がっこうぐらし BS11(9/24)#12終
最終回 第12話 そつぎょう
たくさんのゾンビに追われてキャビネットの上に
逃げる美紀、諦めかける。
由紀の行く手にはゾンビがたくさん溢れていた。
消火器で追い払って間を駆け抜ける。
放送室の前に辿り着いたが新たなゾンビが立ち塞がる。
金属バットも効果なし。
ピンチの由紀を救ったのは太郎丸だった。
放送室に滑り込み、太郎丸を帽子で受け止める。
心の深いところで覚えていてくれた。
下校時刻になりました、早く帰りましょう。
学校は好きですか?
私は大好きです。
皆も好きだからここに居るんだよね。
どんな良い事にも終わりは来る。
学校は終わりです。
帰り始めるゾンビたち。
由紀が目を覚ますと胡桃が起きていた。
美紀が見つけた薬で回復したのだった。
太郎丸も無事な様子で水を上げると喜んで息を引き取る。
屋上に太郎丸も埋葬する、由紀の帽子も一緒に埋める。
悲しいことを我慢すると大切なことを忘れちゃう。
悲しい時は泣いて良いんだよ。
めぐ姉のお墓にリボンを掛ける由紀。
私もめぐ姉の最後の言葉を忘れていた。
非常用電源施設だけで稼働している状態の学校。
次の避難場所を探していると地図にめぐ姉が記した
マークを発見した。
比較的近いのは大学とランダルコーポレーション。
進学か就職か、思いっきり怪しい企業だな。
どちらにしても既に避難している人がいるだろうな。
言葉が通じるだけに厄介かも。
由紀がハムに小さな噛み跡を発見する。
きっと太郎丸は地下に子犬が居るので探しに行ったんだよ。
でも地下を捜索した時には見つからかなった。
卒業式をやろうよと提案する由紀。
学園生活部の最後の部活は卒業式です。
美紀が送辞を読んで由紀が答辞を読む。
卒業証書を授与して仰げば尊しを歌う。
佐倉先生へ、寄せ書きを残す。
車で出発する4人。
卒業旅行みたいだね。
圭にメッセージを残した美紀。
由紀の帽子を掘り出した犬。
風船で飛ばしたメッセージを発見して拾うメガネ少女。
---最終回---
放送室で下校時刻と放送する由紀。
皆は学校が大好きだから集まってきた。
でも今日は終わり。
心の奥底では覚えていることがあるらしい。
諦めた美紀も無事に薬を持ち帰り、胡桃は無事に回復。
太郎丸もゾンビ化は治りましたが出血多量だったのか
息を引き取りました。
巡ヶ丘学院の発電施設は壊れたので新たな避難所を求めて出発です。
めぐ姉の記したサインにしたがって大学か企業に向かう。
まだまだ四人のサバイバルは終わらない。
その前に4人は学院を去るので卒業式を行います。
これで、めぐ姉ともお別れです。
学園モノと思わせて、実はゾンビ作品だった。
その意外性に感心しました。
ゾンビは心の奥底では生前の記憶を覚えているらしい。
学園生活部として学園で学びながら泊まりこみの
サバイバル生活を行う4人でした。
そうしなければ、落ち込んでしまって生活するのも苦しくなる。
そんなアンバランスな設定での感情の機微を描いた作品でした。
毎回、アクシデントがあって全滅するのではという危機感が
あって視聴にも緊張感を伴った。
最後に、左手で毛筆を操って達筆な文字を書くのは無理がある。
右利きのアニメーターは左利きキャラが描きやすいので
ついつい左利きを描いてしまう。
最近では授業でも左利きを矯正しないそうですが無理がある。