天体のメソッド TokyoMX(12/28)#13終
最終回 第13話 はじまりのそらから
公式サイトから
柚季、湊太、こはるの三人も、妙な感覚に戸惑っていた。
ぽっかりと欠けているなにか。
なくしてしまった大切なもの。
知らない女の子の思い出。
汐音に背中を押された乃々香は、七年前に円盤を呼ぼうと
言い出した想いを打ち明け、再びその言葉を口にする。
乃々香の前に現われた汐音はノエルを覚えていた。
私も諦めない乃々香に心を動かされた一人だから。
もう一度、天文台に皆で集まりたいの。
柚希、湊太、こはるに声を掛けて湖の桟橋に集まる。
湊太は否定的だった。
でも全員が心に穴が開いたような状態だった。
大切な物が消える前に確かめよう。
ノエルともう一度会いたい、皆の願い。
天文台で7年前のように願いをかける。
汐音の麦わら帽子が飛んでいく。
ひまわりの花びらが飛び交う。
母との約束は辛い時も悲しい時も笑顔でいること。
母のハミングする曲を汐音とハミングする乃々香。
あの時、汐音と友達になると決めて声を掛けて良かった。
汐音は夏休みの旅行だった。
乃々香の家に止まる、翌朝一人で北美高の入学案内を
貰いに出かけていた。
父親はリクエストされたとオムライスを作っていた。
柚希も湊太も、こはるもノエルを探して走り出す。
乃々香も走り出してひまわり畑の真ん中で5人が揃う。
汐音の麦わら帽子が飛来する。
それを拾った少女。
おかえりノエル。
ただいま。
---最終回---
大方の視聴者の予想どおり、お願いをして
ノエルが戻ってきました。
母親との約束とか、汐音の転校を描いて伏線回収。
失ったノエルとの記憶を思い出そうとする3人。
そして走り出した5人が集まった場所はひまわり畑。
そこに帰ってきたノエルでした。
でもどうして油絵風のノエル?
ノエルを思い出しながら集まる、少しずつ思い出す。
これらの描き方は色々ありますが、お願いしたら
円盤が来る即効的な演出もあります。
この作品は、時間をかけて手間暇かけて思い出しながら
皆が再度集まる。
そこにノエルが現われる時間をかけた演出でした。
時間をかけた分だけ、間延びして感動も薄かったですね。
悲しい泣きの演出は上手かったけれど、嬉しい泣きの演出は
下手でしたね。
皆が集まるのもノエルを見たと追いかけるのでもなく、
何故だか偶然でしたね。
やはり、6話程度のストーリーに圧縮すれば良い作品だったと思う。
作画も綺麗で、安定していただけに勿体無く思う。
11話だけの作品だったのかもしれない・・・。
特別仕様のED曲を準備したりと資金的にも恵まれていたと思うので、
もう少し何とかできなったのだろうか・・・。