る、明智光秀。
久し振りじゃな、本物の信長だった。
じゃあバトンタッチ、後は頑張って。

しかし、これからどうしよう。
元の世界には戻れないし、手に職でもつけようか。
面倒なので俺がこれからも信長やります。
明智光秀として殿につかえたい。

家臣に明智光秀を紹介する。
足利義明と知り合い、将軍になりたがっている。
彼は後継者を探している。
足利義明を将軍とする後ろ盾となり、上洛する。
そのためには西の勢力と攻め合わないといけなくなる。
お市、近江の浅井に嫁げ。
市は兄上の御傍にいるのが一番楽しいのです。

サブローは尾張城下に良くお忍びで見回っていた。
天下を取るには足元からだから。
サブローの信長は市井では人気者だった。
織田家のために出来る事をするだけと話す光秀。
そなたは兄上に似ている、声だけ。

市が嫁げば兄上は助かるのですか？
では嫁ぎます、兄上と織田家のために。

大軍で上洛する、家康も援軍を供出した。
上洛に感無量の池田恒興だった。

京を仕切っていた三好三人衆を四国へ放逐した。
残る松永久秀も追い払う。
義昭を将軍にするにはどうすれば良いの？
朝廷に嘆願書を出します。
面倒な作法、手続き、振る舞いが必要。
そこで光秀と入れ替わった。

無事に義昭が室町幕府第15代将軍に就任した。
サブローを我が父と呼ぶことにした義昭。
将軍に成れた褒美として副将軍の地位を授けると言う。
しかし天下を統一するから要らないと素っ気ない。
これから急いで尾張に帰るから自分の身は自分で守ってね。

帰途、本能寺を見つけるサブロー。
信長が暗殺された場所で犯人は、あ・・・忘れちゃった。
殿は狙うものは何人であろうとも近づけません。

二人の信長の協奏曲が始まった。

---次回　「信長を討て」---

ここにきて、ようやくタイトルの意味が分かりました。
二人で協奏曲なんですね。
そして市は嫁いで出番が終わりでしょうね、残念です。
帰蝶こそが、メインヒロインなのですね。

明智光秀の登場はまだかと思ったら、こんなからくりですか。
これなら確かに本能寺の変も有り得ますね。
しかも今回、本能寺の変を自ら語らせる。
教科書が在れば犯人は分かるのに、サブローがおバカで
　忘れてしまってうやむやになる。
上手い設定ですね。

それに合わせてEDも二人が描かれてますね。
二人は赤と青で描かれて、静と動、智と武、対照的に描かれてます。
今はサブローを信じている信長がいつ、何を感じて謀反を
　起こすのか面白そうですね。

この作品はロトスコープらしいですが、作画のベースに
　使用しているだけで動き続けるのではないのですね。
顔をCGで書き換えているとか・・・。
普通は逆ですよね、顔だけ手描き。

信長協奏曲 フジ(8/08)#05

第5話　らぶれたぁ

公式サイトから
帰蝶の生まれ故郷「美濃」を奪取するため、元康（のちの家康）と同盟を結ぶ。
一方、藤吉郎は虎視眈々と織田家転覆のための策を練るのだが。。。
サブローの動向を見守っていた一つの影が動き出す。

深夜に目覚めると帰蝶が側で佇んでいた。
昔の美濃での生活を思い出していたらしい。
兄上が父上を殺した時点で美濃は決別していた。
一緒に美濃に帰ろうよ。
俺、美濃を獲るからさ。

しかし美濃責めは容易ではなく、連敗続きだった。
教科書では桶狭間に勝って美濃を攻略して上洛と
　簡単に記述されていたのだった。
かつて人質として暮らしていた竹千代が訪れる。
今川軍として先兵を務めていた松平元康に同盟を
　求めていたのだった。
それに同意する返事を携えてきた。
そしていつも側には可愛い女子を侍らしていた。
それはサブローがエロ本をかつて与えたからだった。
すっかり女好きに目覚めたのだった。

元康の悲鳴、妹のお市が驚かしたのだった。
いつも姉上とでえとしているのが不満な市だった。
じゃあ散歩しよう。
未だ出世の糸口も見いだせていない藤吉郎。
草履の上に座っていたので暖かい、それを懐で温めていたと
　偽って機会を伺う。
畏れ多くも、それがしも美濃責めをお手伝いしとうございます。
それなら美濃勢を驚かすことが出来ないかな？

一晩で国境に城を作ります。
金さえふんだんに出していただければ。
面白そう、やってみてよ。
藤吉郎はならず者の統領、蜂須賀小六に声を掛ける。
サブローは文を書かせて何処かに送り続けていた。

