サクラクエスト TokyoMX(9/20)#25終

最終回　第25話　桜の王国

みずち祭りが開催される。

丑松会長が金沢に向かう、目印となる物が欲しい。

チュパカブラのマスクを被って立っていると不審者扱い。

派出所に連行されて悪目立ちするが、逆に情報が増える。

お陰でナウマン市長とも会えた。

なんとか演劇にも間に合いそう。

由乃はドクと商店街の照明を修理、家族が訪れるサプライズ。

北陸キトキトTVの雨宮は夕方と夜のニュースで祭りを放送してくれる。

丑松会長にトラブル、峠でガス欠。

祭りの開催中は交通規制で車が使えない。

デマンドバスの高見沢が早苗からの連絡で送り迎えしてくれる。

警官の金田一が林道を案内して劇には間に合う。

ナウマン市長はワッショイなう。

孝介は間野山で太鼓を叩く人になるつもり。

エリカは思う所があるが内緒。

神輿が到着、太鼓で出迎えて、演劇が始まる。

灯篭流しも行われて龍の歌、神輿が桜池を渡って無事に終了。

王宮で後夜祭が開かれる。

最初と同じ、桜の下で5人で乾杯。

真希は次も間野山の民話をベースに劇を行う。

凛々子は間野山を出て世界を巡って見聞を広めて、戻ってくる。

早苗は商店街に地域コンサルタントの事務所を開く。

しおりは来年もみずち祭りを開催して間野山を守る。

由乃も間野山を離れることに決めた。

由乃が10万人目の来場者の写真を眺める丑松。

余所者は余所者のままが良い、儂も決めたぞ。

チュパカブラ王国国王退任式が開催される。

そして丑松からチュパカブラ王国の解散が宣言される。

今の間野山は一人一人が自分で考え行動できる、もう王国は必要ない。

2018年5月15日、5人で記念の植樹を行う。

しおりは町に桜の木を植樹し続けると決める。

　
由乃を皆が見送ってくれる。

丑松会長までもが礼を言ってくれた。

間野山はちょっとだけ元気になりました。

サンダルさん作のサクラクエストでした。

由乃は新たに離島を訪れて町興しに協力するのだった。

---最終回---

みずち祭りを中心に退任式などを描いたエピソード。

恐らくはオールキャストだったので作画が大変だったようで

　作画監督も15人、そのせいか甘めの作画でしたね。
　

5人の将来も決まり、丑松会長も決意。

町興しには正解がないので少し元気になったと締めるのが一番でしたね。

サンダルさんがサクラクエストを書いたので予告担当なのでした。

町興しコンサルタント？の由乃、次の町でも良い大臣に

　恵まれないと成功は難しいと思う。
夜桜での乾杯に始まり、終わるキレイな締め方でした。

後半は面白かったが、前半が残念だった作品。

それだけにイベントが危うい、特典も豪華になってます。

テーマとしてはお仕事というよりは、地域活性化のために

　奮戦する国王と大臣で、ある意味P.A.Worksの地元を描ける得意分野。

地域の現状を訴えるアニメだったかもしれない。
次回予告枠で5人のその後が少し流れたのは良かった。

サクラクエスト TokyoMX(9/13)#24

第24話　悠久のオベリスク

富蔵市と間野山の合併話は早くても2年後。

先ずは目の前のお祭りに専念しよう。

ポスターとハッピが届く。

ハッピは主催者と御輿を担ぐ人の分しか準備できなかった。

関係者全員に着て欲しいが予算が足りない。

元気のない丑松会長は若者でも馬鹿者でもなくなった感じで淋しい。

真希の劇団が公演する龍の娘に丑松会長と千登勢も出演。

丑松は何が出来るか見つからず悩んでいた。

千登勢は未来に伝えることしか出来ないと達観していた。

アンジェリカでも合併は知れ渡っていた、賛成するものは居ないだろう。

