田中くんはいつもけだるげ TokyoMX(6/25)#12終

最終回　第十二話　田中くんのしあわせ

今日は席替えの日。
田中には一大事だと思ったが普段と変わらない。
でも良く見ると爪に呪文を書き込んだりと平常時ではない様子。
実は重大なイベントだった。
結果は最悪の中央一番前の席となる。
太田の後ろの宮野は何も見えない。
早速、席替えを申し込む田中。
太田の後ろが一番良い席だと気づく。
右隣は白石さん、このチャンスに少しでも近づきたい。
でも会話が無くマニュアル本に頼る。
セクシーアピールが一番効果的だったが自分が一番無理だと分かっていた。
甲斐甲斐しくお世話をしたいが、全て太田がフォローするので何も出来ない。

1人で悩む白石を大人だと応援する宮野。
3日後に色々構ってくれなくていいから、一人が好きだからと
　直接本人から断られてしまう。
ショックで終わってしまったと落ち込む白石さん。
頑張ってダメなら頑張らなければいいんだよ。
今はダメでも将来、そのうちなんとかなるなる。
田中が1人で残って眠っていた、そんな彼のアドバイスに気づく。
彼は何事にもやる気がなくてノンビリしている。
自分が焦っても仕方ないんだ、ようやく悩みが解消される。

そんな白石さんと帰る田中を志村と加藤に見られてしまう。
彼女が居るとは知らなかったよ。
友達だよ、じゃあ妹でと適当に誤魔化す田中。
釈明したいが旧型の自分のことなので正体を明かすことは無理な白石。
教えてくれなくて水臭いと怒る宮野。
太田は彼女が出来たことを越前に告げる、小脇に抱えさせて欲しい。
　田中が居ないと寂しいらしい、告白されなくて怒る越前。
白石が失恋したと慰める宮野。

1人で帰る田中、久しぶりにまったり出来ると考えるが
　そうではなく、逆に疲れてしまう。
白石からのメールで彼女とは共通の友人のマカロン師匠だと
　太田が志村と加藤に説明する。
僕の人生には太田が必要だと分かった田中。
太田が何かしたと怒る妹。
太田の説明で謝る志村と加藤。
別に今までどおり普通にしてくれれば良いよ。
宮野も誤解を謝るが、越前は宮野に何かしたと誤解する。

今回の件でよく分かった。
周りが騒がしくなるので、一生彼女なんて要らない。
そんな～、自分が撒いた種だから何も言えないけれど。
焦らず、じっくりやっていこうと考えなおす白石さんだった。

EDはOP曲の1,2番。

---最終回---

今回は席替え、田中には重要なイベントだった。
偶然に隣の席になった白石さんが仲良くなるチャンスと
　頑張るのが裏目に出てしまう。
そして彼女だと誤解されるのは嬉しいが、三つ編み眼鏡の
　旧型スタイルだったので本当のことが言えなかった。
太田がフォローしてくれる。

結局は田中には太田が必要だと分かったエピソードでした。
太田のフォローが半端ないほどに自然でスムーズ。
嫁というよりも母親に近い世話焼きですよね。
本当に太田が居れば誰も要らないレベルです。
白石さんは太田に勝てるのだろうか・・・。

この作品はアニメで映える作品とは言い難い。
それほどに動きはあまり必要ない。
でもネタはしっかり考えられていて、ドラマCDでも笑えると思う。
それほどに、ネタもキャラも面白い。
特に田中以外のキャラが活躍するエピソードは面白い。
決して燃えでも萌えでもないが楽しめた良い作品だった。

ただOPを最後に流す意味はあったのだろうか。
通常のOP、EDで良かった。
ED曲が無いのが非常に残念、スポンサーの意向で
　OP曲を売りたいのは分かるがED曲のほうが良い場合も多い。
ED曲差別は辞めて欲しい。
あの中毒性のあるED曲が実は好き。