本当に一晩で砦を築いた藤吉郎。
彼らを雇って君の配下にしたいな、将に取り立てよう。
出陣します。
稲葉城が陥落いたしました。
稲葉、安藤、氏家の西美濃三人衆が寝返りました。
彼らを口説き落とす為にサブローは文をしたためて
　送っていたのだった。
らぶれたぁが功を奏したのだった。
藤吉郎の一夜城も驚かすには十分だった。
これで織田家の力を本気と信じたのだった。
難攻不落の稲葉城を陥落させて、美濃をも支配した。

美濃平定の祝いに松平元康が駆け付ける。
元康は今川義元から一字をもらったので相応しくない。
徳川家康と改名いたします。
その名前に聞き覚えがあるサブロー。
教科書を探すが見当たらない。
虎の巻だと藤吉郎が盗み読みして謝って燃やしてしまった。

その頃、信長と会うことを決意する者が居た。

---次回　「」---

歴史に残る史実が色々と描かれました。
秀吉の墨俣一夜城。
西美濃三人衆の造反。
徳川家康との清州同盟。
そして藤吉郎の草履の逸話など。
岐阜の名前も語られました。

ようやくお市の方が登場しました。
美人のお市に惚れる藤吉郎、後に彼女の娘を側室にする。
茶々姫、淀君のことですね。
もっと描いて欲しかったお市の方、基本的に作者は同性に厳しい。
そんなことも考えてしまう出番の少なさ。

次は上洛、信長に近づく者がいましたね。
教科書を失ったサブロー、でもそれ程戦略や作戦は
　描かれていないので役には立たないかもですね。

信長協奏曲 フジ(8/01)#04

第4話　桶狭間の戦い

公式サイトから
4万の巨大勢力今川義元軍がせめて来る！
対する 織田勢は3千！
このピンチ、サブローは切り抜けるのか！？
そのとき、伝二郎から名を改め織田家に潜入していた藤吉郎は…。

信長がわずか20騎で上洛した。
将軍と謁見して刀を授かったらしいと話す今川の間者・藤吉郎。
今川義元の名を教科書で探すが見つからないサブロー。

村で友に頼み事をするサブロー。
織田家家臣は今川の対応に苦慮していた。
軍議でも良いアイデアは浮かばない。
サブローは良く食べて良く眠るだけだ。
殿はうつけだと戸惑う織田家家臣団。
藤吉郎は籠城だと聞いて今川に伝達する。

勝たないといけないとサブローの決意を聞く帰蝶。
今川の先兵、松平元康が侵攻、砦が攻略される。
それでも何かを待つ様子のサブロー。
リーダーのマサが今川義元の情報を携えて戻ってきた。
今川義元とは桶狭間辺りで遭遇することになります。
彼は今川側に間者も送り込んでいたので情報に明るい。
出陣じゃ。
大将、今川義元を倒せば勝ちだ。
大将だけを討てば良い。

しかし池田など5人だけでは勝てない。
他の家臣が来るまで眠るサブロー。
ばかな、出撃じゃと、今川義元公を討つなど出来るわけがない。
サブローの突然の行動に狼狽える藤吉郎。
織田家家臣に伝達しなかったサブロー、取り急ぎ
　清州城で会議を始める。
織田家の当主は信長様じゃ、出撃なら従うのみと柴田勝家。

ようやく家臣が揃って出撃する信長。
リーダーが田楽狭間で今川義元の陣は休息中と伝える。
田楽狭間で今川義元を討ち取った。

織田に間者が紛れ込んでいる可能性もある。
だから殿は良く食べて良く眠ると言ったのかもしれない。

藤吉郎が裏切って誤報を伝えたので信長の奇襲が成功したと
　考えれば合点がいく。
藤吉郎を討とうとする仲間の間者。
彼を切り伏せ、織田家で成り上がって織田家を潰してやると決心する。

戦勝の褒美を分け与えるサブロー。
今回の一番の功労者はリーダーのマサ。
彼は名字が無いので考えて梁田正綱に決定した。
領地も上げるので3人で分けてね。
この戦いで情報が最も大事だと証明されたのだった。

教科書で桶狭間の戦いを発見するサブロー。
俺の行動が歴史に記述された。
殿が無事で良かったと安堵する帰蝶。

---次回　「」---

有名な桶狭間の戦いです。
でも正確な資料が残っていないので、詳しい事は
　分かっていないようですね。
桶狭間の場所さえも正確には不明とか・・・。
今川義元が討たれたのは田楽狭間との記述もあるようですね。

敦盛を舞って出陣を決定、熱田神宮に5人で出向き必勝祈願。
そこに家臣団が集まると言う有名なエピソードは一切描かれず、
　真実はこうだったというようなストーリーでした。
まあ高校生のサブローが幸若舞、敦盛を舞える訳もないですからね。