北陸きときとTVの雨宮さんが訪れた。

放熱山脈での放送内容を謝罪して、久米アナウンサーが持ち込む企画の

　内容を事前にリークしてくれた。

きときとTVのローカルアイドルを龍の娘の主要キャストに急遽、抜擢して

　貰えれば、みずち祭りをゴールデン・タイムに放送する。

とんでもない内容に、由乃たちは代価案を考えた。

丑松会長とは事前に話すが、相手の要求は完全にノーだと知る。

丑松会長が交渉の余地もないと久米アナウンサーを一蹴する。

会長が馬鹿者に戻った気がして少し喜ばしい由乃。

きときとTVが駄目でも間野山チャンネルがある。

みずち祭りまでのカウントダウンを始めて近況をアップする。

住民たちの祭りを盛り上げる投稿も増えてきた。

真希の弟の浩介は富蔵市の大学の打楽器科に合格した。

個人の協賛金も増えてきた。

フレンチレストランの熊野は商店街に2店舗目の開店を考えていた。

フレンチトースト専門店をしおりの姉と考えている様子。

早苗も商店街に事務所を開く計画を考慮中。

由乃は任期が満了したら実家に帰ることも視野に入れていた。

東京でなくても自分から刺激を求めれば良いと学んだ。

由乃に事務所から契約終了のお知らせ。

桜池の辺りの祠を祭りに備えて清掃する。

実は祠は移設された、近傍の石は桜池工事に関わった功労者の碑文名簿だった。

そこに、サンダルさんの祖父母の名前も記されていた。

ようやく見つかったサンダルさんのルーツの証でもあった。

ミドルネームは祖父母の名前だった。

祭りまで2日、由乃にサプライズの誕生日パーティ。

古い国王就任時の史料を見つけて発見したのだった。

和菓子のケーキでお祝い、協賛金が増えたので協力者全員が

　ハッピを着られることになった。

祭りが始まり、ドクのパワードスーツで老人も神輿を担げるのだった。

合コン参加者も訪れた。

桜池の功労碑を見て使えると考える丑松会長。

サンダルさんの町と姉妹都市を締結すれば合併に有利になるかも。

ナウマン市長とはSNSで相互フォロワーの関係で

　金沢の兼六園に桜見物に訪れていた。

しかし既に散っていて残念な結果だった。

兼六園まで市長を迎えに行く丑松会長。

丑松会長を信じましょうと由乃。

---最終回　「桜の王国」---

今まで出番が極端に減少した丑松会長ですが、

最後の最後に出番が訪れた感じですね。

自分にしか出来ないことを模索する末に見つけた姉妹都市締結。

丑松会長の馬鹿者復活を喜ぶ由乃でした。

最初に由乃が言われた余所者で若者で馬鹿者が丁度いい。

暫く元気のなかった丑松会長の復活と見せ場に期待ですね。
でも合併は行われるのでしょう、そうでないと現実味がない。

由乃だけ将来が見えない展開で丑松会長が職を譲るのかとも

　思いましたが、どうなのでしょうね。

問題になりそうなのは、公務員試験に合格しないといけないことですね。

実は密かに合格していた展開も無いことはないですが、無理矢理感ありすぎですよね。

観光協会が商店会の設立母体なら簡単なのですが、県職員が働いていますからね。

サンダルさんのルーツが良い設定で、今は歌える人の絶えた

　龍の歌の復活と姉妹都市構想に繋がる。

スパイス的な、ただの変な人でもなくて上手く利用できている。

それにしても凛々子はどうして彼のフルネームを知っているのだろうか。

きっと龍の歌繋がりで、間野山チャンネルに紹介文を書いたのでしょうね。
ただ、祭りのはじまりは効果音でもう少し派手目に盛り上げて欲しかった。

ちょうど桜の季節でタイトルに合わせたサブタイトルが綺麗ですね。

サクラクエスト TokyoMX(9/06)#23

第23話　雪解けのクリスタル

隣町の富蔵市の企業から瑞池祭りの協賛の連絡が届く。

