少女終末旅行 BS11(11/03)#05

第5話　住居　昼寝　雨音

電気や水道が利用可能な廃墟に到着。

団地らしいが人は一人も居ない。

家はなんのためにあるの？

ケッテンクラートは家じゃない。

扉の付いた部屋を発見、中にはソファが残っていた。

ここに住んでみる？

二段ベッドが欲しい、本棚が欲しい、食料棚が欲しい。

暖房とお風呂も欲しい。

ここの屋根のある生活は良いが、食料が尽きてしまう。

補給して、移動の繰り返し。

ケッテンクラートに屋根でも付ける？

居眠り運転のチト、昨夜は盛り上がった。

石積み勝負でレーションを賭けるまでになった。

眠いので昼寝、チトは昨夜の石積みが夢に現れる。

なぜだかユーリが巨大化して不安定な石積みの上のチト。

落とされて海へ、魚に乗っていると魚と化した巨大ユーリに食べられる。

目覚めると眠るユーリに石をくわえさせる。

急な激しい雨で緊急避難。

暇なユーリは棒で殴ると良い音がすることを発見。

周囲に響くは中空構造だから。

雨漏りの下にヘルメットを置くと音がする。

チトのヘルメットを置くと別の音。

空き缶を並べると色んな音がする。

これは音楽かもしれない。

少しやりすぎたかも。

SP EDにそのまま移行する。

普段は音のない静かな世界だった。

---次回　「」---

今回は住居について考えて、雨音に癒やされる。

二人にとってケッテンクラートは住居なのか？

移動手段だが、眠るときにも利用している。

でも家の定義は屋根があることのようでした。

いい感じのソファを見つけて寛ぐが、食料は減っていく。

なので旅を続ける二人でした。

夢はチトには悪夢だったかな。

ユーリは食欲魔神で巨大化してしまう。

大きさは食欲の現れだろうか？
　

最後は雨について考えるユーリ。

今回は音が発生する道具として利用。

色んな音が定期的に発生すると音楽になるのかもしれない。

でも音楽さえもない世界、完全に文化が途切れてますね。

雨音を聞きながらEDへのスムーズな移行。

雨音はショパンの調べ、というタイトルを思い出した。

少女終末旅行 BS11(10/27)#04

第4話　写真　寺院

カナザワから貰ったカメラをいじっている二人。

説明はなくてプレゼントされただけに、詳細は不明。

撮りながら試して覚えるしかない。

チンアナゴのような石像が至る所に建っている。

面白いのでユーリが撮影する、チトも撮ろうとして石像に当たって折る。

よそ見運転は危険だった。

ユーリにはカメラは任せられないと取り上げるチト。

どうやら52万枚が撮影できそうでレーションの残りは30日分、

　それ以上は撮影できそうだ。

撮影する時はチーズと言うらしい。

レーションはチーズ味、でもチーズって何？

セルフタイマーを発見したチト、チーズと言ってみるがズの時にシャッターが降りる。

夜景で一番明るい場所に到着。

でも中は暗い、あの石像がたくさん並んでいる。

ここは寺院かも？

神様を祀っているところだ。

神って美味しいの？

壁に古代文字が記述されている、極楽浄土のためにと記載されていた。

途中で明かりが消える。

チトと離れていたユーリはチトからの返事がなくて不安になる。

チトが居ないと何も出来ない？

チトにぶつかり、安心する、ユーリの焦った状況を見たかった意地悪なチト。

急に明るくなって、神様の石像が出現する。

床が光を反射して明るい、蓮の池が人工的に模されていた。

きっとあの世は暗くて寒いところと考えられていて、極楽浄土は

　明るくて暖かいと安心したかったのだろうな。

そんな石像を倒したチト、神なんて気のせいなんだよ。

神の座でレーションを食べる二人。

ユーリはチトに会った時に安心できて嬉しかった。

だから私にはチトが神だ。

神様なら食べ物を貢ぐのだぞ、貢げ。

私こそ神だとユーリ。

---次回　「」---

Aパートはカナザワに貰ったカメラで撮影する。

使い方を試しながら学習する二人。

そしてカメラにまつわるチーズに引っ掛けてレーションもチーズ味。

でも二人はチーズを知らない。

チトはセルタイマー撮影でチーズと言うが残念にもズの時に

　シャッターが降りてチーズの意味が分からなかった。

チーの発音が笑顔に近いから使う言葉なのですよね。
　

ユーリが気づいた不思議な石像、たくさん撮影していたが

　寺院にはも石像がたくさん建っていた。