どこかのアニメ表彰でも、ED曲は受賞に該当しないらしい。
OP曲だけが審査対象と知って驚いた。
どれほど差別されているのかと、悲しくなった。

田中くんはいつもけだるげ TokyoMX(6/18)#11

第十一話　田中くんの文化祭

文化祭で1－Fクラスはお化け屋敷が承認される。
田中は面倒なことを頼まれないように気配を消す練習をしてきた。
結局、残った仕事はお化け役だった。
主役なので面倒そうだが、他の仕事は大変そう。
一番楽だと考えると田中もやる気になる。

気配は消せるが驚かせ方が下手な田中。
井戸の中のお化けになる。
しかし暗くて孤独で狭い場所は、田中には安眠場所だった。
隣のクラスの越前に宮野以外の友だちがいることが判明。
安心する父兄のような立ち位置の田中と太田だった。

飾り付けが完成したので試しに歩いてみる。
太田はお化けが苦手だった。
結構、本格的な飾り付けでラストのお化け役は無理だった。
宮野が代わってくれる。
彼女の猫女は可愛いと評判になっていた。

お昼の休憩時間、太田を探すが頼まれ事が多く忙しい。
1人で静かな場所を探す田中。
隣のクラスはメイドカフェ、キャラメルリボン。
越前の可愛い声と姿を見られたくないので田中を追い払う。
屋上には出られないが踊り場で休憩する田中。

田中が戻らないので加藤が代役。
太田が探しに出るが、スイーツに誘惑される。
屋上の階段で田中らしき人物を発見、しかしお化けとして怖かった。
気絶した太田を運べないので助けが来るのを待つ田中。
二人して終了まで眠っていた。
加藤と志村に発見されて後片付けを手伝う。
打ち上げも無事に終了、大成功。

実は写真部の撮影した写真に謎の物体が写っていたとか・・・。
本当にお化けが居るとお清めの塩を多めに盛る太田だった。

---最終回　「田中くんのしあわせ」---

田中くんには文化祭のようなイベントは苦手。
お化けは当たり役だと思うけれど眠ってしまうのでした。

今回は宮野の猫女と越前のメイドカフェですね。
可愛い声も出せる越前でした。
何気に加藤と志村の出番も多かったのでした。
彼らの苗字のネタ元はドリフですね。

以外な事実は太田のお化けが苦手でした。
妹も遊びに来ても良かったと思うのですが、
　二人は来なかったようです。

田中くんはいつもけだるげ TokyoMX(6/11)#10

第10話　田中くんの夏

寒い時は重ね着をすれば良い。
暑い時に脱ぐのにも限界がある。
だからプールが良いと田中が太田を誘う。
でも泳げないので相棒の浮き輪持参。
準備運動が大切、吊ってしまう田中。

浮き輪に乗って流されるのが気持ちいい、まるで人生みたい。
大人が浮き輪に乗っていると小学生がイタズラする。
怒る太田は怖い。
浮き輪に穴が開いて萎んでしまった。
類い稀な脱力感の持ち主の田中、浮くことは出来る。
小学生が感動する、浮きプロだ、教えてください師匠。
4人で浮いているとワックだけでなく監視員のバイトもする西園寺。
また田中を発見して突っ込む、かる鴨かよ、泳げよ。
また師匠に教わりたい小学生、君たちは十分会得できたよ。
太田も疲れて眠りたい気分。
誰が抱えて家まで連れ帰ってくれるの？
新たなる俺の登場を待とう。
あの小学生と出会うと、学校で浮きが流行っているらしい。
日本の水泳陣の将来が不安だ。

師匠、5日以内に身長を10センチ以上伸ばしたいです。
えっちゃんに花火大会に誘われた。
浴衣を着たいが子供用のキャラ浴衣しか売ってない。
越前と二人でキャラ浴衣を着るのはどうだ？
それは危ない二人です、絶対に避けたい。
それなら花火大会に行かずに自宅のTVで見れば良い。
それは越前が泣くぞ、小さくても着られる大人の浴衣を探そう。
白石も誘って4人で呉服屋さんに向かう。
下駄を履くと少し背が高くなって嬉しい宮野。
白石も浴衣を買いたくなる、今までは一人でTVで見ていた。
じゃあ白石さんも誘って皆で行きましょう。
既に友達に誘われていた白石は辞退。