洋菓子店の社長は間野山出身で二中の閉校式に参加した。

富蔵市と東京に3店舗を展開して、4店目は間野山に出店する

　事業計画を立案していた。

そこで商店街の空き店舗を借り受けたいと相談される。

商店会長の千登勢に相談に向かう、商店会のためにと協力を了承される。

どの店も貸すのを渋る。

最後は郊外に住む八百屋の店舗。

エリカは洋菓子店が出店するならバイトしたい。

オシャレな店が無いのが間野山の現状だった。

八百屋の秋山さんは以前にアクセサリ店に店舗を貸して実績があった。

千登勢、丑松と訪れるが答えはノーだった。

緊急商店会会議が開催され、由乃たちも参加を依頼される。

廃校に店を開く野毛は準備が進んでいる。

いずれは学校がメインに人が集まるかもしれない。

スーパーの出店で商店会は役割を終えて解散もやむなし。

どの店も息子たちが後を継がない。

野毛は洋菓子店を学校に誘致したい。

商店会を維持したい店主たちは秋山に貸出を迫るが

　YESは言わない。

由乃は龍の民話と同じ状況だと告げる。

お互いに言ってることは正しい。

でも誰かが多数決の犠牲になってはいけない。

それでは町おこしではなく開発になってしまう。

一人ひとりが考えるべきです。

秋山は8年前に貸し出した店主に夜逃げされた。

しかも保証人になっていた。

余所者に悪い印象を与えたくなかったので黙っていた。

其の事情を聞いて別の店主が貸出を了承する。

由乃の発言に感心した秋山が、理由を尋ねる。

余所者の私を受け入れてくれた間野山だから

　真剣に町おこしを考えている。

由乃の任期も残り2ヶ月、その先の将来は未定。

丑松会長に頼めば国王を存続できるよ。

丑松が千登勢に渋々謝罪する、秋山のことは知らなかった。

以前からの対応も一応は謝罪する。

二人の関係も少し雪解けする。

瑞池祭りも（仮）が消えて正式に認められる。

真希の芝居に住民のエキストラが足りないので参加してもらう。

野毛の持つシャイニングドラゴンを三種の祭具として利用する。

今から製作するのは時間が足りない。

丑松が伝える、富蔵市との合併が本格化している。

---次回　「悠久のオベリスク」---

商店街が活性化すると思われたら、貸店舗がない。

以前に貸した店舗は夜逃げで保証人になっていた。

これは計画詐欺にも近いですね。

保証人になってもらって商品を持ち逃げ。

犯罪として立件は出来ないのだろうか。

由乃は任期が2ヶ月、丑松会長に頼めば継続できそう。

そんな状況での合併話。

しかも富蔵市は栄えている。

ある意味で行政サービスを統一しておんぶに抱っこ。

そうなると間野山市の行政は必要なくなる。

由乃の観光協会からの委任も消滅でしょうね。

商店街よりも観光協会の存続が危うくなってきた。

商店会の緊急会議で由乃がビジョンの無い開発は無意味的な

　発言で皆を納得させました。

そこで言いたくない秋山さんの真実が明らかになった。

由乃の発言は立派で成長の証ですが、解決の具体策ではなかった。

上手く真実が明らかになって良かった。

各自が秋山さん一人に迫る構図は怖かったですね。

平成の市町村大合併が国の主導で過去にありました。

集落の単位が大きくなれば国からの補助金が増える。

そのために無理やり合併して市から区になったところもある。

地方税として直接の収入は、たばこ税程度ですからね。

中央に集約させて分配する税金です。

もっと税金も地方に譲渡すべきだと思う。
　
間野山サミットのCMが痛々しい、円盤の売上が悲惨なので、
　購入特典のイベント参加抽選が全員当たりでも足りない。
一般購入者が増えないと座席が埋まらない。