梁田正綱が一番の功績者として扱われ、情報を入手してきたのは
　史実のようですね。
これで歴史を再現し始めたサブロー。
此処で木下藤吉郎、松平元康(徳川家康)もサブローの元に
　集まって盛り立てそうですね。

ただサブローが現代人であるが故の合理的判断、奇策が
　もっと描かれれば面白いのにね。

信長協奏曲 フジ(7/25)#03

第3話　美濃のマムシ

公式サイトから
「マムシの道三」と恐れられる妻・帰蝶の父と初対面するが、意外な展開に。
別れ際、道三はサブローにあるものを託す。道三と息子・義竜の戦が
勃発し、サブローは援軍に向かうが。

政秀寺を建立して平手政秀を弔ったサブロー。
信長も密かに参っていた。
自害と発表して良かったのかと心配する池田恒興。
誰とも分からない男に殺害されたよりは良いだろう。
その所為でサブローは益々うつけと呼ばれ評判を下げた。
俺、天下を取るよ。

信長と帰蝶の政略結婚で尾張と美濃は和睦を結んでいた。
帰蝶の父親、斎藤道三と会見するサブロー。
道中で佐々成正と前田犬千代がサブローの正装を
　奪い合って汚してしまう。
城に戻って衣装を持ってくるよ。

サブローは高校の制服に着替えてきたが評判は悪い。
しかし斎藤道三も元警察官だった。
30年前にタイムスリップしてきたのだった。
この制服をお主に託す。
元の世界に娘が一人いる、ワシはもう戻れないだろう。
その娘に形見として届けて欲しい、死ぬなよ。
それは分からない、信長として天下を目指しているから。

聖徳寺の会見以降、道三はサブローの後ろ盾となった。
火縄銃など色んな物資を送ってくるようになった。
信長と言えば銃でしょう。
尾張を統一したサブローは居城を清州城に移した。

道三が自分ではなく信長を可愛がっているように思えた、
　実子の義龍が道三に反旗を翻した。
三千対一万七千と殆どの家臣が義龍に付いたのだった。
30年頑張って居所を作って来た道三の最後がこれか。
大半の家臣も離れていってしまったのだった。
それでもサブローの行く末を按じて道三は彼には助けを求めなかった。

父親を心配する帰蝶を見て道三救出に向かうサブロー。
しかし時既に遅く、討ち死に、形見の拳銃を届けさせた。
義龍勢に追われながらも撤退するサブロー。
結局、何も出来なかった。
帰蝶、ごめんね、助けられなかったよ。

長井さん、死なない様に頑張るよ。

不敵に笑う木下藤吉郎だった。

---次回　「」---

美濃のマムシ、斎藤道三もタイムスリップしていたのでした。
同じタイムスリップどうし仲良くなったとの解釈でした。
歴史上では、この会見は色々と駆け引きを行ったらしいですね。
そんな伝え聞く数々の説よりも分かりやすくて
　シンプルな理由でした。

サブローは着々と信長として行動しています。
でもサブローにとって近しい人、頼りになる味方の人間が
　亡くなっているのも事実です。

信長協奏曲 フジ(7/18)#02

第2話　諌死

公式サイトから
信長として生きることになったサブローの破天荒ぶりに、尾張では
「殿はうつけ」ともっぱらの評判。
今川義元のスパイ・伝二郎は家来になって織田家潜入を試みるが、
家老平手に見抜かれ門前払いをくらう。

織田信長として織田家の家督を継いだサブロー。
しかしうつけと評判になり、尾張国内では謀反が続出。
サブローは帰蝶とでえと三昧の日々。
尾張では関所を無くしたので人々が集まって大賑わい。
しかし密偵や間者が忍び込むのも容易、毎日が苦悩と
　心配の日々な家老の平手。

城内では揉め事が起きていた。
前田犬千代と佐々成正が対決を始める所だった。
二人を諌めたサブロー、前田犬千代は信長を知っており
　その場で仕官を求める。
佐々成正も信長は知らないが仕官を求めて両名は採用される。

それを知ってたくさんのものが仕官を求めてくる。
面接するのが古参の役目と平手と柴田勝家が担当する。
商人の息子で田原伝二郎と名乗る男もやって来た。
しかし平手が感づいて尾張を出て行かれよと告げられる。

森可成も仕官が叶う、息子は森蘭丸だった。
面接が終わった平手の労を労うサブロー。
ベビースターを与えるが固いと歯には優しくなかった。
田原伝二郎は今川義元の間者だったが平手に見透かされた。
邪魔だな、祖父さん。

織田家古参の丹羽長政は一番の知恵者。
殿はうつけではない、ワシらには理解できないだけなのじゃ。
ウィダーインゼリーを冷やすサブロー。
爺にもゼリーなら歯にも優しいとプレゼントするつもりだった。
城に戻り平手を探すが既に帰宅していた。
追い駆けるサブロー、不吉な予感と共に駆けつけると
　田原に切られていた。
殿の命を狙う間者がおります。
好きなように生きなされ、殿にしか見えないものを皆に
　見せてやって下さい。
うつけと呼ばせぬように、天下を取ってください。