太田も浴衣を買いたくなる、田中はセパレートタイプ、
　ワンタッチ帯を発見。
女性用だが妥協するつもりらしい。
白石が着付けすると似合っていた。
宮野は一番小さい浴衣でも無理だった。
白石の巨乳には驚いたが落ち込んでいた。
夏用のワンピで行くことにするよ。
いつもお世話になっているので、諦めること無いよ。
既成品がダメなら作ればいいんだよ。
世界に一つの白石手作りの浴衣が着られて幸せだよ。

当日の宮野が可愛くて抱きしめる越前。
田中と太田をを発見、男二人で気落ち悪い。
宮野が誘ったことを伝えていなかった。
小さいころにお揃いの浴衣を着て花火を見に行った太田と越前。
お互いに思い出していた、越前も似合っていると言われて
　満更でもなく太田も似合ってるぞ。
かき氷に練乳かけ放題と聞いて早速向かう太田。
乙女の気持ちが分からない太田には練乳かき氷シャンプーが
　流行っているんだよ。
いつもの越前さんだ。

大きくて見事な花火が打ち上げられ始める。
天狗の高下駄を買っておけば良かったよ。
宮野は人混みの背中越しで見えなかった。

---次回　「田中くんの文化祭」---

今回は越前、宮野、白石の浴衣がメインでしたね。
白石さんも気にはなるが見ているだけに等しいのでした。
越前は太田を少し意識し始めたのかな。
和裁が出来る白石さんのスキルが凄い。
Aパートは田中の川流れでした。

そして何気にレギュラーかも知れない西園寺さん。
ワックに続いてプールでもバイト。
なぜだか田中を発見してしまう不幸な女性でした。
前半は是非とも莉乃と早夜も一緒に誘って欲しかった。
田中と太田だけは少し飽きてきた。
もっと他のキャラと絡んで欲しい。
その時こそ、面白い。

田中くんはいつもけだるげ TokyoMX(6/04)#09

第9話　ワックへようこそ

ファストフード店、ワクドナルドの期間限定スイーツが気になる太田。
でも田中は忙しない雰囲気で苦手だった。
スイーツを諦める太田だったが、ラッキーセットのおまけ賞品、
　ロボットミニクリーナーが欲しいので入店する田中。
しかしお目当てのクリーナーだけが品切れ。
いきなり落ち込んでいちごシェイクだけに変更する。
その様子にバイト女子は危険を察知して座席に運んでくれる。

注文さえ済めば、ワックの雰囲気が気に入ったらしい田中。
また来たいとまで言うのだった。
しかしシェイクを飲むのは息切れしていた。
ここでのバイトは無理だと思う田中、面接で落とされる。
睨まれていると勘違いするバイト女子。
でも帰りがけに例を述べられて良い人かも。

期間限定スイーツの第2段が登場、誘う太田。
携帯電話を学校に忘れたので取りに帰る。
一人で我が家のように寛ぐ田中。
シートに潜り込んでいたので田中が見えなかった。
片付けていないと思ったら田中が居て驚く早夜。
ドッペルゲンガーだから見てはいけないと莉乃の目を隠す。
誰かと同じ反応で少しムカつく莉乃。

早夜は莉乃のクラスメートで親友だった。
内気で恥ずかしがり、莉乃を通して会話する。
まるで腹話術みたい。
会話をしたいが話題がない、兄は基本的には放っておいて良い。
今日の兄が嬉しそうなのを気づいた。
ラッキーセットのおまけ賞品、ロボットミニクリーナーが貰えたからだった。
もやしの自分が頼りなくて恥ずかしい、早夜の兄はゴリラ。
早夜の兄は5段階で3程度のゴリラらしい。
莉乃は兄の話をするときは嬉しそうで兄が大好きなのが分かる。
いちごシェイクを注文する莉乃、女装していると思うバイト女子。