サクラクエスト TokyoMX(8/30)#22

第22話　新月のルミナリエ

瑞池祭りの神輿は完成間近、彫刻と黄金の龍を取り付けるだけ。

ウェディングドレスを着てクレープ屋を訪れた女性は

　着替えさせて欲しいと告げた。

急に結婚が嫌になったから。

エリカは憧れているだけで現実を知らない。

それは、しおりも同じこと、夢が異なるだけ。

カバ公園では暗号が解けずに悩んでいた。

現地で解く必要もない、解けてから掘り出せば良い。

野毛は本屋が好きで、廃業する本屋を譲り受けた。

高見沢も金田一も夢は叶えたと言える、親しい職業に就いた。

問題は夢を叶えてから、王子と結婚したお姫様もその後の生活が長い。

弟の安志からエリカの夢は可愛い洋服屋さんと聞く。

エリカを説得する由乃の言葉が、母親に言われ言葉と同じでショック。

今日は雪が激しくなったので凛々子もしおりも泊まる。

エリカの歯が傷みだす、奥歯が乳歯から永久歯に生え変わろうとしていた。

歯科助手のバイト経験もある真希は詳しい。

取り敢えず痛み止めを飲めが良いと考えるが小児用の痛み止めがない。

凛々子が千登勢に連絡して商店街の薬局を夜中なのに開けてもらった。

小児用痛み止めの有効期限が新しく、新たに仕入れていることに感心する早苗。

商店街の地元ならでわの対応に感謝する。
しおりは間野山が好きで間野山で暮らす、迷いは払拭された。
　

安志が姉を探しに家出した。

大人が総出で探すが見当たらない。

夢を叶えるカバ公園と思いついて探すとサンダルさんが保護して交番に

　連れてきていた。

エリカも戻る、姉の代わりに安志が洋服屋を開くと言う。

そんな姉思いの安志に帰宅するエリカ。

奥歯の乳歯が抜けた。

子供たちのためにも、大人が夢を叶えるべきだと考える。

野毛は理想の本屋と商売はかけ離れていた。

廃校を利用してBOOKカフェの開店を申請した。

シャッター商店街の夜は暗い。

蕨矢集落の吊灯篭をシャッター商店街に適応する。

ドクがLED対応に改修してくれた。

暗号が解けてシャイニングドラゴンを掘り出すとおもちゃだった。

シャッター商店街が明るくなって気分も明るくなる。

---次回　「雪解けのクリスタル」---

暗く先が見えない新月状態。

そんなエリカ、しおり、野毛の新たな目標や気持ちの整理がついての

　明かり、ルミナリエの誕生でした。

神輿は宮大工の仕事だけでは完成しない。

彫金師、飾り職人が綺麗な金属の飾り金具も製作すると思う。

他にも漆職人が漆を塗ったりしないと地味で見栄えのしない

　木目調の神輿になってしまう。
　

エリカを説得する由乃が自分に対する母親と同じ言葉を言う。

これは成長の証でしょう。

今回は黄金の龍と思わせて空振りでしたが、野毛も新たな目標を持ち、

　薬局でのエピソードで田舎の良さも描かれた。
過疎地域でも薬局は比較的に潰れない。
老人は薬が必要だし、シャンプーなどの日常の消耗品も売れるから。
本屋はコンビニの影響なのか近所でも3店舗が閉店した。
学校の教科書販売などの大量注文が無いと経営は厳しそう。
　

