長門有希ちゃんの消失 TokyoMX(7/17)#16終
最終回 第16話 花火
今の長門と意識してしまって普通に話せないキョン。
今の長門にも申し訳ないと後悔している。
夏休みが半分終わっていきなりハルヒから電話で
全員が呼び出される。
喫茶店で夏休みのスクジュールを披露するハルヒ。
帰りに突然の雨、残されたキョンと長門。
長門が傘を持っていなかったので相合傘で帰る。
意識して普通に話せないキョン。
雨が止んで雲間から差す日光が綺麗、先日の蛍と同じで綺麗。
ハルヒのスケジュールを全員で熟す日々が始まった。
バッティング練習、ボーリング、プール・・・。
ボーリングの話のフリで、自然体が重要と古泉に言われる。
お祭りと花火を楽しむ。
女子は鶴屋の浴衣を借りた。
あげると言われたけれど、高価過ぎて断った朝比奈。
みくるが実演販売を気に入って見学、付き合う鶴屋。
何とかしなきゃな。
朝倉から見たら俺は優柔不断な奴に見えるのだろうな。
人の気持ちが簡単に整理できるものではないのは分かっている。
でも訳も分からず距離を置かれている長門さんも辛いはず。
花火が始まり長門の手を敷いて連れ出す。
俺は告られてもピンとこなかった、恋愛対象として
振る舞わなかったから。
大前提の話をすると、俺は長門を嫌いになることはない。
告白の答えはこれしかない、制服姿の長門。
お前を好きになってたよ。
花火の轟音で何も聞こえなかった長門。
最近、余所余所しくて悪かった。
これからはいつもどおりの俺だ。
射的でも景品を大量にゲットするハルヒ。
ミキサーを買ってきたみくると鶴屋と合流する。
夏休みも終わりに近づき、文芸部らしいことを何もしなかった。
学祭の発表も見越して何かを創造しようと告げる。
ハルヒに知られると異世界人に超能力者に未来人が
登場する小説を書き始めるだろう。
今日は長門さんの家で一緒に夕食を食べませんか。
夏におでん。
これは少し内気な少女、長門有希の物語。
何かがおかしいと考えるキョンにハルヒから呼び出し電話がかかる。
喫茶店で全員が集まる。
キョンくん、宿題は済ませたの?
あっ。
---最終回---
入れ替わった別の長門に告白されてから様子のおかしいキョン。
何とかしなきゃと思うが実行できない。
遂にお祭りの花火大会で今の長門ではなく、制服姿の
別の長門に好きだったと告白を返す。
ようやく吹っ切れて、元に戻ったキョンでした。
その際に掬った金魚を返して、射的に頑張るハルヒ。
ハルヒは芽生えた恋心を抑えるような演出でした。
突然入れ替わった長門は何処の誰だったのかは明かされませんでした。
でもあの世界の、あの長門ですよね。
憂鬱本編では告白できなかった長門を別の世界で
告白させるための作品だったように思えます。
そして、最後はエンドレス8になるのかと思わせて、
ならないように終わりを描きましたね。
この世界では長門は何も助けてくれないですからね。
あちらでは、ドラえ○んの如くに助けを求めるキョンでしたから。
この作品はゆったりとして時間の中で描かれた物語。
ある意味現実的かもしれないが、16話も必要だったのだろうか。
大人の事情も絡んでいそうですね。
そして聖地を増やしたのも大人の事情だろうか。
その聖地は、あまり必要なかったと思う。
懐かしいようで少し違う出演者のスピンオフ作品。
本編を知っていれば2倍楽しめる作品でしたが、
初見だとあまり楽しめなかったかもしれない。
本編主役の中の人の謂れ無き誹謗中傷が減少することを祈ってます。