太田がようやく戻ってきた、早夜は妹だった。
偶然にも兄と妹どうしが親友だった。
太田が戻って不機嫌になる莉乃。
制服デートも終わって夕食の時間とお開きにする。
今日の早夜は嬉しそうと気づく太田。

親友の兄がライバルで複雑な思いの莉乃。
ご飯はラッキーセットを食べたのでお腹いっぱい、先に食べていいよ。
太田め、お兄ちゃんにセットを完食させて、一緒に食事ができない。

それでも待って兄と一緒に食事する莉乃だった。

---次回　「田中くんの夏」---

莉乃の友達、早夜の登場でした。
それが太田の妹で兄どうし、妹どうしが友人の偶然でした。
莉乃は面白いけれど、出番が限られのが勿体無い。
今回のような放課後ネタになってしまうのが惜しい。

早夜と太田が兄妹だとは思わなかった、確かに似ていない。
田中兄妹は似すぎているけれど。
以前に中3の妹が居るとネタ振りは描かれていたのが
　ここで回収だった。

確かにファーストフード店は注文を決めておかないと
　何かトラブりそうで少し敷居が高いかもしれない。
特に後ろにお客がたくさん並ぶとプレッシャーと言えるかもしれない。
シェイクの飲めないネタはあるあるかもしれない。
ハッピーセットの子供向けおまけが実は凄い思う。

田中くんはいつもけだるげ TokyoMX(5/28)#08

第8話　太田くんの受難

珍しく太田が休み。
プリントを届ける田中だが自宅を知らない。
越前に任せようとするがダチなら自分で届けろと怒られる。
普段あんなに世話になっているのだから。
分かった届けるから自宅まで連れて行ってよ。
何度か訪れたが、抱えてもらっていたので覚えていない。
甘やかせ過ぎだろう。
途中で猪熊に借りを返すと千円を返される。
他にも老女や子供の面倒を見ている越前。
ようやく到着、一人でプリントを届けてくれて感動する太田。
越前がおふくろと呼ぶことを嫌う普通の母親だった。
どうしてヤンキーリスペクトなんだろう。

登校してきた太田が足を捻挫していた。
陸橋で困る老女を助けたが空き缶を踏んで転んで捻挫したのだった。
太田の面倒は誰が診るんだ？
田中が頑張ろうとするが太田と同じことは無理だった。
動けない太田に付き合うくらいしか出来ない。
何とか肩を貸すのは出来たので教室移動時に手伝う。
ランチのパンを太田の分も購入する田中。
途中で疲れて甘いもの、太田のパンを食べる。
サンドイッチとなってしまった太田に越前が甘い新作パンをプレゼント。
買いすぎたと言うが、お見舞い様に買ったと宮野がバラす。

5限目は英語の自習でプリント。
妙に熱いテニスプレーヤーに応援される夢でうなされた。
眠いがプリントは提出なので頑張ろう田中。
避難訓練が行われる、田中が居ない。
太田は加藤と志村が手伝ってくれた。
普段は太田に抱えられているので校内を迷ってしまった。
おお互いないと不便だと判明、今日を太田の日としよう。
ようやく捻挫も治った太田、太田の日のプレゼントにチケットを渡す。
じゃあ早速使わせてもらうよ。
音楽室への移動で自分で歩く田中だったが時間切れ。
田中を抱えて走る太田。
結局意味がなかった。

---次回　「ワックへようこそ」---

太田が負傷して越前とプリントを届ける田中。
越前の良い人が次々に判明する。
どうしてヤンキーリスペクトなのでしょうね。

まさかの田中が太田の世話係。
やはり無理でした。
太田依存が明らかになったのでした。
越前の良い人ぶりが目立ったエピソードでした。
そして田中は太田依存で大丈夫なのだろうか。
卒業後も同じ職場でないと生活できなさそう。
そんな時は妹が面倒見てくれるのかな。
と思うくらいに独立が難しい田中でした。

