シュヴァルツェスマーケン テレ東(3/27)#12終
最終回 第12話
東ベルリンを守る最後の砦、ゼーロウ要塞にBETAが
多数集結してきた。
ヴェアヴォルフ隊は666中隊との交戦中で不在。
カティアはTV放送局を武力で占拠する。
先行のヴェアヴォルフ隊を撃破した666中隊だがベアトリクスが
率いる隊が接近、交戦する。
カティアのTV放送が始まる、私は東ドイツ戦車大隊を率いた
祖国の英雄、シュトラハヴィッツ中将の娘、ウルスラです。
東ドイツにシュタージは必要ありません。
父は東西のドイツが手を結べばBETAは殲滅できると言いました。
ベアトリクスの攻撃でアネットの戦術機が一部破壊、
狙われるがシルヴィアが身代わりとなって守る。
ヴァルターがベアトリクスに向って攻撃する。
一部破壊するが逆に撃墜される。
アネットはカウルスドルフ収容所に大尉救出に向かう。
テオドールはカティアを守りベアトリクスと交戦する。
アネットは一歩遅くアクスマンがアイリスを収容所から連れ出した。
しかしアネットに通信でアクスマンの動きが判明する。
アクスマンはベアトリクスの思想とは異なる考えを持っていた。
それは米国のCIAとの接触で得られた大国依存主義だった。
何処までも祖国を売り渡して利を得ようとするアクスマン。
アイリスは彼の行動を見抜いていた。
そこに彼女を助ける同士の攻撃が開始される。
逃げようとするアクスマンと格闘するアイリス。
アネットが銃を投げて双方の打ち合いとなる。
東ドイツ市民がカティアの放送を聞いて立ち上がり抗議活動の
デモを開始する。
ベアトリクスと交戦中のテオドール。
東ドイツ国民は、世界は、一つになってBETAと戦わないといけない。
そのためにも東ドイツを生け贄に捧げる。
遂にベアトリクスを倒すテオドール。
アネックスからの通信でアイリスが負傷したらしい。
テオドールとカティアが駆けつける。
アクスマンとの打ち合いで相手を倒したが自身も負傷して
もう治療の効果が望めない状態だった。
カティアに国の行末を任せてテオドールにベルリンを見たいと頼む。
兄を己の手にかけたので、自身の命は祖国のために
使うと決心したアイリスだった。
俺はアイリスを許す、自由だ。
俺はあなたが好きで誰よりも幸せになって欲しかった。
3ヶ月後、ベルリンの壁は取り払われ、シュタージは解体、
西ドイツと統一の道を歩み始めた。
カティアを守り移動するテオドールだった。
---最終回---
綺麗にまとめて終わりました。
意外だったのはアイリスが亡くなったのとグレーテルが
存命だったこと。
一応は東ドイツ製でもパイロットスーツは防弾効果が
あったのでした。
アイリスもパイロットスーツさえ着られていれば・・・。
666中隊の生存者はアネット、グレーテル、テオドール、カティアの
4名だけになりました。
シルヴィアとヴァルターは不幸を絵に書いたキャラでした。
戦術機はよく動いていたのですが、夜のシーンで見づらくて
良く分からない。
この作品の主役は前半がアイリス、後半はリィズでしたね。
ヤンデレ義妹リィズの存在感が大き過ぎてカティアの
存在が霞んでしまった。
TEと違って戦術機やBETAとの交戦も毎回描かれて
真面目に丁寧に描かれた作品だと思う。
ただ1クールは短いが、2クールも描かれると
ゲップが出そうな暗く辛い作品でした。