宗教的な意味合いのあった石像でした。

宗教も神も知らない、残っていない世界。

カメラの日付が3230年、今から1200年後の世界？

そんなヒントも与えられていましたね。

寺院では400年前に3人の神がと記述されてましたが、

世界が荒廃する前に神と崇める誰かが出現したようですね。

極楽浄土のチトの考察が正しいのが凄い。

そういう意味ではチトは知識から推理して説明する。

でもユーリは食事しか考えていない。

そんなバランスの会話劇でありながら、この世界、街が

　主役ですね。

　
当面の目標に到着したので、次は何処に向かうのでしょうね。

少女終末旅行 BS11(10/20)#03

第3話　遭遇　都市　街灯

食料を探す旅の行き着く先は何処だろうかと考えるチト。

おかしくなったと頭を殴るユーリ。

上層に行くために塔を目指す二人しかし亀裂を越える橋が見当たらない。

火の着いた煙草の吸殻を発見する、誰かが居る？

突然爆発が生じる、砂煙の中を男が接近してくる。

カナザワと名乗った男は地図を作っていた。

ビルを倒壊させて橋を作ったカナザワは頼みがある。

地図を作るためにバイクに乗っていたが壊れてしまった。

この階層は大方走り尽くした。

地図を作ることが生きがい。

登りやすい様に爆破したつもりだが瓦礫上を走るのは大変。

3人で協力してようやく橋を渡れた。

カナザワの頼みは塔まで乗せていって欲しい。

了承して3人で旅をする。

地図のお陰で給油所も迷わず到着、補給する。

塔に到着、太古の人類が作り上げた階層都市に現人類が

　住み着いただけだと思う。

塔内部には上昇装置が組み込まれているはずだが利用できなかった。

現人類は外部にエレベーターを設置した。

それに乗る3人、チトは高所恐怖症。

金網くらい付けろよ。

資源の無駄だと思われたのだろうね。

突然ゴンドラが傾く、レールに異物が挟まった？

カナザワのバッグが落下、地図が舞い落ちる。

俺も落ちるよ。

生きがいを失って腑抜け状態のカナザワ。

フルーツ味のレーションをプレゼントするユーリ。

都市に街灯が点灯する。

生きてりゃ良いことあるよ、街がこんなに綺麗だから。

レーションのお礼にカメラをプレゼントされる。

取り敢えず北に向かうカナザワ。

チトは一段明るかった場所を目指す。

---次回　「」---

初めての他人、生存する人類が存在したのでした。

こんな状況だと食料を奪うために襲ってくることもありうる。

警戒心を解かない2人はサバイバルしてますね。

地図作りを生き甲斐とする無害な人物で助かった。

そしてアバンのチトの発言に対する答えとなる発言。

人は生き甲斐のために生きる。

カナザワは地図を作りながら都市を観察。

現人類は太古の人類が作った階層都市に住み着いただけ。

上層は都市機能が働いている可能性がある。

結構、重要な考察でした。

ただ気になったのは、上昇リフトで辿り着いた先が異様に高かったこと。

リフトが到達するのは上層の地上のはず。

なのに街の街灯が見える場所に到着したのは不思議。

多少は遺物や水などが開花に落下しないように高い場所であるのは論理的。

でも必要以上に高い場所に見えた。

最初は登ってきた階下の街の明かりかとも思えた。
ケッテンクラートが瓦礫に登ったりリフトに乗るシーンは

　複雑な動きをさせるためかチトも3DCGで描かれてましたね。

でも単純キャラなので違和感を感じない。

二人だけの物語だとキルミーベイビーを思い出す。

絵柄と廃墟的な背景の不一致が味となっている。

ゆるキャラと残酷な現実という点ではメイドインアビスを連想させる。
今更ながらシリーズ構成の方は今まで名前をひらがな表記だったが

　今回は漢字表記ですね。

少女終末旅行 BS11(10/13)#02

第2話　風呂　日記　洗濯

吹雪の中を移動する二人。

一面真っ白、世界は死滅していて、私たちも死んでいるかも。

寒いと感じるので、死んではいなさそう。

夜になり、一段と冷え込んで防寒場所を探さないと眠れない。

焦り始めたチトの目の前に巨大施設が現れる。

第七十二地上発電所の文字が見えるが読めない2人。

巨大施設内を探索すると雪が積もらず凍っていないパイプを発見する。

ユーリが撃ち抜くとお湯が溢れ出した。

適当な大きさの廃材でお湯を貯めて即席のお風呂を作る。

お爺さんの所を出てから4回目のお風呂。

火を起こして、出入り口は雪で塞いだので暖かい。