田中くんはいつもけだるげ TokyoMX(5/21)#07

第7話　田中くんのバレンタイン

寒いので学校に住みたいと話す田中。
鞄の中にバレンタインチョコが入っていた。
しかも本命用の手作りチョコだった。
お返しを考えると面倒で憂鬱になる田中。
チョコは要らない、義理が良い。
太田宛の義理チョコも入っていた。
義理でももらえるのは無いよりも嬉しい。
ホワイトデーのお返しを期待できない人の1位に選ばれたこともある田中。
メッセージが添えられているが切り貼りで筆跡は分からない。

豪華な手作りチョコなので、田中にはお返しをさせよう。
宮野じゃないのか？
えっちゃんに手作りチョコを渡すが二人は忘れていた。
実は既に神様、仏様で別格の扱いだった。
食べてみると、とても美味しい。
甘いもの好きな太田にはブラックチョコレートだった。
それなら、これをと田中のチョコをもらうと美味。
これはマカロンさんだ、白石だ。

白石はバレンタインデーを忘れていた。
元ボッチの彼女には無縁のイベントだったのだ。
カバンからボイスレコーダーが落ちる、盗聴？
どうしたの？お兄ちゃん。
田中そっくりの妹の莉乃だった。
太田を紹介するが無視される。
ボイスレコーダーは彼女の持ち物で早口の先生に録音して
　改めさせるために利用しているらしい。
太田を自宅に招待する。

このコーヒーはブラックが美味しいので是非に。
普段はシュガーを3本は入れる太田だった。
学校では兄を甘えさせないでくださいと注意する。
チョコを半分ほど食べたと聞いて外に出ろ。
帰る太田を駅まで見送る田中。
チョコは莉乃が本命用に作った残りだと考える。

しかし真実はお兄ちゃん大好きな莉乃の本命チョコだった。
兄のために頑張って作ったのだった。
仲良しの太田もチェックしたかった。
わざとブラックチョコやブラックコーヒーで嫌がらせ。
兄が大好きで太田が邪魔だったのだ。
ボイスレコーダーも太田の声ばかりでムカついていた。

---次回　「太田くんの受難」---

田中の妹、莉乃が登場。
実はヤンデレとも思えるほどに兄が大好き。
独占したいのでした。
そんな莉乃には太田が邪魔でした。
兄の嫁状態の太田を排除したい様子ですね。

何と言うか強烈過ぎる妹ですね。
兄とは正反対です、何気にモテる田中でした。

田中くんはいつもけだるげ TokyoMX(5/14)#06

第六話　風邪ひき田中くん

雨の日にびしょ濡れで登校してきた田中。
傘は面倒で嫌い、今朝も妹に言われて傘持参。
小降りなら大丈夫と傘をささずに登校してきたら
　どんどん雨が激しく降ってきた。
傘の便利な使い方、杖として。
ジャージに着替えた田中がグラウンドに立っていた。
雨に打たれ続ければ雨バリアを持つ人に進化するかもしれない。
傘は面倒かもしれないけれど風邪引くともっと面倒になるよ。
白石の言葉に傘を使用することに納得する。
しかし帰りに傘は間違って持って行かれた、これも傘の嫌いな所。
白石の傘に一緒に入って帰る。
思わぬ接近に緊張する白石、これ以上の接近は無理。

翌日もびしょ濡れ、雨の隙間を縫って登校してきた。
伊賀か甲賀に入って修行しないと無理かも。
そして遂に風邪を引いてしまう田中。
マスクを付けて、ガラガラ声だった。
俺と太田なら口パクでも通じる、マスクで見えない。
筆談で会話しよう、太田は普段通りに話せばいい。
日本史の教科書を忘れたので隣のクラスの越前に借りに行く。
筆談で伝えようとするが、越前は画数が多くて面倒。
田中か太田に改姓して欲しい。
プロポーズなど100年早い。

