異世界食堂 テレ東（9/18）#12終

最終回　第12話　とん汁/コロッケ

今日は29日で恒例の肉の日サービスのとん汁が振る舞われる。

あまりの良い匂いにアレッタは朝食に食べたいが夜の賄いにと告げるマスター。

クロも念話を辞めて話すようになった、驚くマスターだった。

大陸にはかつて4人の英雄が居た。

彼らは魔族と戦い、魔王が邪神を召喚したが最強の英雄ヨミと共に異世界に消失した。

魔族が彼らに討伐された世界は平和に暮らせるようになった。

英雄の一人、アレクサンデルは、その後は傭兵として世界を放浪していた。

見た目の美形で各地で女性と浮名も流していた。

そんな彼が珍しく王都のアルトリウスを訪ねる。

同じ四英雄の一人で大賢者と称される老人。

アレクサンデルはエルフ族なので長寿で外見は変わっていない。

アルトリウスを見かけたと聞いて異世界食堂に案内して欲しいと頼みに来た。

それなら夕方に訪れよう、会うとまずい者も居るから。

とん汁は幻のスープだと聞いたと喜ぶエビフライ。

海の味が微かにすると故郷に帰ろうと思う。

同じくメンチカツも母親のスープに似ていると思う。

とん汁にはご飯が合うと注文が増える。

ランチタイムもご飯やとん汁の仕込みで忙しい。

アルトリウスがアレクサンデルを連れて来店、珍しく遅い時間。

魔力も気配も絶っているが、ヤバイ者が存在すると感じるアレクサンデル、

　クロにはアルトリウスも何かを感じてはいた。

いつもの料理を注文するが、アレクサンデルの目的はコロッケ。

帝国にも存在するが味は数倍上手い。

この料理を帝国で再現することは無理だとヨミが言った。

70年前に邪神と格闘したヨミは、この世界に飛ばされたのだった。

現在のマスターがヨミの孫に当たる血筋だった。

ヨミは魔王討伐のために作られた存在だと聞いていた。

しかし孫には魔法も、剣術も格闘も何も遺伝していなかった。

アレクサンデルは、息子で帝国初代皇帝ヴィルヘイムに戦乱から

　二人の救出が精一杯だったと今も墓前で悔やんで涙を流す。

久方ぶりの祖父母の墓参に訪れたアーデルハイド。

アレクサンデルに声を掛けるが一瞬で消失する。

忙しかった営業も終わり、夜の賄い。

ようやくとん汁が食べられるアレッタだった。

---最終回---

今回はアレクサンデルのエピソードに絡めて、ねこや食堂の

　真実が明らかになリましたね。

祖母の山方暦が異世界最強の四英雄の筆頭のヨミだった。

彼女が居たから異世界への扉が開くようになったようです。

何某かの仕掛けを施した様子ですね。

大賢者のアルトリウスも彼女を知る関係者でもありました。

そして英雄アレクサンデルもライオネルを負かせただけでなく

帝国初代皇帝の父親でした。

なので息子の愛した異世界食堂のコロッケを食べに訪れたのでした。

アーデルハイトは曾祖母と同じ名前で彼には曾孫なのでした。

エルフ族は長命で見た目が変化しないので気づかないですよね。

でも顔の骨格は全然違うように思うが作画の都合ですよね。

逆にアルトリウスは若い頃の面影は今でも残ってますね。
クロが居たのでアレクサンデルも大人しくなってアレッタを
　口説くこともなくて良かった。

この作品はタイトルどおり異世界食堂に現れた異世界人に

　料理を提供するだけ。

ただし異世界人には様々なドラマがあり、それを短く

　まとめているので分かりやすく楽しめた。

オムニバスな構成なので色んな種族のエピソードが描かれて

　飽きさせない。

入店すれば各自が皆、見事なレポーター役になりますが、

それはお約束としましょう。

若干、世界観の説明が足りず分かり難いところもあったが、

　それらはセリフだけでなく文字でも説明すべきだと思う。

今回の四英雄もテロップでも説明しても良いと思う。

龍の六柱で黒と赤の説明は解かりにくかった。

異世界食堂 テレ東（9/11）#11

第11話　カルパッチョ/カレーパン