今回も薬局の店内のシャンプーやボディソープなどの詰め替え用も

　置かれている背景描写に感心する。

アンジェリカの店内には樽のスピーカーが置かれていることを発見。

野外だけでなく、屋内の背景にこそ素晴らしさが見受けられる。

サクラクエスト TokyoMX(8/23)#21

第21話　氷の町のピクシー

ルシアとは今も連絡を取り合う凛々子。

帰る途中でヒッチハイカーを発見する、エリカだった。

由乃と早苗は商店会に瑞池祭りの再会を正式に伝える。

丑松が居ないと釘を刺す千登勢。

商店会としては反対する謂れはない、協力する。

しかし不参加者にも説明をすることになる。

エリカを寮に連れ帰った真希たち。

こんな何もないクソみたいな町には居たくない、東京に行きたい。

由乃、真希、早苗は住んでいたので話を聞かせてあげるから泊まって。

母親のアンジェリカに状況を伝える早苗、凛々子、しおり。

サンダルさんは3人をパトラッシュと呼んで眠る。

学校には通わせたいと母からエリカの荷物を預かってきた。

真希が送る車内で原宿のクレープ屋さんに訪れたウェディングドレスの

　女性の話をする、何と言ったかは帰りの車内で。

凛々子も間野山を出たいが勇気がない。

千登勢も出ようと考えていた、自分だけが出ようと思わない。

自分は変わっているのだろうかと悩んでしまう。

エリカを迎えに行くしおり、話をする。

夢の中で店を継いでカレーを作っていた自分に愕然とした。

それが直接のエリカの家出理由だった。

毎日、間野山を出たいと母とは喧嘩している。

商店街に説明に回る由乃と早苗。

シャッターを閉めている店も多い。

子供も自立して、蓄えで暮らせるので、シャッターを閉めている。

2階に住んでいるので1階の店舗を他人には貸したくない。

スーパーがあるので、商店街の役割は終わった。

本屋の野毛から説明される。

バス運転手の高見沢と警官の金田一と本屋の野毛は

　小学校からの同級生。

小学生の頃、桜池でシャイニングドラゴンを発見した。

それは神輿の上に飾られていて喪失した最後の祭具、黄金の龍では？

そうかもしれない、3人は願い事を1つに決められなくて埋めた。

男の子はバカなのよ。

野毛にも連絡して掘り起こすことにした。

由乃は現状で満足な住民に何をすべきかと悩んでいた。

高見沢から掘り起こすと連絡、先ずは暗号を解かないといけない。

---次回　「新月のルミナリエ」---

今回はエリカの家出から始まる町の未来、将来。

誰しもが田舎から都会へ憧れる。

5人の中では、しおりだけが唯一、田舎を出ようと考えたことがなかった。

そんな自分がおかしいのかと悩む。

由乃も現状維持で満足な住民に町興しは必要なのだろうかと悩む。

色んな意味で最終回が近いエピソード。

でも最初から分かっていることだけに、由乃には常に考えていて欲しかった。

ここで新たに悩むことに今更感がある。

町に活気が戻ることは大事、それが個人のメリットに繋がるのか？
　

真希はエリカの扱いに長けてますね。

個人ホームセキュリティだったり、ウェディングドレスの話のオチが知りたい。

どれだけ東京を説明してもエリカには分からないので、東京の学校に

　入学するしかないでしょう。

お肉屋さんのコロッケって揚げたてだから美味しいのですよね。

でもスーパーが出来て、ドンドンと閉店になっていく。

個別に店を回る買い物も手間だったりする。
　

暗号は縦読みではなく、横読みですが、例えが記述されているので

　書いた本人の記憶も重要になりそうです。
　

今回も薬局の描写が秀逸、店頭の首振り人形などに

　昭和のあるある感が表されている。

2話前の真希の自宅で母親の後ろに置かれているTVの反対側にパソコン机があった。

そのキーボードの上にティッシュ箱が置かれていた。

こんな描写にも現実的なあるある感が伺える。

野外だけでなく室内にも生活感のある背景が描かれていて素晴らしい。

それだけに前半のストーリーが・・・。

サクラクエスト TokyoMX(8/16)#20

第20話　聖夜のフェニックス

黒瀬監督の新作映画2次オーディション。
澤野萌は合格するが真希は落選。
間野山に帰ると、給食会が開催中だが誰も来ない。
ちょうど参加して5人だけで食べる。
誰も来ないのは終わっていないから、閉校式がなかった。
じゃあ閉校式を行おう、再利用案も相談したい、真希の父親に相談する。
教育委員会には顔が利くから大丈夫。
提案書の最後に演目を適当に書いておいたので尋ねられる。
血塗れサンタの演劇を真希ちゃんが行います、成仏させましょうと
　咄嗟に決める由乃。
凛々子は間野山サイトに龍の歌をアップしていた。
でも龍の歌の由来や経緯が分からない。
浩介は間野山に残るが出ていく友人もいて言い争いとなった。

間野山の冬は雪が積もるので外に出難くなる。
サンダルさんはアトリエが欲しい、美術室を利用してもらう。
他にも音楽室や体育館も利用してもらえそう。
青年会や元演劇部のメンバーを募って本格的に演劇を準備する。
クリスマスまで1ヶ月もないので大変。
真希は台本に演出も担当する、最後にインパクトが欲しい。

間野山二中閉校式が開催される。
出身者と関係者が多数集まり、記念撮影も盛ん。
ドンドコ倶楽部の和太鼓演奏に続いて真希たちの演劇。
血塗れサンタが始まる、少子化バンザーイと皮肉も忘れない。
サンタの娘役の真希、プレゼントを配ると笑顔が貰えるから頑張れる。
最後は40周年記念制作の壁画を見せて終わる。

ここは再来年には更地になります。
文化の発信拠点として皆さんにも利用して欲しい。
間野山二中開放式を宣言する、千登勢も気に入る。
ママさんコーラスが利用を申し込み。
真希は、ここで劇団を立ち上げることを決意する。
次は龍の歌の由来を演劇にしようよ。
それなら祭りに組み込もうよ。
劇団名は王立チュパカブラ劇団、それだけは嫌。

吊り太鼓の修理が三田九郎から申し込まれて代金も支払われていた。
サンタクロース？
まさか、父親と思う真希。

---次回　「氷の町のピクシー」---

真希の去就が決まったエピソード。
東京に戻るのかと思ったら、Uターンで間野山で劇団を主催する。
これは、良い落とし所ですね。
人口も増えるが、間野山で劇団が職業になり得るかが難しそう。
学校を開放するアイデアは何処でも考えられていて陶芸教室とかの
　スクール系の利用も多い。
ただ稼働率を考えるとどうなのでしょうね・・・。
映画やコンサートは、プロモーションが必要になりそう。

給食は牛乳で時代が分かる。
大きなポットの脱脂粉乳、牛乳瓶、テトラパック、四角の紙パック。
テトラパック牛乳を飲んで由乃が思いついた給食会ですが、
　いつの時代を再現したのでしょうね。
これで2つ目のクエスト完了で吊り太鼓もゲットでした。