ゼスチャーを試す、眠る以外は通じない。
見つめる田中、テレパシー？
やはり声に出すのが一番便利。
風邪が治ってマスクをかけていない田中、実はマスクの下で
　変顔して遊んでいた。
やはりマスクを掛けたほうが良い。

越前は改姓しろと言われてプロポーズに悩んでいた。
太田と田中、どちらがタイプだろうか？
自分を二人に合わせようとスカートの丈を短くしよう。
宮野が止める、田中、太田になると何と呼ぶの？
越前でえっちゃん、田中ならたっちゃん、太田ならおっちゃん。
宮野が田中と並んで話すと小さくて可愛い。
自分は背が同じで可愛くない。
田中に身長が高くて格好いいと言われる。
少し嬉しい、転びそうになって太田に助けられる。

太田の逞しさに少し感動するが恥ずかしくて走る。
階段で転んでしまう、太田がお姫様抱っこしてくれる。
恥ずかしくなって暴れると頭から床に落ちてしまう。
今日の越前は、何かおかしいぞ。
改姓が原因だと気づく田中。
画数が多くて面倒だったからと真実を知る。
紛らわしいことをするな。
改姓せずに良い呼び方がある、えっちゃん。
二人に呼ばれて少し恥ずかしいけれど嬉しい。

---次回　「田中くんのバレンタイン」---

面倒なことは嫌いな田中、だから傘は嫌い。
じゃあレインコード着る選択肢は無いのでした。
夏場はレインコート着ると汗だくになって大変。
白石さんは同じ傘に入れても接近が無理でした。

でもそれ以上に画数が多くて面倒を改姓と
　考えてプロポーズに持っていくのは強引でした。
でもお陰で越前が乙女キャラに大変身でした。
今後は宮野共々えっちゃん呼びとなりそうで面白そう。
ある意味でモテモテの田中ですが、嫁は太田ですからねぇ。

田中くんはいつもけだるげ TokyoMX(5/07)#05

第5話　田中くんの日常

太田が間違えて妹のシュシュで髪を縛ってきた。
ラブリー。
帰りにスーパーに寄りたい、太田も同行してくれる。
何を買うべきか思い出すところから始めよう。
昨晩に妹に買い物を頼まれたが忘れてしまった。
太田には中3の妹がいる、田中にも中3の妹が居た。
顔は似ているが性格は異なるので二人でも生活は出来る。
生物や冷凍食品は傷むので頼まないはず。
米や水は重いので拒否する。
太田はスーパーの薀蓄に長けているので周囲の主婦にモテモテ。
競争率が上がるので困る。
リマインダーメールが届く、パだけ、力尽きていた。
ここは必殺の呪文を使おう、売り切れていたことにする。
構わず軽いパのつく品物を全て購入する。
店先でパンケーキの移動販売を発見、これだろうと確信して購入。
初めてのお使いに成功した子供を見守る親の気持ち、10年は早いぞ。
結局、正解はパイプクリーナーだった。
妹は購入したパのつく品のパスタを作ったらしい。

白石は本当の姿を見破った田中が気になっていた。
あれから肩の力が抜けて良い感じ。
これが恋？元芋女の私がおこがましい、
友達も応援してくれる、でも相手は親衛隊に攻撃されそう。
私なんかが迷惑よね。

あれ以来田中とは話していない、観察すると太田と仲が良い。
太田のようになる、筋トレが必要。
でも筋トレで仲良くなれるとは思えない。
元ボッチの白石は気軽には話掛けられない。
太田から恋人は居ないと教えられる。
少し気が楽になる、教室で宮野と仲良く話す田中を発見。
ショックで教室を去ると宮野が手を引いて連れて行く。
弟子入り希望者です、第2号だから私が兄弟子です。
弟子は募集していないし弟子入り詐欺のようなものだから。
田中くんと友達に成りたいのと言えた。
うん、もう友達だと思ってた。
宮野も友達だと、メアド交換する。
宮野からメールが届く、上手くいくよう、陰ながら応援しています。
師匠！

