バッテリー フジ(9/22)#11終
最終回 第十一話 二人の春
幼い巧は俺を捕まえろ、俺以外を選択するなとボールの夢を見た。
瑞垣とは幼馴染の門脇。
最近の変化が昔みたいで良い感じと話す。
少しテレ気味の瑞垣。
俺はお前が嫌いだ。
横手二中と新田東の再試合。
瑞垣がスタメンを決める、監督代わり。
エースを外したのは肩を痛めているから。
それに新田東は原田の球で練習しているので
速球派は狙われやすい。
横手の監督も戸村監督もスタンドで観戦する。
来年のことを考えてスタメンを決めたと評される瑞垣。
青波と祖父も観戦に訪れる。
戸村にとっては祖父は永遠に監督だった。
新田東の校長先生も野球ファン、祖父に握手を求める。
野球が好きだったが体が弱くてプレイはできなかったと打ち明ける。
それは違うと青波、兄に勝負で勝つつもりの青波だった。
試合が始まり横手の先攻。
巧はコントロールが定まらないが速球は威力を増していた。
一回表で3番は瑞垣だった。
もう前回のように言葉では揺さぶられない豪。
意表をついてセーフティバントをするがアウトで3者凡退に終わる。
新田東の攻撃はヒットが続くがホームでアウト。
野球は楽しいだろうと瑞垣に声をかける海音寺。
遂に門脇と巧の勝負となる。
長かった。
インコース高めに外れるボール。
これだから堪らない。
EDのスタッフクレジットが流れて、ボールを打つ音が聞こえて終わり。
---最終回---
3,4話前から瑞垣が主役のまま終わりました。
結局、何が表したかったのか良く分からない。
最初は巧と豪と青波を描いて、門脇と瑞垣に移って
そのまま終わった感じ。
これは巧を取り巻く周囲の群像劇を描いた作品なのだろうか。
瑞垣は野球が大好きだが天才と呼ばれる幼馴染の門脇の
成長で彼を茶化すことで満足するしか無かった感じですね。
門脇が居なければそれなりの選手にはなっていたかもしれない。
身近に凄すぎる選手が居たのでやる気を失った感じです。
拗ねてしまったのでしょう。
そして巧と豪はどうなったのでしょうね。
中が良いのか悪いのか不明とチームメイトも話してました。
恐らくは11話で6巻を描こうとしてあらすじだけになってしまったようですね。
アニメとしては野球の勝負が全てではない描き方。
野球に関わる人々を描いたことになるのだろうか。
巧は後半は思いを述べることもなく、サブに格下げでしたね。
何と言うか、巧の周囲の人々を描きたいのなら、そんな
描き方を最初からすれば良かった気もする。
次回作の舟を編むのCMにこの作品を利用したのは上手い。
ストレートが伸びている、この場合の伸びるとは・・・。
それが一番面白かったかもしれない。