ねこやで働きはじめて105日が経過したクロ。

3万5千年前からの知り合い赤の女王からねこやの護衛を頼まれた。

彼女は1日居るわけではないので、居ない間はクロが守って欲しい。

それに彼女は魔の気配を完全に断つことが可能。

大陸間の海峡にはセイレーンが住んでいる。

ある時、イリスがアーリウスにキマイラ殺しの島で巣作りを提案する。

キマイラ殺しは人間だから、もう亡くなっているかもしれない。

先ずは上空から偵察して安全を確かめれば良い。

その島の洞窟で袋を発見する。

金貨銀貨と共に手紙が入っていた。

人間の文字が読めるアーリウス、実はアルフォンスがしたためた書簡だった。

この島には7日に1度、扉が出現するので通過を持って行けば良いと

　この島の漂流者へのアドバイスが記載されていた。

キマイラとも遭遇せずに、無事に暮らせる二人。

ねこやへの扉が出現して中に入る。

異世界食堂に興味津々のイリスはピアノを勝手に触って歌い始める。

セイレーンの歌声は人々を眠りにつかせる。

咄嗟に気づいたクロが歌うのを止める。

クロの念話に興味津々で教えて欲しいと騒ぐ二人。

生の魚が食べたいとイリスが尋ねて、カルパッチョが提供される。

美味しくてお変わりするのだった。

隣にアルフォンスが座る、彼の名を思い出すアーリウスだが

　声をかけることはしなかった。

この島で巣作りをすることに決めたのだった。

アルフォンスを真似て洞窟の壁に日にちを刻むアーリウスだった。

赤の女王も帰って仕事が終わり。

チキンカレーを食べるクロ。

店主が持つ食材に興味を覚える。

カレーパンを大量に貰ったので夕食に食べようと考えていたが多過ぎる。

クロも食べると聞いて揚げ始める。

良い匂いに釣られてアレッタも食卓について食べる。

ラッシーを添えて、食べ始める3人。

クロにはチキンカレーが一番美味しいが、カレーパンも悪くはない。

二人に食べつくされるのは癪だからと二つ目をキープする。
クロの正体を知らないアレッタは帰り道を気をつけてと声をかける。
分かったと声に出して喋るクロ。

---最終回　「とん汁/コロッケ」---

クロは赤の女王から用心棒も頼まれていたのでした。

アバンで何かを感じたようだったが、それが明かされず、少し不満。

些細な事なら後で描くのだろうから、実は大事な事件が進行中？

セイレーンの説明の後にハーピィが登場して何だろうかと思ったら

　ギリシア神話のセイレーンは鳥人間らしい。

それが後世の物語で人魚形体に描かれたりしたので誤解していた。

セイレーンは船乗りを惑わす魔族なので人魚がピッタリだったが、

　本来は鳥人間でハーピィとも異なるらしい。

なのでピアノで歌ってマスターに異変が生じたのでした。

咄嗟に気づいて止めたクロは優秀でした。

そしてカレーライスのアルフォンスがキマイラ殺しとして恐れられていた。

彼の功績は大きかったのか？島にはキマイラも不在な様子。

有名になる程度に戦ったのだから、逃げ去ったキマイラも居たのでしょうね。

そして手紙を残していた。

やはり海軍将軍だっただけに人格者でもあったようです。

彼の遺産でねこやに通えるイリスとアーリウスでした。
セイレーンも魚は血抜きして骨を取るのが少し意外だった。

カレーパンは、マスターがもらった品でした。

今回はクロがグルメレポーターとして説明してくれました。

そして帰り際に念話ではなく口に出してアレッタに話すクロ。

月での生活では孤独ですが、ねこやで人間らしい生活を

　学んで変わっていきそうです。

常連が全員描かれるわけでもないようですね。

赤の女王の最初は見たいけれど残念でした。

異世界食堂 テレ東（9/04）#10

第10話　クレープ　納豆スパ

花の国に突如現れた大きな扉。

女王ティアナが臣下と共に調査に向かう。

種で守護者を呼び、扉を開けさせる。

常連客を眺めると魔術師らしいオーラを持つ人物を発見。