平手は諌死として処理された。
主人を諌めるために腹を切る死。
それを伝え聞く信長は間違っていたのかもしれないと考える。

田原は木下藤吉郎と知り合う、元百姓で針の行商をする。
木下藤吉郎の名と仕事を奪った田原だった。

---次回　「」---

爺としてサブローの奇行を心配していた平手。
実際に自刃しているようですが、理由は色々あるようで
　はっきりしていないですね。
奇行を諌める諌死が美談な理由とされているようです。

この作品では藤吉郎が今川の間者ですね。
この後、サブローに取り立てられる程に出世するのだろうか。
心を入れ替えるのか、それとも、また入れ替わったりする？

大うつけと呼ばれた子供の頃の信長。
今作では高校生のサブローが美人妻、帰蝶に一目惚れ。
もうメロメロでデート三昧、それで面倒な事は部下任せでうつけ。
決してありえない話ではないですね、良く考えられてます。

この作品ってノイタミナよりも放送局が少なく12局。
しかもBSでも放送していないし、大阪は放送していないのですね。

ベビースターラーメンや、ウィダーインゼリーは協力会社として
　クレジットされているので、実名が使えますね。
深夜アニメでも流石に資金が豊かですね。

信長協奏曲 フジ(7/11)#01新

第1話　サブロー信長

公式サイトから
歴史に興味がないイマドキの高校生サブローが戦国時代にタイムスリップ！
そこで出会ったのは自分と瓜二つの「織田信長」だった！
聡明だが病弱な信長は、サブローに自らの身代わりを頼むが・・・？

日本の過去の出来事なんて俺の人生には
　何の関わりも無い。
明智光秀でさえ知らない高校生サブロー。
フェンスから落ちてタイムスリップする。
そこは戦国時代、自分にそっくりな男が目の前に居た。
お城を抜け出した若君のようで、織田信長と名乗る。
病弱な信長は静養したいと脇差をサブローに
　与えて身代わりを頼む。

此処は何処？私は誰？な状態のサブローだった。
しかし織田信長の身代わりとして暮らしていた。
しかし聡明で品行方正だった信長とは違い大うつけ。
何もやる気はなく遊び呆けていた。

爺ことお目付け役の平手政秀と池田恒興は信長の
　急変に頭を抱えていた。
毎日説教を聞かされる生活にも飽きて、元の世界に
　戻ろうと桜の木から落ちる。
しかし簡単に戻れるはずもない。
そこで奥方の帰蝶と遭遇する。

美人の帰蝶に一目惚れ状態のサブローはデートに連れ出す。
初めて城の外に連れ出された帰蝶は嬉しくて堪らない。
毎日のデートに大うつけの殿様など必要ないと
　池田恒興が切りかかる。
殺されたら歴史が変わるじゃないか。
信長は天下を取る男だぞ。

信長の発言に感動して側を離れないと付き従う恒興。
しかし弟の信行が謀反を考えている。
ある日、バッグを発見して日本史の教科書で勉強するサブロー。
側にいた帰蝶が誘拐される。
不審な男を発見して陰から眺めるサブロー。
彼は弟の信行だと知らされ、誘拐も彼の仕業だと教えられる。
恒興と追いかけて捕まえる。

帰蝶の隠された場所が判明して踏み込むと無事だった。
サブローから貰った虫よけスプレーを噴霧して
　見張りの男達を騙していた。
この一件で信行は寺に謹慎処分となる。

あれ？信長って天下獲ったっけ？

---次回　「」---

フジTV開局55周年プロジェクトらしいです。
55年って別に区切りの良い時期でもないですよね。
まあ予算が豊富と言う事でしょうね。
アニメ、TVドラマ、劇場版と展開するようですね。
ドラマの主役の小栗旬さんがナレーションです。
彼はアニメ作品のプロデュースをやってますので、
　この作品も彼が主導かもしれないですね。

本作は「戦国自衛隊」と同じタイムスリップ作品。
現代人が過去の人として歴史に組み込まれてしまう
　ストーリーでしょうか。
ノブナガ・ザ・フールに続き信長というかサブローの
　中の人が同じです。
フジ制作のフルCG、感情表現が少しぎこちなくて
　豊かではないですが映像としては綺麗です。
視聴者の視点を移動させて引いたり、寄ったりする描写も
　CGなら可能ですね。

本編後のアナウンサーの薀蓄コーナーで森蘭丸以外に
　黒人の弥助とも肉体関係があったことを描いたサイトがあるとの紹介。
そんな薀蓄が必要なのだろうか。