後半は内容も変化があって、エピソードも面白いだけに前半の由乃の
　失敗編の不出来が惜しい。
ゆるゆるの失敗アルバイトにしか見えなかったですからね。
もっと現実的にハードに失敗を描いていれば、より際立って
　面白くなったと思うと残念。
BDは1,2巻ともに残念なほどに売れていない。
イベントが昼夜の2回公演だが購入者は2回共に参加できそうな程に
　売れていない。

サクラクエスト TokyoMX(8/09)#19

第19話　霧のフォークロワ

廃校の二中を探索する5人。
血塗れサンタの噂で訪れる者も増えたらしい。
母校が荒らされるのは忍びないと見回る小学校教頭で真希の父親と遭遇する。
吊り太鼓が保管されているとの掲示板に書き込みがあったので捜索していた。
真希の父、緑川巌が場所を覚えていてあっさりと、見つかる。
しかし皮が破れているので修理が大変そう。
開校40年記念の壁画が大きくて見事、潰すのは忍びない由乃。

瑞池祭り実行委員会を宣言する由乃だが、事前に商店会に
　報告すべきで、それまでは（仮）を付けるようアドバイスする観光協会。
12月から準備を始めて開催は4月。
会長の丑松にはお神輿が練り歩いたコースを教えて欲しい。
50年前に祭りを中止に追い込んだと書かれたカードを首から
　ぶら下げて謝罪行脚も兼ねる丑松はまるで市中引き回しのよう。
そもそも、祭りの謂れ自体も不明。

母親の誕生日にプレゼントを買って届ける真希。
父の帰りが遅いからと夕食に誘う弟。
しかし妻の澄子に花束を持参して早く帰ってきた。
真希が心配であれこれ怒るが言い争いになる。
実は間野山では映らない深夜バラエティも視聴していた父だった。
東京から明後日に2次オーディション開催案内が届いていた。
澤野萌と出願した黒瀬遼太郎の映画への出演オーディションだった。

由乃は中学校で懐かしの給食を食べようイベントを思いついた。
凛々子は真希に相談する。
ネット上に「きょうのまのやま」サイトを開設した。
龍の歌をアップしたが、今一つピンとこない。
相手に伝える思いを込めれば良いとアドバイス。

真希の弟、浩介は由乃たちに姉のオーディショを伝えて
　説得を依頼する。
駅に向かう真希、サンダルさんが紙芝居を子どもたちに披露。
父が委員会から帰ってきて偶然出会う。
真希は良く笑う子だった、好きなものなら続ければ良いじゃないか。

参加するべきだと由乃が真希を説得する。
自分にはない将来の夢を持つ真希、勿体無いよ。
早苗が車で送ってくれて、東京行きの電車に乗車する。

---次回　「聖夜のフェニックス」---

今回は、あっさりと見つかった祭具、吊り太鼓。
しかし皮が破れているので修理費用が問題。
開催が4月なので瑞池祭り開催がサクラクエストになりそうですね。
今回は役者志望の真希の問題が解決されそうですね。
好きだけど、生活できない。
そんな厳しい現実とTVバラエティの扱いに夢を失った真希。
彼女が再び女優を目指せるのか？
オーディションに合格しても、直ぐに本番とはならないので
　彼女の決断、夢は王国離脱には繋がらないと思う。
父親の良く笑う子供だった発言から、お笑い劇団加入もありそう。
駅に向かって帰ってきた真希、本人も内心は揺れてましたね。
入浴シーンも披露して、真希が中心のエピソードでした。

廃校の有効利用は難しいと思う。
なまじ広く大きいので、個人的な利用や、イベントには不向き。
確かに誰かが見回らないと荒らされるのですよね。
ガラスは大概割られてしまう。
公民館とかの町の施設として再利用できれば良いのですが。
役所が移設するのも有りかも。

サクラクエスト TokyoMX(8/02)#18

第18話　ミネルヴァの杯

由乃が人質になっていると知って直ぐに帰ってこいと怒る早苗。
初めて必要とされたから頑張る。
これは在宅クーデターだよ、由乃ちゃん悪目立ちするから。
クーデター犯には、よく働く人質だと好評。

カメラ係とビール、乾き物、シングルモルトウィスキーを要求する。
真希がビールを届ける、希少な日本酒に参加してしまう。
その様子は24時間ネットで中継されていた。
チュパカブラ王国から離脱して、わらびや共和国を建国した。
凛々子がカメラ係で参加、千登勢も応援して商店会からの品を手渡される。
ネット中継のお陰で賛同者も増えてきていた。
きのこ狩りに出かけるのでしおりも参加する。

