デス・パレード 日テレ(3/27)#12終
最終回 第12話 スーサイド・ツアー
公式サイトから
死者の裁定のために存在する裁定者は、生も死も経験できない
人形であり、人間の感情を知ることはできない。
この理にノーナは抗い、裁定者が変化する可能性をデキムに賭けていた。
デキムの知幸への裁定を見届けようとするノーナの前に、
彼女の企みを知ったオクルスが姿を現す。
当のデキムは知幸を眠らせ、ある場所へと連れて行く。
知幸が目を覚ますとそこには――。
ノーナの心を覗こうとするオクルス。
裁定者は人間でいてもらわないと困るのです。
私達、人形は虚無に落とした人間の魂の上で成り立っている。
私達は変われるはずだ。
知幸が目を覚ますと3ヶ月後の自宅。
デキムが現れ夢でないことを知る。
母親が帰ってくるが知幸は見えない、触れることも
会話することも出来ない。
今、1時間に7千人程度が亡くなっている。
誰かの命と入れ替わって生き返る事ができる。
スイッチを渡される。
世界の人口は70億人、知り合いが無くなる可能性は奇跡。
未だ知幸の食事を作ってしまう母親。
母親は娘の気持ちが理解できなかったと後悔していた。
人と人は分かり合えないと思っていた。
でも分かり合うのは間違いではない。
私は母と話したい。
でも過去の裁定を思い出す、押せない。
皆が誰かのことを思っていた、どこかにその人を大切に
思う人がいるから押せない。
お母さん命を粗末にしてごめんね。
苦しみだすデキム。
騙して申し訳ありません。
これが悲しみですか、痛いですね。
世界が壊れる、全ては裁定だった。
私は裁定者ですから。
謝らなくていいよ。
人間に人間は裁定出来ない。
この世界が今のままで良いはずがない。
苦しみを伴わない裁定に意味があるの?
私達は今を生きている。
生きてきて良かったですか?
うん、笑いなよ。
此処に来たお客様に、そう言ってもらえる裁定者になりたい。
知幸を転生に送る。
4、裁定者は生命に寄り添ってはいけない。
壊れてしまうから。
死の記憶を保持したまま送る事は暫く見送りのノーナ。
オクルスに目をつけられたので。
今日もデキムは裁定を続ける。
笑えるようになっていた。
その横には知幸の人形が飾られていた。
チャボットの人形を持っている。
---最終回---
最後はOP曲でした。
そしてデキムの横に座っていたのは知幸の人形でした。
裁定者やノーナ、クイーンも全員が人形で虚無送りの
人間の魂で生存しているようでした。
ノーナがわざと知幸を送り込んだのでした。
全てはデキムの感情を目覚めさせるためでしょうか。
最後は笑顔のデキムでした。
最終回で全てが明かされたわけではないけれど、
これで良いのかとも思います。
裁定者たちは虚無に人を送りたいようですね。
たくさんの魂を得るために。
そのために甘い言葉で罠を仕掛けていた。
その悪魔の囁きに応じたものは虚無送り。
ノーナは人形だけど今を生きている、変えたいと思った。
暫くは大人しくしているけれど、いずれ再開するのでしょう。
結果はやってみないと分からない、のでしょうね。