ビクトリアに説明を求めると、妖精に驚かず丁寧な対応をする。

人が調理する異世界食堂、我らに合うメニューを注文しては貰えないだろうか？

花の蜜を好む彼女たちにとって、甘いデザートであることは必須。

サイズ的に食べやすい必要もあり、果物が豊富なこと。

それらの条件を総合すると、クレープのフルーツミックスこそが相応しい。

注文して切り分けてもらう。

魔術の加護で毒に耐性を持つ女王が最初に食べるべきであろう。

生地、果物や生クリームを個別に食して、全てを一緒に食べる品だと気づく。

あまりの美味さに感動する、臣下たちにも勧める。

ビクトリアにお礼として花の種を授ける。

ビクトリアには、その希少性が理解できる。

代金は全て私が払いましょう。

7日に1度出現する扉。

国民全員に味あわせたいので、待ち遠しい。

臣下は既に次のメニューを相談して意見が割れていた。

今日も国民を率いて異世界食堂を訪れる女王。

父親の紹介で美食家クリスティアンを森都に訪ねるファルダニア。

彼は最近、チーズのような発酵食品を研究していた。

エルフ豆で発酵食品を作りたい。

異世界食堂で食べたことのある納豆の再現を目指していたのだった。

ファルダニアと共に異世界食堂で納豆スパの卵抜きを注文する。

クリスティアンは普段通りの美味さに舌鼓をうつ。

しかしファルダニアは考え事をしている様子。

クロに焼きおにぎりの味噌強めを注文して閃いた。

納豆をご飯の上に乗せて欲しいと注文する。

洋食屋なんだがと困り気味な店主だが提供する。

ファルダニアの発案に降参するクリスティアン。

納豆ライスは美味いが敗北の味でもあった。

西の大陸でお米が採れる、そしてエルフ豆の味噌をプレゼント。

ファルダニアは新たな食材、調理を求めて旅立つ。

---次回　「カルパッチョ/カレーパン」---

今回は花の妖精、フェアリーの国に扉が出現。

異世界食堂に困る女王。

どうやら花の蜜が主食らしいので、調理など知らないに等しい。

そこで運良く魔術師で彼女たちを理解できそうなビクトリアを発見。

全てを委ねるのでした。

お礼の花の種の希少性が彼女には理解できるので代金は全て

　払ってくれるのでした。

フェアリーでどの様にストーリーを紡ぐのかと思ったら案外と

　なんとかなったのでした。
フェアリーの中の人はOP曲を歌うWUGらしい。

またもや登場したベジタリアンのエルフ、ファルダニア。

彼女のメニューはとてもクイズ的で興味深く、面白い。

卵抜きの納豆スパですか。

ベジタリアンには発酵食品は向いているかもしれない。

でも未だ研究中で、先駆者は存在しない世界のようですね。

個人的には納豆ご飯は美味いと思わないので、納豆スパの

　卵抜きなども賛同しにくい。

クリスティアンは味噌を作っていたので、是非とも醤油も作って欲しいものですね。

その前に金山寺味噌を発明して欲しい。

異世界食堂 テレ東（8/28）#09

第9話　シーフードフライ/クリームソーダ

酒職人のギレムに誘われて酒と肴を食べに山中を歩くガルド。

山中を歩くことが不思議だが、到着したのは掘っ立て小屋。

ギレムが作った粗末な小屋の扉が異世界食堂への扉だった。

そこでビールとシーフードフライを注文する。

タラ、ホタテ、イカリングの3種盛りだった。

よく冷えたビールに感動して大ジョッキを再注文。

アレッタがビールを注ぐ、クロにも教える注ぎ方、3対7で3度注ぎ。

ガルドはガラス職人で、ビールジョッキの透明で均一な作りに感心する。

シーフード・フライが到着、塩漬けとは異なる魚に感心する。

そして食べ終わった時にタルタルソースを知らされる。

シーフードフライを3皿追加。

ウイスキーボトルとロックグラスが届く。

清酒やワインも飲んだがウインスキーが最も好み。

十分飲んで目覚めると小屋に帰っていた。

先ずは粗末な小屋を作り直そう。

