うどんの国の金色毛鞠 日テレ(12/24)#12終
最終回 第12話 かけうどん
高松おどりの会場で花火を見て楽しむポコ。
しかし尻尾が出現、皆に見られてしまう。
戻せずに走り去るポコを追いかける宗太。
俺が一緒に居て護るから。
ポコを抱きしめると宗太。
ポコが昔の映像を見せる。
かつて弁当を分けてもらった狸が居た。
その狸が車道に飛び出すのを必死で守った宗太。
それが事故の原因だったが、前後の記憶を失っていた。
ポコはあの時の狸だった。
お父さん、宗太が好き。
父と宗太の思い出を見せるポコ。
父のうどんが好きだったが、他に打ち込める仕事を見つけた。
うどん屋をバカにされただけで東京に行ったわけではなかった。
そんな宗太を父は気にして応援していた。
レシピノートも宗太のために残していた。
宗太は父親ともっと話せば良かったと後悔していた。
父の思いを伝えるために人間として現れたポコだった。
ずっと一緒、ナカジ、凛、宗太好き。
ポコと一緒に暮らしたい、家族だと思った。
藤山住職に会いに来た宗太。
初めて会った時に不思議な感じがしたらしい。
職業柄、異形の者には惹かれてしまう。
狸が化けるには大変な力を使います。
ポコは居なくなっても家族、家族は離れていても心が通じ合っている。
父親のカメラの試し撮りにだけ、ポコが映っていた。
宗太には出汁の匂いは夕暮れの家族の匂い。
香川に住むことを決意して、うどんも打ち始める宗太だった。
---最終回---
この終わり方は感動ですね。
ポコは父親の思いを伝えるために現れた。
鶴の恩返しならぬ、狸の恩返しでした。
そして家族は離れていても通じ合っている。
ここまではほのぼのした作風ですがインパクトには
弱い感じの香川紹介のための作品でした。
全てが、この最後に集約されていた感じです。
最終話のために11話全てが描かれた感じですね。
無口な職人気質な父親と反発して上京した息子。
そんな昭和の家族が亡き父親を思い出す。
過去を思い出してもっと話せばよかったと後悔する息子。
血は繋がっていなくても家族は存在しうる。
中島、凛子、ポコの疑似家族な物語でした。
原作は連載中らしく、続きがあるようですね。