チトは日記を書き続けている。

ユーリは読み書きが苦手なので肉体を使う役割。

お爺さんのところでもチトはよく本を読んでいた。

持ってきた本は4冊。

火が弱まったので廃材を焚べろ。

思わず本を火に焚べるユーリ。

慌てて取り出すが半分ほど燃えてしまった。

怒ってユーリを殴るチト、そのまま眠ってしまう。

日記を取り出して何やら書いている。

翌朝は晴天、チトは未だ怒っていた。

日記に寝顔と文字が書いていたユーリ。

文字間違ってるぞ、ごめんねが、ごぬんね。

水の確保は重要な問題。

晴天が続いたので、そろそろだろう。

雪解け水の到着を待つ、都市機能が今でも活動しているので

　排水設備も機能している、貯水して排水するらしい。

雪解け水を集める二人。

空も青くて良い天気だから、洗濯しよう。

洗濯も久しぶり、結構汚れている。

ユーリが突然走り出す、魚を発見。

人以外の生物も生きているのか？

死んでいるが分解は始まっていないので食べられそう。

焼けばなんとかなりそう、ユーリは美味い。

初めて食べる味だが悪くないとチト。

二人で全てを平らげる。

暫く眠って、軍服が乾いたので出発。

魚の骨を流す。

---次回　「」---

日本語の漢字が読めない二人。

視聴者には分かるので上手い設定だと思う。

二人の文字はひらがなやカタカナに似ている気がする。

文字が異なる世界からやって来たのか、文化が滅んで

　文字も失われたのか？

世界観が少しだけ推測できる。
発電所のお湯はタービンを蒸気で回していたのか

　それとも冷却水だろうか？

配管を追いかけて出口を探せば良いのにと思った。

洗濯していると流れ着いたのか魚を発見。

上から流れてきたのかとも考えてましたが、

　都市は高層建築で上部に貯水槽がありましたね。

あれは浄水場なのかもしれない。

かつての都市が遺跡化して機能も一部失われているのか

　利用はされていない世界。

完全に人類が絶滅したに近い未来ですね。

本が残されていないようで、文化は途絶えて継承されていないようです。

EDの映像は原作者が描いたのでした。

お風呂でくつろぐ二人の作画は、ひだまりを思い出した。

少女終末旅行 BS11(10/06)#01新

第1話　星空　戦争

暗い建物内をキャタピラーのバイク、ケッテンクラートで

　移動するチトとユーリ。

ユーリが建物の中に入ろうと提案したのだったが、何もない。

ユーリが眠っていたので、チトも荷物をおろして後部座席で眠る。

戦争中にケッテンクラートの鍵を渡され二人で出発した夢を見る。

寒くて目覚めると右手をユーリがしゃぶっていた。

唾液で濡れた手に風を感じた。

風が吹いているということは出口が存在する。

ユーリの指示で無事に出口に到着。

外はすでに夜、満天の星空で鉄橋に辿りつていた。

空腹なので外に出られた記念で、最後のスープ缶で食事する。

空き缶で射撃練習するユーリ。

武器は豊富なので、何発撃っても怒らないチト。

チト自身は武器を携帯したくないし練習もしない。

瓦礫を探索、食料を見つけたいが武器ばかり放置されている。

戦車を発見。

昔も食糧不足だったのに、どうして武器ばかり作ったのだろうね。

飛行機を発見する。

戦争は利害が一致しなかったら発生する。

例えば3人で2つのレーションを取り合う時に戦いが生じる。

爆薬を見つけて運ぶチト、障害物を取り除くのに便利。

見知らぬ箱を発見、中にはレーションが入っていた。

空腹なのでレーションを食べる、チョコ味。

でもチョコが何なのかも知らない二人。

5個入りで最後の1個をユーリが奪って食べる。

悔しくてユーリを殴るチト、これが戦争の始まり。

雪を食べると結構、美味しい。

雪まで食べることになる戦争は嫌だね。

---次回　「」---

戦争が終わって文明が滅んだ世界で旅を続ける2人の少女、チト、ユーリ。

そんな二人の旅を描く？

二人だけでストーリーは続くのか不安になる。

キャタピラーで駆動するバイク、ケッテンクラート。

その鍵を渡されて戦場から離れた二人。

恐らくは不利な戦況なので逃してくれたのでしょうね。

この作品も綺麗な背景にユルいキャラ、厳しい状況と

　前記のメイドインアビスに似たギャップのある作品に思える。

設定考証に、ガルパンで有名になったあの人が参加しているので
　ドイツ軍大好きミリオタには堪らない作品なのだろうか。