---次回　「風邪ひき田中くん」---

白石さんは自分の気持ちに気づいたのでした。
でも気軽に声を掛けられない。
宮野さんとは大違い。
元々がボッチだったので臆病になってますね。
そんな彼女の気持ちを理解している宮野が凄い。
弟子入りに誘ったのも、その一環だったのでしょうね。
何と鋭い良い子なのでしょうね。

一度は見てみたい田中の妹。
スーパーで買う品をリマインダーメールで送りながらも最初の
　一文字で力尽きた田中。
後から考えるとじわじわと込み上げる笑いですね。
どうして力尽きる、どうして忘れると。

本当に太田が居ないと生きていけない田中です。
そんな太田が有能です。

田中くんはいつもけだるげ TokyoMX(4/30)#04

第四話　白石さんの秘密

遅刻しそうで田中を抱えて走る太田。
クラス委員長の白石とぶつかりそうになるが回避。
品行方正、成績優秀、学校でも有名人の白石には
　親衛隊まで組織されていた。
委員会のプリントを落として破れてしまった。
申し訳ないので二人は再作成を手伝う。
並んで歩くと視線が痛い田中は顔を隠して犯罪者のよう。

PCで資料を作った白石さん、誤字を修正する。
田中はPCを防弾に使っている。
出来上がりをコピーして各ページを仕分けして閉じる。
暖かいので田中はペーパーウエイトになりたい。
手作りマカロンを持参していたので食べると美味。
太田は有名店よりも上手いと太鼓判。
田中にはおしゃれな最中だった。

田中が眠いので先に帰るがカバンを忘れて取りに戻る。
普段は意識して演じている白石さん、落ち着く姿は似ても似つかない。
戻った太田は素顔の白石さんを他人と思ってしまう。

昨日、真実の姿を見られたので皆に話されると
　戦々恐々で二人を見張っている。
太田は別人だと思っていることが判明。
中学時代はボッチ、ノリが悪くて暗くて流行遅れ。
高校デビューで変わろうと決めたのだった。
しかし皆に愛想よく振る舞う笑顔のキャラは疲れるのだった。
眼鏡に変えて三つ編みで別人として帰ろうとする。
試しにクラスメイトに会っても気付かれなかった。

すれ違う田中が白石さんと声を掛ける。
太田と田中に事実を告げる。
学校ではキラキラしているが一日中は疲れそうと思っていた。
エロ過ぎる、じゃなくて偉すぎる。
成りたい自分になって、他人にも潤いを与えている。
田中は分かっていても楽を選ぶ、クズの極みだから。
逆に弱点があってホッとした。
このことは誰にも話さない、話しても信用されないと思う。

翌日は眼鏡に変えても好評。
でもどうして田中くんは気づいたのだろう、意識してドキドキしてしまう。
実はおっぱいのサイズで分かったのだった。

---次回　「田中くんの日常」---

今までもセリフがなくてもアップですれ違ったりと特別扱いだった白石さん。
実は作られた姿、人気者を演じていたのでした。
でも疲れるので夕方には限界でした。
そんな事実を知っても気にしない田中でした。
逆に別人で気づかれないはずの白石さんに気づいた田中に
　ドキドキと意識してしまうのでした。
事実を知らないだけに素顔の自分を見つけてくれたと
　良いように解釈していそうですね。
でも現実はエロい田中でした。

案外とおっぱい星人なのかもしれない田中でした。
白石さんにギャグは無いので、田中がギャグ担当でした。
コピー用紙の暖かさが心地良い田中。
コピー室のコピー機にはソーターとステイプラーはついていないようですね。
コピーしてページをまとめて止めて製本する装置もあるのですが。