早苗は鈴原教授に真意を尋ねる。
デジタルアーカイブ、この土地の風習や生活の智恵を残したかった。
各自が自主的に記録を行っている。
雪国は助け合いが基本、雪除けや吊灯篭などの風習も記録する。

由乃は高見沢に、このままで良いのかと問いかける。
自分の生まれ育った街が廃れていくのを見ると辛い。
良いわけなんて、あるはずがないじゃないか。
高見沢が以前、会社に申請したデマンドバスを試験的に導入する。
早苗がシステムを構築した予約制度。
以前なら電話で対応すると、人件費がオーバーしてしまった。
バスとタクシーの中間費用のネット予約システムの運行。
小さなワゴンで乗り合い制度でドア・ツー・ドアが可能。

鈴原教授は王国に単位をあげないといけないな、せいぜい良だけど。
クーデターの終了宣言、国王は国民を見捨てなかった。
チュパカブラ王国からの離脱を撤回する。
祭具の一つは杉田家の蔵にあると掲示板に書き込まれる。
鈴原教授の突然の死亡が知らされる。
10年前に遺書を公的に提出していた。
20年間の研究資料が残されていた。
その土地に根を下ろすことの意味を痛感する早苗。
葬式も終わり、元の持ち主、杉田さんにも連絡しよう。
教授の蔵だったことが判明、剣鉾が発見される。
大きいので、まのやまデマンドバスで運ぶ。

---次回　「霧のフォークロワ」---

ネット利用でオンデマンドの乗合バスが可能となった。
それは郷土を愛する高見沢の執念だったのかもしれない。
現状は集落民のネット利用が可能だったから。
そこまでを見越していたかのような鈴原教授。
そして最後も自ら綺麗に事前対応で〆ていました。
剣鉾も組み立てて、所在はヒントだけで何から何まで鈴原教授の手のひらの上で
　踊らされた感のあった王国たちでしたね。
きづねで狐はちょっと面白くない、普通に狐で良かったのに。
祭具はわしの蔵にある、杉田でも良かったと思う。

20年間の研究資料に何かを感じた早苗。
丑松から会長の座を奪い取れ。
これらから、由乃と早苗が間野山に残りそうな気配。
彼女たちが住民になれば人口が増えるので良い町興しです。
初めて必要とされた発言を由乃に言わせるなら、序盤でもっと失敗を
　大きく描くべきだったと思う。
国王なんて要らないと誰かに叫ばせるべきだった。
蕨矢集落の住民の気持ちが分かるからでも良かった気がする。
なにわともあれ、1番目のクエスト終了です。

サクラクエスト TokyoMX(7/26)#17

第17話　スフィンクスの戯れ

みづち祭りの復活に必要な三種の祭具集め。
剣鉾、吊り太鼓、黄金の龍
文化人類学を教えていた鈴原教授なら知っているかも。
かなりの山奥の蕨矢集落に暮らす変人らしいが訪ねてみる。
移住したのは20年前で50年前に途絶えた祭りなど知らない。
途絶えたということは必要がなくなったということでは？
1つは民家の蔵で眠っているらしいと聞いた。
教授の家にも蔵があることに気づく早苗。
実は教授が黄金の龍を秘蔵していた。
狸と少し戯れてみるか。

帰りにバス路線の廃止に抗議する住民と遭遇する。
運転手の高見沢も会社には掛け合っているらしい。
住民の蔵を一軒一軒訪ねて調べる国王達。
そこで役所が配ったタブレット端末が利用されていないことに気づく。

教授の家で住民が集まって路線バス廃止に対する対策会を行っていた。
由乃達も王国民をもっと知りたいと参加する。
鈴原教授は5人に問題の解決策を尋ねる。
真希のバスを小さくするだけがギリギリ合格点。
早苗のコンパクトシティ構想は土地を離れることは文化を
　切り離すこととして不合格を言い渡す。
しかし早苗の大臣としての役割についてヒントを与える。

集落にはタブレット端末が配布されているのでSNSを利用して
　コミュニケーションをとれば祭具探しも可能かもしれない。
早苗が中心になって老人たちにタブレット端末の使用方法を教える。
チャットが出来ると顔も見たいと言われてヒントになる。
早苗は、ローカルネット配信で、まのやまチャンネルを開設する。
老人たちも接続して双方向で会話を可能とする。
他にも質問コーナーや掲示板、コミュニティを開設する。
思わぬ趣味の一致する老人とも知り合いになれる。
しかし匿名制の掲示板は荒れ始め、リアルで喧嘩が始まってしまう。
ネットの使用で引き篭もり老人が増えたこともマイナスだった。
凛々子は今もルシアとネット経由で連絡を取り合っていた。

