それが声優 TokyoMX(9/29)#13終
最終回 第13話 査定
ライブから1ヶ月経過して、年度も変わっているのに
双葉は興奮から冷めやらない。
それは燃え尽き症候群よ、いちごに注意される双葉。
次の目標が決められないからよ。
鈴は入試目前で必死だった。
未来の為には過去の栄光に溺れてはいけない。
査定が近いので不安な双葉。
成長を決めるのは会社、2年の預かり制度はお試し期間。
レギュラーを持っていても解除された人もいるとか・・・。
再来週の金曜日が双葉の査定日。
いちごや鈴の所属事務所に同じ制度はない。
でも優しいシステムかもしれない。
中々2年間を振り返っては貰えない。
大丈夫だよ、私達頑張ってきたからと無責任に応援。
日曜日に昔の養成所の同期と居酒屋で集まる。
既に二人は声優を諦めて就職していた。
養成所で習ったことは社会で役立っていた。
スーちゃんは近藤事務所系の養成所に通っている。
双葉だけが事務所に残れている超エリートだった。
汐留さんに不安な状況を相談する。
それは軸足が定まっていないからだよ。
5年、10年、30年後の自分がどうなっていたいか見ていない。
将来の自分を見据えないといけない。
浅野真澄と遭遇、将来はお金持ちになりたい。
軸足が全然ブレていないますみんだった。
いちごに尋ねると歌って踊れる声優アイドル。
今の鈴は入試に精一杯。
目標は動かないデカイ物にしろよとすれ違う子供の声。
それを聞いて決心する、もう迷わない双葉。
サヨちゃんは鈴の入試を応援してくれる。
査定当日、終わった女性が泣きながら帰る。
6人との面接、双葉に印をつけたマネージャーは二人。
仕事の成果はイヤホンズくらいで目立ったものはない。
私は息の長い声優になりたい。
それはヒロインを獲得するよりも難しいことですよ。
たとえ端役でも記憶に残る声優になりたい。
いちごは静岡ゆるキャラの声優に合格していた。
いちごを模したゆるキャラだった。
鈴も合格した、集さんから電話で通達。
準所属には成れなかった。
でも保留扱いで1年間の経過観察で残れることになった。
今年も3人で活動できることとなった。
海原プロデューサーが3人に声をかける。
ドデカイ仕事を決めてきたよ。
---最終回---
遂に2年間のお預かり期間が過ぎて事務所の所属声優に
なれるか否かの判断の日が近い。
双葉は燃え尽きて不安になるばかり。
それは目標がないから。
確かに目標は大切ですよね、目指して頑張れるから。
それがないと中途半端で諦めてしまう。
そして、目標って実は途中で変わってもいい。
人間は成長するのだから変化するのもおかしくない。
20歳頃に決めた目標を大事に守る必要もない。
双葉もようやく目標を見つけて、会社もそれを認めてくれた。
それでも猶予期間の延長だけ。
今は結果を積み上げることが大事。
その点、いちごは夢が決まっていてブレていない。
彼女は一点の曇りもないほどに気持ちいい。
そんな双葉を応援してくれるマネージャーにプロデューサー。
双葉は結構いい人達に巡りあえているのかも。
現実の仕事の現場を描いているので、嘘がないので
視聴していても面白かったですね。
現役声優さんが実名で登場する趣向も面白かった。
ただ双葉の声優としての影の努力も描いて欲しかった気はする。
同人誌の4コママンガ、声優あるあるを此処まで
ストーリー仕立てでアニメ化したのは凄いと思う。
同じ現場をマネージャーの紺野あおい目線で描いた
エピソードが謎解きみたいで面白かった。