魔弾の王と戦姫 TokyoMX(12/29)#13終
最終回 第13話 広がる世界
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失意のどん底にいるティグルに、エレンは戦いを放棄することも
1つの手段だと語りかける。
それでも戦士の誇りは持ち続けるというエレンに、ティグルは
自分にも意地があることを思い出し、心を奮い立たせるのだった。
翌日、ブリューヌ王国宰相ボードワンがティグルの元を訪れた。
ボードワンは一刻も早く、レギン
をブリューヌ王の元に連れて行くことを進言する。
だが、追い詰められたテナルディエが、その行く手を阻むことは明白だった。
「──最後の決戦だ」。
アルサス、そしてブリューヌの未来をかけ、ティグルはテナルディエ軍と相対する。
岩盤を撃ち抜いたティグルに弓が語り掛ける。
貴方は力を自由に扱えるようになった。
落ち込んで悩むティグルの下を訪れるエレン。
お前はどうしたいのだ?
ティグルが戦を辞めても、エレンは誇れる戦をするだけだ。
傭兵だったエレンには誇りある行いが重要だった。
それを聞いて自分にも意地があると思い出す。
心配していたティッタに声を掛ける。
アルサスに戻ったらバートランの話をいっぱいしよう。
他の皆も心配してくれていた。
エレンはティグルを助けたことには実利も考えていた。
どうしてムオジネルは侵攻してきたと思う?
アルサスの土地は開発されていないが交通上の重要拠点だった。
ブリューヌ宰相ボードワンがティグルを訪ねてきた。
実はガヌロンに毒を飲まされていた国王が目を覚ましたが
もう長くはない。
早くレギン王女を本国に連れ帰りたい。
テナルディエ公爵が邪魔をするのは明らかだった。
最後の決戦に赴く銀の流星軍。
総指揮官はレギン王女。
しかしテナルディエ軍の様子がおかしい、歯ごたえが無さ過ぎる。
実はティグル、エレン、リュドミラの軍に立ち塞がっていたのだ。
テナルディエにとってティグルは息子の仇。
アルサスを襲ったのはジスタートの牽制とガヌロンに
先を越されないため。
テナルディエ公爵と対峙するティグル。
魔弓の甘言に飲み込まれそうなティグル。
エレンが憎しみで戦うなと殴って諌める。
一本の矢に思いを込めて戦うと勝利の女神、風が
味方してテナルディエを撃つ。
弓は暫く預けようとブリューネを脱出するガヌロン。
手引きしたのは戦姫のヴァレンティナだった。
レギン王女とティグルが凱旋式で迎えられる。
国王に謁見するがソフィが先に訪れていた。
ティグルは褒美に4つの条項を求める。
月光の騎士を国王から賜る。
アルサスはジスタートに割譲して双方で管理すると王女がサインする。
これによりレギンが次の国王と世界に示すことになった。
数日後にファーロン国王は息を引き取った。
アルサスからジスタートへの街道を拡張して交易を
盛んにする工事が始まる。
月光の騎士の名は国王になる物に与えられる名だった。
狩りに出掛けたティグルだった。
---最終回---
育ての親とも言えるバートランの死から立ち直り宿敵
テナルディエ卿を打ち破ったティグルでした。
もう一人のガヌロンはブリューヌを脱出した様でした。
レギン王女も国王の死に目に会えました。
これでアルサスを襲ったテナルディエとの戦いも終わりました。
全てが見事に決着したのでした。
取り敢えず序章が終わった感じですね。
ティグルの魔の黒弓も出自不明ですし、あまりに強力な
力ゆえ、戦姫の竜具と同じで人に対する使用が憚られます。
この作品は単なる異能ハーレム作品ではなく地味で現実的な
戦闘を描いていました。
その点は面白かったのですが、しかし尺が足りなくて色々と
説明不足の感はありますね。
2クールで丁寧に描ければ良作になっていたと思います。
CGを上手く使えているところと不可思議な描写が混在していました。
甲冑を着た騎士の戦いは作画が大変そうなのは分かります。
まあ上手く熟していたとは思います。