老人たちのネット利用を聞いて鈴原教授は歴史は繰り返す。
黎明期のインターネットは会員制でもあって紳士の集まりだった。
それが匿名制になって荒れ始め、定額制になって引き篭もりが増えた。
そろそろ頃合いだなと由乃を人質に取る。
バス路線の廃止に反対する蕨矢集落の老人たちが
　チュパカブラ王国からの離脱を宣言する。

---次回　「ミネルヴァの杯」---

今回は過疎集落で現実に発生する路線バスの廃止を
　巡って老人たちにインターネットの普及に勤めた由乃達でした。
コンパクトシティ構想、タブレット端末の配布は現実に行われた政策。
小学校でタブレット端末の導入で予算的に中国製の安いタブレットを
　配布したら大量の不良品が納品されたニュースを思い出す。
現実に配布されたタブレット端末は今はどうなっているのでしょうね。
早苗のコンパクトシティ構想は富山で積極的だったらしい。

由乃達も教育とコミュニケーション手段としてのSNS開設まで
　準備しましたが、これを維持できるのかが気になるところ。
路線バス廃止の問題に名案があるのかは気になるところ。
予約制で誰かの車に相乗りするしか無い気がするが・・・。
丑松が前面に立たないと現実的なエピソードになって
　5人の活躍が描かれて面白い。
鈴原教授が祭具を持っている種明かしは描かなくても良かった感じ。
教授は早苗を生徒だったと覚えているような言動に思える。
元気な老人パワーの利用が地元の活性化には効果的な描き方ですね。
町興しは観光客の誘致だとのテーマから方向転換する描き方で
　より現実的ですね。
でも由乃達にそれを語らせて明確化して欲しい気がする。

インターネットの歴史も正しい、黎明期はネチケットを教える大人が沢山居たのですよね。
匿名制を正そうとした大手のG社でしたが利用者の減少で諦めました。
あの時に賛同して本名を名乗った人たちはどうなったのでしょうね。

サクラクエスト TokyoMX(7/19)#16

第16話　湖上のアルルカン

王宮に轟音が鳴り響いた。
桜池に駆けつけると丑松会長が病院を抜け出して車で衝突、
　目を開けないので急いで再入院。
肺炎をおこしかけていたらしい、車で桜池から何かを引き上げようとして
　折れて車が衝突したようだった。

凛々子が祖母が眺めていた写真を持参してきた。
間野山納涼大会でバンド演奏する千登勢、丑松、ドクだった。
詳細をドクに尋ねると状況が判明した。
50年前の祭りの夜に東京へ出発する予定だったが丑松会長は来なかった。
その代わりなのか、祭りの神輿の上で暴れて湖上の神輿が水没した。
東京でロックバンドとして成り上がる予定だった3人。
ドクの東京の大学進学に合わせた行動だった。

池干しは地味に噂が広まって訪れる人が増えた。
それに合わせて出店も増えてきた。
50年前の丑松会長が大暴れして中止になった祭りを調べる。
みずち祭り？が該当しそう。
丑松は東京ではなく間野山で戦って街を変えるつもりだった。

完全に水が引けて神輿も腐って原型を留めては居なかった。
人が自然と集まれる場所は良い。
祭りを復活できると良いなと考えて相談する。
観光協会の美濃は色々と大変で地元の協力無くしては難しい。
信楽事務局長が三種の祭具が必要だと説明する。
今はどれも行方不明。

---次回　「スフィンクスの戯れ」---

丑松会長の暴走と過去エピソードでした。
皆、若い頃は東京に憧れて田舎を捨てたがる？
そんなエピソードでしたが、丑松が大暴れしたのは東京には
　行かない、逃げないで間野山で戦う決意表明かな。
真希が言ったように祭り中止に追い込んだら居辛いよね。

毒島→ポイズン、丑松→ビーフ、織部→オリーブって笑えてしまう。
1967年頃といえばGSブームの頃、彼らに比べれば遥かにロック。
千登勢の若い頃が歌えるからか、ひよっちでした。
奇しくもベース担当なのも偶然だろうか。
丑松の歌は、「たまこまーけっと」の豆大のラブソングを思い出させた。

丑松は今年67才前後、もう観光協会長でも名誉職で無給？
現役公務員ではなくて嘱託扱いかな。