田中くんはいつもけだるげ TokyoMX(4/23)#03

第三話　ギャップ少女越前さん

田中は何でも食べられる、好き嫌いはない。
お昼の定食は太田が選んだ焼き魚定食。
でも食べるのが面倒な食材は放棄して太田にプレゼント。
魚は骨を取るのが面倒、豆やコーンはちまちま掴むのが面倒。
皮を剥く果物も面倒で食べるものがなかった。
太田が魚のほねをとってやる、コーンはスプーンで食べる。
ぶどうなら皮を摘むだけで食べられて全てクリア。
平均男子高校生の食事は田中には寮が多すぎた。
満腹過ぎて途中で倒れて眠ってしまう。

そう言えば今朝の果たし状はどうした？
無かったことにした田中だった。
田中を探して隣の1-Eの越前が勝負にやって来た。
知らないふりで眠り続ける田中。
果たし状の差出人は越前さん。
太田の隣の家で幼稚園から一緒だった。
友達が田中を尊敬しているので勝負をして確かめたい。
勝負事は面倒で全て負けでイイ田中。

それならオセロで勝負、越前が勝つが白の文字を描いていた。
勝ったけれど負けた気分、トランプで勝負だ。
案外と器用な田中、色んなシャッフルの仕方を見せると
　風で飛ばされてしまう。
ヤンキーに憧れるロングスカートの越前は裾を踏んで転びそうになる。
越前の匂いを追いかけて来た宮野が友達だった。
宮野は才能0で破門だからと言われると何故か嫌な気分の越前。
実は可愛い物が大好きな越前、ひよこ饅頭や鳩サブレも
　食べられなかった。
田中は凄いと尊敬する宮野にやはり勝負を挑む。
あの時に弟子を断れば良かった。

今日も越前からの果たし状が届くが無かったことにする。
宮野は越前をどう思っているか気になるのだった。
手作りクッキーが可愛くて食べられずに保管していたら
　カビが生えて宮野が怒ってしまった。
携帯で撮影すれば良いのに。
スケバンはスマホなんか持たない。
そのコダワリを捨てればいいのに。
太田は宮野から聞いてスイーツをムダにする奴は許せないと賛同する。
宮野を呼んで執り成そうとするが、田中には笑顔、
　越前には怒っている。
手紙を書いてはどう？
手紙は果たし状の様に見えて勘違いされる。

当て付けに田中にクッキーをプレゼントした宮野。
宮野が弟子入りした理由を伝える。
そんな理由を知らなかった。
太田とは老夫婦のような関係。
田中は面倒が嫌いで喧嘩などしない、直ぐに折れてしまう。
無駄な労力は極力使わない。
宮野の好きな相手とは全人類、宇宙の全生命の中で
　えっちゃんが好き。
ロングスカートが似合う大人の女性との評価だった。

越前の趣味を知って可愛くないチョコを作ってきた。
名づけてマッチョコ、これは食べづらい。
未だ宮野は気だるさを覚えて大人の女性に近づきたいと願っていた。
太田、田中、越前の3人が並んで歩くとカツアゲされているように見えた。

---次回　「白石さんの秘密」---

前回からストーリーは繋がっていた。
宮野が好きな越前が果たし状を出したのでした。
なぜ田中を尊敬しているのか確かめたい。
そんな面倒なことに巻き込まれる田中でした。

それにしても太田とは老夫婦な関係とは凄い。
しかも理解しているのも凄い。
宮野と越前の内輪揉めに散々、掻き回された田中でした。
でも嫌々ながらも、結構相談に乗ってアイデアを出している田中。
外から見ると実は仲良しに見えたのでした。

この作品は落語の様な作品で聞いているだけでも
　ネタの大半が理解できる素晴らしさ。
逆に言うとアニメでの面白さを描くのが難しいのかも。
絵的には映えない作品ですよね。
宮野や白石さんの可愛さを表現するすることが
　アニメとしての位置づけかもしれない。