ガルドが石造りで宿泊も可能な豪華な休憩所が出来上がった。

その奥には厳重な鉄の扉があった、その奥には製作者だけが知る秘密があった。

西の大陸南部の砂の国。

魔法が発達した暑い国なので、アイスコーヒーが普及していた。

砂の国の王子シャリーフは異世界食堂で恋をした。

東の大陸の帝国の姫アーデルハイド。

彼女に求婚するため帝国との交易を求めた。

先ずは国どうしが親しくなる必要がある。

彼女の病も知っており、完治を待っていた。

着々と進む両国の交易、帝国との国力差は大きい。

しかし異母妹のラナーには、兄がまどろっこしかった。

彼女の母は優秀な魔術師で宮廷魔術師に迎えられた実力者。

ねこやを訪れると、クリームソーダがお気に入りのラナー。

炭酸が苦手な兄はコーヒーフロートを注文する。

メロンソーダのクリームソーダを食べ終わるともう一つ注文するラナー。

アーデルハイドが訪れると帝国の話を聞きたいと

　兄のためにも同席を勧めるのだった。

---次回　「クレープ/納豆スパ」---

シーフードフライは酒の肴でした。

料理も美味いが酒が美味いと居酒屋を求めたドアーフたちでした。

確かに揚げ物はビールに合うのですよね。

そして揚げ物には万能なタルタルソース。
　

砂の国は暑いので冷たい飲み物が貴重。

コーヒーフロートとクリームソーダが好みの王子と王女でした。

王子は帝国の姫アーデルハイトに一目惚れ。

砂の国に嫁いで欲しいと求婚するのはハードル高いかも。

なにせ経験がないですからね。

異世界食堂 テレ東（8/21）#08

第8話　ハンバーグ/クッキーアソート

父親から貰ったボートで出漁したロウケイだったが
　嵐に遭遇して海に投げ出された。
人魚のアルテに助けられた。
お礼をしたいと告げると銀貨10枚欲しいと言うので手渡した。
使いみちを尋ねると3日後に一緒に行こうと誘われる。
南の海の人魚は人と交流があるが貨幣はあまり利用しない。
金貨1枚　=　銀貨100枚　=　銅貨1000枚の貨幣価値。

待ち合わせた無人島でアルテは青の神に祈りを捧げて龍の足を得る。
向かった先はねこやの扉だった。
そこで彼女はデミグラスハンバーグとライスを2つ注文する。
あまりに美味しくてお替わりを注文するが銀貨1枚しか持ってきていないアルテ。
今日は僕が奢るよ。
また一緒に行こう。

ねこやの上は洋菓子店フライングパピー。
そこの試食用のクッキー詰め合わせが控室に置いてあり
　自由に食べていい。
アレッタは気に入って少しずつ大事に食べていた。
ある日の午後に向かった仕事先はサラの家だった。
そこでの掃除と管理を任される、部屋に住み込んでも良い。
銅貨8枚の仕事だった。

マスターが就職祝いにクッキーの詰め合わせをプレゼントしてくれる。
サラを尋ねる妹のシア。
ゴールド商会の人間は冒険者になりたいウイリアム病に冒されるものが出現する。
姉は不在でアレッタがハーブティーとクッキーを提供する。
其のクッキーの美味しさに魅了されたシア。
1ヶ月分の小遣いの金貨1枚を渡して購入を依頼する。
小さい箱が銀貨1枚、大きい箱が銀貨2枚でした。
アレッタとサラも誘って一緒に食べるシア。

---次回　「シーフードフライ/クリームソーダ」---


人魚はデミグラスハンバーグがお好みでした。
今回は金貨、銀貨、銅貨の換算が紹介されました。
デミグラスハンバーグ2人分が銀貨1枚のようですから、
　銀貨1枚は1,600円程度なのでしょう。
そうすると金貨1枚は16万円程度になります。
シアは富豪の家系ですね。
そして銅貨8枚のアレッタの仕事は1,280円になります。
これは住み込みでも安いようにも思えるが物価が安いのでしょうね。
ねこやでは銀貨10枚ですから日当は1万6千円程度です。
そう考えるとアレッタは毎月6万4千円と3万8千円で合計10万円強の
　生活になります。
但し家賃が必要ないので結構いい暮らしかもしれない。
クッキーアソートは1,600円と3,200円程度でした。

