純潔のマリア BS11(3/29)#12終
最終回 第12話 愛は、全てに勝つ
LIVER OMNIA VINCIT AMOR
幸福の天秤は世界ではなく、己の側に傾いたということか?
一人一人が自分の幸せを見つければ皆が幸せになれる。
釣り合いがとれたのよ。
世の理は保たねばならない。
エドウィナとビブが乱入してくる。
他の組合の魔女も参入、魔女裁判は困るの。
私の前で戦いは止めてよ。
貴方はどうなの?天の主の声を伝えるだけなら道具よ。
既にミカエルがその気なので、止められず戦いが始まる。
ジルベールは魔女マリアの追撃を求めるがベルナールには
既に興味はなかった。
ベルナールは人と神の新しい関係が見えたと
大修道院長様に進言するつもりだった。
天の声を伝えるだけではただの道具でしかない。
大天使でさえ必要のない世界、神の御加護がなくても暮らせる世界。
人が人の暮らしを決める世界です。
魔女が落下してミカエルがとどめを刺そうとする。
マリアを護るジョセフ。
貫きなさいとエゼキエルに命じるミカエルだが拒否される。
もう関わってしまった、この二人は良い人です。
天の鐘が鳴り、今一度マリアを皆に問う。
ミカエルの力で人々にマリアを尋ねる声と姿が見える。
マリアは良き隣人です、私の人生から切り離せない一人です、
マーサはミカエルに答えてマリアに謝る。
ミカエルの姿と問いかけに有ってはならないと否定するベルナール。
森の隠者に平和を教わったジョセフ、それを実現するマリアを尊敬。
私はこれからも戦争を止める。
今回だけは許してあげると貴方の主に伝えて。
魔女マリアは、この地の理の一部になりつつあるようだ。
天の教会はマリアを良き隣人として受け入れよう。
私はこれまでどおり、止めるだけだ。
エゼキエルは自らの意思を持ったので教会には留め置けない。
主ガブリエルの言葉は人の世に降れ、母を選ぶがよい。
マリアが母親になる。
エドウィナ宅から去る組合魔女、ミカエルが怖くてもっと
滞在して欲しいエドウィナ。
ビブはイングランドに戻る。
ル・ネ伯の元を去りマリアと暮らす決意のジョセフ。
父親に似て意思が強いジョセフ。
ケルヌンノスは自分が過去でマリアは未来とミカエルに答えた。
彼女を過去にはしないで欲しい。
森に帰るのでマリアの家に住むなら嬉しい。
マリアはジョセフと村で暮らす、その日は収穫祭だった。
イングランドとの戦争も終わりマリアはアンと共に暮らした。
---最終回---
ナレーションはマーサではなく数十年後のアンでした。
マーサでなかければアンしか居ないのですが、意外でした。
魔女マリアは処女懐胎したのでした。
だからタイトルが純潔だったのでした。
今回のサブタイはKANの曲に似てますが真理ですね。
この中世の神に依存したかのような世界は馴染みがないですね。
ベルナールがマリアとの問答で気づいたのが今の世界観ですよね。
神は心のなかに居るだけの存在。
なのでミカエルが見えると困るのですよね。
そして魔女が古い存在として扱われている世界でした。
なので魔女が召喚するのも古いものでした。
途中は着陸点が何処に向かうのか疑問でしたが、終わると
最後に愛は勝つでした。