迷家 TBS(6/24)#12終
最終回 第12話 ナナキは心の鏡
真咲、光宗、美影、ラブポンの4人に同じ老婆が見える。
それはコハルンによって強化された颯人のナナキだった。
しかも颯人はナナキに乗って操縦することも出来た。
彼は光宗を庇護下に置いて全てを思いどうりに操作したい。
真咲は彼をたぶらかす悪女。
だから光宗が変わりたいと思っても認めない。
遂に、真咲と光宗が捕獲されてしまう。
光宗のナナキも鳥籠に入れて自由を奪っていた。
僕は颯人を友達として助けたい。
その言葉に動揺する颯人、背負ってナナキから逃げる。
コハルンは光宗の言葉は嘘だと颯人を追い込む。
ようやく光宗の言葉に気づいた颯人。
対等の友達でも問題はないのだと。
自分のナナキと向き合い消失する。
そこに真咲のナナキのレイジが出現する。
僕は真咲のナナキ、僕と会いたいなら自分を見つめ直せば良かった。
一人きりの真咲が生み出した存在、他の人には見えない。
光宗くんは真咲が僕以外で初めて名前を呼んだ男子。
真咲を追いかけてあげて。
レイジは美影、ラブポンと宿に戻って説明する。
しかし彼らはやる気が失せて真実を知っても無反応だった。
ナナキと相談して決めて欲しい。
彼らは自分に捨てられるのが怖い。
光宗が落としてトランシーバーから神山の声が聞こえる。
それを拾ったコハルンは彼の娘だった。
父親が置き忘れたナナキを見つけたい。
どんどん年老いていくのが辛い。
神山は心的外傷を切り離して初めて分かることもあった。
今の自分を実験材料として研究を続けている。
人それぞれ、自由にして欲しいな。
真咲に追いついた光宗、彼の新しいナナキは真咲のリボン。
再び会いたいと願ったから。
僕じゃ頼りないと思うけれど、話して欲しい、相談に乗りたい。
レイジが真咲の心に戻る、先に行ってるね。
他人を妬んで、羨んでいるのは楽。
でも、この世界にも飽きてきた人もいる。
帰りたい人と残る人に別れる。
コハルンは罪滅ぼしの意味も兼ねて納鳴村に残って研究を続ける。
ヴァルカナ、リオンも残るらしい。
バスに乗って元の世界に戻る颯人、光宗、真咲たち。
---最終回---
最後に残った謎、コハルンの正体とレイジの正体。
神山小春、神山元教授の娘でした。
レイジは真咲が幼い頃から妄想で生み出した存在。
なんだろうか、それらを知っても嬉しくもない。
凄い、やられた感はない。
登場人物を7,8人に絞って4,5話で描けば面白い
作品になったかもしれない。
でも12話では冗長で途中で飽きてしまった。
12話なら、実際に殺人が発生するとか別の要素も必要だったと思う。
2つ以上の事象が入り混じれば飽きなかったかも。