クロは脳内に直接会話しているようですね。
さすがドラゴンです。

異世界食堂 テレ東（8/14）#07

第7話　カレーライス/チキンカレー

公国の軍船が商船を護衛していた。
ある日、クラーケンに襲われ商船はなんとか逃げ延びたが、
　軍船は大破、アルフォフォンス・フリューゲルは絶海の孤島に漂着した。
そこは無人島で、ただ一人、獣たちと覇を競い合う弱肉強食の世界だった。
20年も暮らしていたが、ある日故障した軍船が修理のために立ち寄った。
そこでアルフォンスは救出されて公国に戻ることとなった。
しかし彼は憂いていた。
なぜなら、ねこやの扉が出現する島だったのだ。
20年訪れたねこやの扉が公国にもあるのだろうか。
そう言えば常連に公国の騎士が居た、探してみよう。
3ヶ月後、遂に扉を発見する。
彼は先代からの常連で20年間通っていた。
思い起こせば早く提供できるからカレーライスを食したのだった。
その味に惚れ込み20年間食べ続けてきた。
毎週通ったらしく1000回は食べているが飽きることもない。
ロースカツの大賢者にからかわれてもカレーが好き。
逆にカツカレーにすると上手いと勧めるのだった。

今日はポーク以外のカレーと言うことでチキンカレーを考えてきた。
ようやく納得できる味になったので試食してもらえませんか？
是非頂こう。
チキンカレーは辛口でライスと共に食べると美味い。
思わず掻き込んで平らげてお替わり。

赤、青、緑、金、白、黒の六柱のドラゴンが暮らしていた。
全てを飲み込んで滅ぼす万色の混沌に戦いを挑み1000年かけて
　滅ぼすことに成功した。
その後に生まれた生命は弱く、黒のドラゴンが居るだけで亡くなってしまう。
これでは自分が万色の混沌になったかのような錯覚に陥った。
死を司る黒のドラゴンは縄張りを星の外部の衛星に決める。
そこは生物の居ない星。
ねこやの扉が出現する、気まぐれにも入ってみようと変身する。

私もそれと全裸の少女が来店する。
アレッタの衣装を真似て衣装を装備する。
チキンカレーを食べるクロに赤の女王の同類かと思う大賢者。
アルフォンスとクロはチキンカレーをお替わりし続ける。
彼女の代金は私につけてくれ。
アルフォンスは金貨の詰まった袋を預けていた。
遂に限界で先に帰るアルフォンス。
食べ続けるクロ、遂に閉店間際の時間で赤の女王を訪れた。
お互いに顔見知りの二人。
この店の一番の料理は何だ？
チキンカレー。
お前はお金を持っているのか？
ここは私の縄張りだ、変なことは許さない。
店主、彼女をここで働かせてやってくれ。
代金はあまりのチキンカレーで良いから。
アレッタは自分がクビになると心配するのだった。

---次回　「ハンバーグ/クッキーアソート」---

カレー大好きアルフォンスは公国の海軍将軍で漂着した島から
　ねこやを訪れていたのでした。
ある日、孤島から救出されたが心配事はねこやへの扉。
無事に発見してカレーを食べられて満足。
ある日、新メニューのチキンカレーの試食を頼まれる。
そこに現れたのは黒のドラゴン、クロでした。
あの壊れた星が月でした。
エルフを見たことがあるので、エルフの格好に変身したが
　服の概念がなかったのでサービスとなりました。
実は赤の女王とは同じドラゴンで顔見知り。
最初にビーフシチューを食べていれば、赤と黒の喧嘩に
なっていたのかもしれない。
衣装のメイド服もアレッタの服装を真似たからだったのでした。
でも白は嫌いなのか黒く変えたメイド服ですね。
お金を持たないので働くことになったクロ。

ちなみに関西で肉と言えば牛、カレーも牛肉がメインです。
豚肉はトンカツや生姜焼きで見る程度。
あくまでも牛肉の代用品扱いですね。
なのでビーフカレーとは言わない。
チキンカレーってサフランライスやバターライスの店もある。

