放課後のプレアデス TokyoMX(6/25)#12終
最終回 第12話 渚にて
もう何度も移動して星も疎らな宇宙。
カケラが止まったので今がチャンス。
おかしいけれどジャンプするしか無い。
そこは重力レンズ、特異点、ブラックホールだった。
だからカケラの移動も止まっていた。
シュバルツシルト半径がハッキリ見えるのも珍しい。
この世界で全てのカケラを集めるのは無理なのかな。
集めたエンジンのカケラを使ってカケラを引き戻そう。
しかし会長は扱えず一人足りない。
みなとが居るはずだと探すすばる。
最初は協力しないみなと。
でもすばるは今のみなと忘れたくないと思っている。
一緒に居たい、私が幸せにしてみせるとキスする。
会長が誤って宇宙船を呼び寄せてしまった。
隠していた宇宙船が姿を現す。
みなとも協力を約束する、会長を見つけていつまで
そんな姿をしているの。
僕は君のアルデバランだよ。
エルナトの姿になる会長。
宇宙船でブラックホールを形成して、ブラックホールを
反転させる。
作戦は成功してエンジンのカケラをゲットする。
その後、ブラックホールから吐出されていた。
遂に宇宙船が完成、次の宇宙、目的地を見つけた。
会長たちはそこで希望を見つける。
みなとが集めた可能性のカケラ捜索は引き受ける。
人の心から弾き出された何者にも成れない可能性。
君たちにはお礼をさせて欲しい、みなとに後を託して
宇宙船は出発する。
運命線が出現する、その根本に向かう。
そこは地球に生命が誕生する世界。
数十億年過去の世界。
無限の可能性が試せる世界。
5人は望んだのは、自分になること。
皆大好きだよと泣きながら別れる。
みなとくんは私と一緒、幸せにすると言ったから。
生きろなんて残酷だな。
自分の部屋で目覚めたすばる。
今夜は流星雨の日。
望遠鏡を担いで登校する、途中でバスから降りるあおいと遭遇。
制服が可愛いから学校を決めたと説明するあおい。
今夜は流星雨だから来られたら来てね。
学校で流星雨のチラシを風に飛ばされてしまう。
ななこ、いつき、ひかるが拾ってくれた。
それが縁で展望室で流星雨を眺める4人。
みなとは集中治療室で涙を流して意識を取り戻しつつあった。
いつか出会うまで待ってて。
---最終回---
エンジンのカケラを全て集めたすばるたちでした。
会長は旅立ち、すばるは何処へでも誰にでも成れる。
でも自分に戻ることを決めたのでした。
そして1話の時点に戻った5人。
5人の平行世界が重なった世界から元の別れた世界へ。
その世界ではすばるは、他の4人とは友達ではない。
あおいと話すことが出来て他の3人とも出会った。
ここから始まるすばるの中学生活でした。
みなとの本体は集中治療室。
でも最後は意識が戻った様子でしたね。
そんな彼が生み出した自分がツノマントでもあり、
温室のみなとでした。
つまり、動けない自分が生み出した妄想が実体化したような
存在と出会っていたすばるでした。
そのツノマントと温室みなとが合体したのが園芸部の
みなとなのでしょうね。
すばるを守って亡くなったツノマント、でも集中治療室で
何者にも成れなかった星の力で新たなみなとが出現。
これは平行世界の自分とも考えられます。
選択肢を選ばなかった自分のような存在ですね。
YouTube版とは異なりすばるとみなとが主軸に据えられた
作品でした。
そしてプレアデス星団、昴、と同じく4人と2人の構図でした。
実際は数十の星が存在するのですが、肉眼で容易に
見えるのが6つの星。
それを型どった人物配置でした。
背景の綺麗さは特筆すべきレベルでした。
そんな空、宇宙を眺めるだけでも楽しめました。
各キャラの作画も安定してました。
みなと-すばるの関係よりも、あおいやななことの
関係を中心に描いて欲しかった。
最後を綺麗にまとめた作品でした。