キズナイーバー BS11(6/25)#12終
最終回 第12話 世界中にキズナシステムが広がって
園崎がキズナステムの制御室を乗っ取って街中の人に
繋がろうと呼びかける。
山田先生も手伝う。
漆原教諭は逆に止めようと勝平を乗せて園崎の元へ向かう。
園崎は全員の痛みを抱え込んだ。
キズナシステムで痛みを分かちあうから分かり合える。
だから友達でいられると考えていた。
全員と繋がることで飛鳥たちも快復すると考えている。
勝平が千鳥に電話する、園崎を助けたい、手伝って欲しい。
停電で通信が遮断される。
制御室だけは予備電源で稼働する。
もう全員が友達になっている、友達が好きな女の子を助けたいと
言ってるから手伝いたいとシンプルな仁子。
反対者は穂乃香だけと詰め寄る。
千鳥も勝平が自分で考えて行動するなら手伝う。
洲篭市を遮断すべく跳ね橋を稼働させる園崎。
勝平が園崎に迫るべく歩き出す。
研究所の日々は幸せだった。
友だちになれたのはキズナシステムのお陰ではないの?
友達は万能、友達だから分かりあえて楽しかった。
友達とは全てを曝け出すことではない。
あの頃の園崎を好きだったのにキズナステムは関係ない。
今の園崎はワガママで無茶苦茶だけど好き。
皆の気持ちが分からないから実験を続ける必要がある。
皆の傷、痛みを手放して。
それでも居なくなったりはしない。
園崎が手放すのは怖い、友達にはなれないと思うから。
園崎が出す気だから、痛みを返して下さい。
痛みを返したら一人になってしまう。
そんなことはない、それでも好き。
勝平の声が園崎に届く、痛みを開放する。
痛みが戻って気持ちいい勝平。
5人は快方に向かっている。
今までの研究は無駄になってしまったと嘆く山田先生。
今度はプリクラを園崎さんも一緒に撮ろうよ。
---最終回---
結局、園崎が特殊体質でしかも勘違いした。
確かに痛みを共有するので、隠し事が難しくなる。
結果として仲良くなれる。
良い事づくしのようで実は歪な状態だった。
痛みを失って精神にも影響が出た。
感情も失せて、思考も停滞気味。
そんな勘違いを解消したら回復に向かったのでした。
全てが園崎の勘違いと周囲の研究者の間違った
判断が原因だったのかな。
結局は青春とはなんだ、友達とは?をテーマに描いた作品でしたね。
でも同じ脚本家の迷家と似た部分を感じる。
痛み、心的外傷も自分の一部、切り離すと人間として
おかしくなる。
そしてこれも、迷家と同様に短い話数で描いたほうが
分かりやすかったのではないかと思う。
変なゆるキャラなんて必要なかたっと思う。