異世界食堂 テレ東（8/07）#06

第6話　サンドイッチ　/　じゃがバター

アレッタはまず体を洗うことから一日が始まる。
そしてメイド服に着替えて、まかないの朝食を食べる。
お店の掃除やマスターのお手伝いをする。
3階の食料の保管庫から食材を運ぶときもある。
じゃがいもだけはあの世界と同じ。
アレッタはダンシャクの実と呼んで良い思い出がない。
それなら調理法を後で教えよう。
洗っていると、お客さんが来店する。

常連が集まり、メンチカツ、エビフライ、ロースカツにビールと次々に注文が入る。
アレッタは未だ定職に就けてはいないが、なんとか生活できている。
常連は自分が頼む料理が最高だと言って譲らない。
今日はサンドイッチにすると旨い料理。
メンチカツとエビフライが言い争いを始める。
ロースカツと照り焼きチキンがその場を収める、
　言い争いが行き過ぎると食事が不味くなる。
でもロースカツサンドが一番だと言うと照り焼きチキンが一番だと
　言い争いが再燃する。
フルールサンドこそ美味と言うと、生クリームよりカスタードと
　言うヴィクトリア。
ナポリタンをコッペパンに挟んだナポリタンドッグこそ美味と言う常連。
参加しないのはカツ丼のライオネルとオムライスの勇者だけ。

ファルダニアはライスのテイクアウトを注文する。
焼きおにぎりなら可能だと具を考える。
ネギ味噌に塩昆布に・・・。
遂にはメンチカツサンド、エビカツサンド、ロースカツサンド、照り焼きチキンサンドを
　相手に食べさせると注文し始める。
フルーツサンドも生クリームとカスタードで勝負。

最後に赤の女王がビーフシチューの寸胴を持ち帰って閉店。
お腹が空いたので夕食のまかないを作る。
あの世界では蒸し料理が存在しない。
マスターは祖父とは別の師匠にチャーハンと天津を教わった。
ジャガイモを蒸してバターを乗せただけのじゃがバター。
アレッタにとってダンシャクの実は命を繋ぐだけの食料だった。
それだけに生で齧る味気ない辛いものだったが、調理された
　じゃがバターは目を瞠るほどに美味しかった。
ダンシャクの実が、じゃがいもとなった日だった。

---次回　「カレーライス/チキンカレー」---

今回は常連の言い争いのテーマが代わってサンドイッチにしても
　美味しい料理は何？
4人が4人共にメンチカツ、エビフライ、ロースカツ、照り焼きチキンを譲らない。
エビカツバーガー、テリヤキチキンバーガーは美味しい。
見事なまでに4人の料理はサンドイッチにもなるのが面白い。
カツ丼とオムライスは無理でしたが。

エルフがライスのテイクアウト、焼きおにぎりに梅干しは焼くと合わないのかな。
普通のおにぎりでも良かったのにね。
しかしメニューがファミレス？居酒屋？な感じになってきた。
裏メニューなら作れれば何でもありになってきている。
ジャガイモを生で千切りにしてサラダにするのは有りだけど
　齧るのは不味そう・・・芽が無いかも気になる。
でもポテチが最高の料理かもしれない。
今年はジャガイモが不作で頼みの綱の米国も不作で
　ポテチのジャンボサイズが製造中止ですね。

次回がカレーの常連ですね、1話でこっそりとロースカツを奪って
　カツカレーにして食べていた彼が登場かな。
そしてもう一人のウェイトレスが登場するようですね。

異世界食堂 テレ東（7/31）#05

第5話　カツ丼/プリンアラモード

大陸で暴れまわっていたライオネル。
ハーフエルフのアレクサンデルに捕獲の命が降った。
彼の一刺しで動けないライオネル。
魔王がライオネルを拳闘奴隷として購入した。
闘技場で勝てば金貨100枚、金貨1万枚で釈放。
牢獄に突然現れたねこやへの扉。
応対したのは先代の店主、闘技場に向かう途中の出来事。
勝つための食事、カツ丼を調理する。
その甘さに5杯をお代りして出撃、見事の魔物を倒す。
それから20年間も闘技場の王者に君臨している。
金貨1万枚も無事に支払って釈放されているが食べるのは、いつもカツ丼。

