亜人ちゃんは語りたい BS11(3/25)#12終
最終回 第12話 亜人ちゃんは泳ぎたい
ヴァンパイアに襲われる夢を見た高橋。
ひかりが準備室に訪れて毛布を掛けようとしてくれていた。
実は質問があって訪れたひかり。
夜の写真で、ひかりの目が光っていた。
これは恐らくは夜行性の動物の目が光るのと同じ理由だろう。
光を感知する部分が発達していて反射するのだろう。
現在のヴァンパイアは窮屈な思いをしているのじゃないかと告げる。
そんなことはないとふざけるひかり。
実は土曜日にプールを借りたいとお願いしに来たのだった。
早紀絵は今度飲みに行きましょうとレターで発言したことで
悩んでいた。
でも、悩んでも仕方ない、実行あるのみだと吹っ切れる。
土曜日にプールを借りられたので、早紀絵を誘う高橋。
生徒だけでプールを使用するのは問題があるので引率に
先生が立ち会うことになる。
町、雪、ひかりに木村、井森も誘ったので早紀絵にも
楽しんで欲しいし、引率も兼ねてもらおうと呼んだのだった。
生物準備室に戻って女性だけで楽しんでもらおうとする高橋を
呼び止めて話したい早紀絵。
高橋先生は性欲が薄いと思うのでと水着を披露する。
やせ我慢するがエロいので必死。
生徒に告白されたどうしますか?
やはり教え子は子供なので応えることは出来ない。
私は生徒でも、教え子でもありません。
波が立たないのはプールだからか・・・。
高橋と会話しながら体を操作できる町。
デュラハンの伝承は現実に騎士が存在したからじゃないかと考えていた。
川を渡れないのは、頭を落としてしまうと探せないから。
会話に夢中で肉体の操作を忘れてしまってひかりがクレーム。
町は水の中の世界を知らないのは勿体無い。
念のために両親に許可を尋ねる高橋。
簡単なことでも大事なこと。
初めての水中体験、今度はひかりと一緒に、そして雪とも一緒に。
町に新たな世界が広がる。
日焼けしたひかり、一日で元に戻るらしい。
屋内プールだと周囲に気を使わせるのが嫌。
現在のヴァンパイアは窮屈だと先生は言うけれど皆と
一緒に笑ったり悲しんだり出来るほうが楽しい。
亜人と語って教わることのほうが多かった。
でも語り足りない、もっと語りたい。
---最終回---
今回はプール。
普通にはしゃいでいるだけ。
それでも視聴者を引きつけて見せられる作品。
特別なことなどなくても良いのかもしれないとさえ
思わせる作品でした。
OPでひかりがマントを必死でひらひらさせるシーンが好き。
可愛いので、今回も白衣でひらひらさせて欲しかった。
昔のように吸血するよりも仲間と一緒が楽しいと結論づけたひかり。
これが現代のヴァンパイアというよりも亜人も普通の生徒だという結論でした。
高橋先生は伝承なども検証するのも楽しいようです。
早紀絵は如何に好意を伝えるかに必死でしたね。
プールだけに波が立たない、今回の良い落ちでした。
金槌ですか?鉄男だけに、で笑う雪、キャラ立ちは重要ですね。
この作者は相馬のキャラを見ても分かるように、そして高橋鉄男の
名前から高橋留美子さんリスペクトなのだろうか。
優しい世界で真面目に展開するストーリーが心地いい。
作画も安定しており、楽しめる佳作でした。
当初は亜人が巻き起こすドタバタギャグ作品かと思っていたが
良い方向に裏切られました。