東大陸で歴史ある大国の一つ、公国の姫ヴィクトリア。
彼女の両親は人間だが、彼女はハーフエルフとして生まれた。
なので魔力を持ち、寿命も数百才。
100歳までは10代の容姿を保つハーフエルで彼女は30歳を越えた実年齢。
ハーフエルフは寿命故に職業が限られてしまう。
神に仕えたり、魔術師、孤高の冒険者、小さなハーフエルフの村で暮らしたり。
その中でヴィクトリアは生涯独身を貫く覚悟で魔術師の道を選んだ。
魔力の才に秀でていた彼女は1年で国のトップレベルを凌いでしまった。

王国の大賢者アルトリウスに弟子入りした。
それでも8年で学び終えて、公国にもどり表舞台から去って
　一人魔術の研究を続けていた。
アルトリウスに誘われてねこやを訪れ、スイーツのメニューを書いたのだった。
食事のメニューは師匠が書いたので字体が異なる。
そんな彼女の研究室にも扉が出現する。
プリンアラモードを注文して、プリンを持ち帰るのが習わしだった。
持ち帰ったプリンを長期保管する研究も楽しみだった。

---次回　「サンドウイッチ/じゃがバター」---

常連編とでも呼べば良いのか、今回はカツ丼とロースカツを
　注文するお客さんの紹介とヴィクトリア姫。
これで残るはカレーと照り焼きチキンですね。
ライオネルは暴れて捕まったがカツ丼を味わってからは
　カツ丼のために頑張った。
イイ話なんだか良く分からない、暴れずに別の道が見つかっていれば
　良かった気もするだけに。
ハーフエルフのアレクサンデルが美味しい役でシモネタもあり。
そういう意味ではハーフエルフがABの両パートで出演するエピソードなのかもしれない。

ロースカツ爺さんは王国の大賢者でした。
邪神退治もした一人で実力者でもあったが、彼を凌ぐ魔術師が
　ハーフエルフのヴィクトリア。
中の人はエリザベスも演じていたので、英国女王名に縁がある？
彼女は王族で人間の両親から生まれた突然変異の様な存在。
なのでベジタリアンでもなく人間の料理を食べて暮らしてきた。
それでも毎日が研究なので少食で大好きなスイーツにも
　研究課題を見出していたのでした。

寿命が数百才だと晩年は孤独になりそうで、王族として孫やひ孫に
　接していられる環境は幸せかも。
ヴィクトリアの勉強過程での成長演出？光の演出は変身でもするのかと思った。
アレッタが東大陸語を読めないのでメニューを覚えているって？？？
早く東大陸語をマスターすべきだけど、覚えてしまっているから必要ないのかも。

異世界食堂 テレ東（7/24）#04

第4話　オムライス/トーフステーキ

沼地に住むリザードマンは狩猟民族。
青尻尾族の勇者ガガンポは、ねこやに行く日は
　体を隅々まで洗う。
30年前に突然に扉が出現、勇者ゲルパが扉を通って
　料理を持ち帰った。
今では祭壇が作られた扉。
今日は勇者の役目を果たす日だった。
ガガンポが注文するのはオムライスと持ち帰り用のオムレツ3つ。
先ずはオムライスを食する、食べ終わる前にお替わりを注文する。
満足してパーティオムレツを3種類、持ち帰る。
村人たちはオムレツを分けて食べる。
次の祭りでも勇者になってオムライスを食べると誓うガガンポだった。

エルフのファルダニアはママの命日に森にキノコを取りに行く。
負傷した子鹿を治癒させる。
移送系の魔法を感じる、村人のオドではない。
それはねこやの扉だった。
その中では人間の料理を食していた。
野蛮でパンもスープも食べられない。
彼女たちは肉も魚も乳も卵も食さない。
隠し味や調味料での使用も許さない。
そんな料理を提供できなければ帰る。
味噌汁も鰹出汁なのでスープは難しいが大丈夫。
トーフステーキにおろしポン酢が掛けられて、ライスがサーブされる。
これは母が人間から学んできた干すことで味わいを強調する調理が
　応用されている。
美味しくて完食する。
人間でもこんな料理が調理できることが悔しかった。
いつかねこやに勝つと旅に出るファルダニアだった。

---次回　「カツ丼/プリンアラモード」---

オムライスを食べる常連のリザードマンは勇者だから
　ねこやで食べられる栄誉を得ていたのでした。
それにしても、オムライスを選んだのは何故だか気になった。
大半をナレーションで説明するのは良かった。
注文も魔法の呪文みたいな認識でしたね。

エルフのベジタリアン料理は気になった。
仕事でインド人のベジタリアンを夕食に連れて行く際は
　いつも困ってしまう。
種類の多い居酒屋に入っても豆腐しか見当たらない。
蕎麦屋は基本、鰹だしなので全滅。
昆布だしのうどん屋があれば大丈夫そうだが、蒲鉾が駄目。
そして肉や魚が一緒に調理されていると駄目なので
　うどんも蒲鉾を調理時に除外してもらわないと駄目。
パンは乳製品を使っている。

それで気になっていたが、豆腐ステーキですか・・・。
海外の航空会社の機内食ではベジタリアン用が準備されているが、
　日本の料理店では未だベジタリアン食は準備されていないのですよね。
ちなみに教会でお祈りした特別なチキンだけがタンドリーチキンとして
　食されているが、日本では通常手に入らない。
おろしポン酢は最強ですよね、フライ、天ぷらにも合うし
　水炊きにも合う。
ある種万能のソースでツケダレ。

異世界食堂 テレ東（7/17）#03

第3話　ミートソース/チョコレートパフェ

アルフェイド商会は異世界で貴族に麺料理を知らしめ定着させた。
麺料理に合うソースを次々に紹介して料理発明の天才と言われてきた。
その店のトマスが孫のシリウスを連れて、ねこやの扉を開く。
初めて訪れる異国の店に感心するシリウス。
先ずは珈琲を頼む。
トマスは月に1回異国の様々な食材を調達して届けていた。
日本人の舌に合わせた料理なので、異国人の舌に合わせて
　微調整する必要があるから。
代金は月の売上で支払う。
料理発明の天才と言われたトマスはねこやのメニューを
　異国でも食べたいと再現したのだった。
いつものように1品奢ります。
いつも食べるのはミートソース大盛り。
トマスには鋭敏な舌があり食材を想像できた。
未だねこやのミートソースの味には追いついていなかった。
粉チーズとタバスコも販売したい。
7日に1度扉が出現する、月に1回はトマスが仕事で通うが、
　それ以外はシリウスが利用して良い。
商会をシリウスに託すトマスだった。

アーデルハイドは帝都の両親の元を離れて祖父の屋敷で暮らしていた。
他に子供はおらず、メイドたちが相手をするが寂しそう。
皇后さまはご懐妊中で訪れない。
ある日、祖父ヴィルヘルムに連れられて扉を潜った。

祖父が亡くなり貧民殺しの病にかかってしまったアーデルハイド。
療養すれば治るが、今は隔離中。
その寝室に扉が出現する。
かつて祖父と訪れたねこやの記憶が蘇る。
ヴィルヘルムはコロッケを注文していたことを覚えている店主。
その当時は先代が店を仕切っていて、現在の店主、息子は
　喫茶店で覚えたチョコレートパフェを提供した。
今回も再びチョコレートパフェを注文する。
7日に1度扉が出現する、次回は代金を請求します。
ヴィルヘルムは50年で小国を大国に成長させた初代帝国皇帝。
戻ったアーデルハイドは元気になって楽しそうだった。

---次回　「オムライス/豆腐ステーキ」---

今回は祖父と孫のエピソード。
そして店主も父から店を引き継いでいた。

ねこやの味を異世界で再現したら有名になったトマス。
彼はパスタを作り、ソースも販売して大成功した。
孫のシリウスに全てを明かして商会を託す。
皇帝の孫娘のアーデルハイドも一度祖父に連れられて訪れた。
その時の記憶とともに再びチョコレートパフェを食べる。
それを食べただけで元気になって前向きになったのでした。

7日に1度出現する店だと同じものを頼んでしまいますよね。
異世界の食材に売上を全て渡すのは釣り合わない気がする。
金貨と銀貨なら鋳潰せば地金の価値で利益を得られるのに。